第7話 4人の若き戦士達

その頃―――。


「良くぞ集まってくれた……若き戦士達よ―――」

「―――ハッ!!!!」


4人の若い戦士は、方膝を床に着き、こうべを垂れた。


「イヴ王女様が誘拐されたと伺いましたが……」

「その通りじゃ。ワシの愛娘・イヴが、アダム王子の部下達に誘拐された―――」


「えっ?アダム王子が……?」

「一体何故ですか……?」


「その事情はワシにも分からぬ……だが、アダム王子は娘と結婚して、この国を乗っ取るつもりなのじゃ!! きっとそうに違いない!!」

「(ええっ………!?)」

「(そ…そんな―――)」


「結婚式は、明日の午後に執り行われるらしい……それまでに何とか娘を、無事に取り戻して欲しいのじゃ―――」

「「「「……承知しました!!」」」」

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