第3話 昼食後に ゆっくり 作戦会議・

 短ZAC爺さんの独り語り、いやカマキリオネエこと善治爺さんと机でうたた寝?してるヒメにゃんが聞き上手なので、ほぼ午前中を費やして全時空と全世界を渡り歩いていた。オバサン三人組は、ちょこちょこ交代でお茶とか駄菓子を差し入れつつ様子を伺っていたのである。そのうち時間を見計らって親分肌のスミおばさんが、お昼はどうするね?などと問いかけ、ZAC爺さんはいつもの幕の内とインスタント味噌汁、善治爺さんは総菜パンに野菜ジュースとなった。食後には昨日の暴飲暴食の影響を和らげるために、ちと苦い胃薬を飲むように二人に置いて行ってくれた。


 爺さん二人は、午前中朝飯ぬきでブツブツと意味もなく語り合っていたので、すっかり腹が減っていたの思い出し、運んでもらったそれぞれの昼食を美味しく食することが出来た。ヒメにゃんくんはといえば、部屋の片隅で鰹節入りのネコまんまをペロリとたいらげ、爺さんたちの残り具合を横からジット見つめていたみたい。


 暖かい部屋で満腹になったせいか、またもや睡魔が襲ってきつつあったので、一時間ほど昼寝してから正式に顔合わせと、これからの活動予定を打合せしましょうと、三人組に伝え、こころよく了承してもらった。


 即、爆睡にて、ZAC爺さん独り夢の中へと・・・

 

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