第一章 第四話
第四話 自己紹介
「あら、貴方声は聞こえるけど見えてはいないのね。」
「え?」
『先生。でも声は聞こえているんですから、そのうち私達の事見えるようになるんじゃないですか?』幽霊C
「まあ、そうね。霊璽さんね。色々と面倒そうだけど、面白そうではあるわね。とりあえず、貴方がいいなら入部していいわ。その前にこの部活の子の自己紹介ね。」
新田先生がそう言うと、何やらざわざわしだした。
すると、
『どうする?』『やりたい人からにする?』
『じゃんけんで決めようぜ』『え〜じゃんけん?』
などの声が聞こてきた。
どうやら自己紹介の順番を決めているようだ。
『じゃあ、私から。』
と、後ろから透き通った声がした。
『私は、部長の織田 美希。高校3年生。3のA。え〜と、中学校の頃に横断歩道をわたってたときななくなっちゃったんだよね。よろしく。』
『次は俺か。えっと、俺は副部長の雷鬼 悠馬だ。高3。3のC。車で学校に通ってたときに事故で車が衝突して亡くなった。』
『私は』
『僕は』
など、次々と幽霊の部員は名前・学年・クラス・亡くなったわけ・を自己紹介していった。私には見えないから、わからないが、幽霊の部長さんによると、どうやら次が最後のようだ。
『ゎたしは琴、、霊璽、、和泉 琴です。本来は高校2年生。しいて言うならここ、幽霊部。2の0の生徒です。』
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