史実上どこまでが事実として語られてちるのかは分かりませんが、歴史が都市伝説のように語られているのが興味深いアプローチだと思いました。
しかし、上野(現東京)、京都、名古屋とは、昔はこれが三大都市であったということでしょうか。
政宗の周到さ、天海の老獪さ、勝之の執念、面白かったです。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
お化け灯籠という灯籠があるのは事実なんですが、それ以外の政宗、天海、勝之をめぐる話は、私の創作です。
都市伝説風にしたのは、そのためなんです^^;
佐久間勝之が何で上野、京都、名古屋と灯籠を設置したのかはちょっとわかりませんが、それらが「三大都市」だから、というのも、あるかもしれません^^;
政宗、天海、勝之というキャラをうまく回すことができたかどうか不安でしたが、いただいたコメントを拝見すると、どうやらできていたみたいで、ホッとしました。
ありがとうございました。
拝読致しました。
そんなお化け灯籠があるんですね、知りませんでした。
老いてなおヤンチャな独眼竜さん、更に老いたる天海さんにやりこめられてる。
御作の天海さんを見ると、ついあの方を思い出してしまい、こんなところで活躍しているんだなぁとつい思ってしまいます(^.^)
様々な歴史上の人物が交錯し、うまく噛み合う様が、心地よいです( ´∀`)
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
たまたま上野公園を歩いていたら遭遇し、気になって調べた灯籠です^^;
いつかネタにしてやろうと思っていたら、短編創作フェスなんてものが開催されて……(笑)
そんなわけで独眼竜政宗どの、天海にとっちめられてます(笑)
最初は藤堂高虎がとっちめるつもりでしたが、もうこの世から退場していましたので、天海を召喚しました^^;
おっしゃるとおり、天海の中の人はあの人です(笑)
だから尾張の名家の佐久間さんが言うことを聞いた、という裏設定です。
こういう裏話的な話も面白いかなと思って書いた作品ですが、お楽しみいただけたようで何よりです!
ありがとうございました。
上野公園には、しょっちゅう行っていましたがお化け灯籠は知りませんでした。今度見てきますね。
それから素敵なレビューをありがとうございました。嬉しかったです。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
お化け灯籠は、精養軒のちょい前くらいにあります。
フェンスに囲まれているため、ちょっとわかりにくいかもしれません。
レビュー、ご嘉納いただいたようで何よりです。
農業を軸にした異世界転生ものという、珍しい&面白いというところが伝わるように苦心した甲斐がありました。
また、拙作へのレビュー、ありがとうございます。
歳を取ること、時が流れることの重さが伝わる快レビューだと思います。
特に最後の疑問形(strike backできたのでしょうか)が、フックが利いていて凄いなと思いました^^;
ありがとうございました。
こういう短編好きです。
気になった点が2点だけ。
この頃、秀忠は既に大御所だったので「将軍」と呼ぶのは少しおかしいかなと。まあ、政宗だったら実権の無い家光を将軍とは思ってないのかもしれませんが(笑)。
あと、服部半蔵(徳川家臣として三代目の正就)は既に改易されていたかと思います。もっとも、大坂の陣で行方不明とのことだったので、死んだことにして影御用を務めているとか、そういう設定はアリかなと思いますが。
利休のと合わせて一気に読みました。面白かったです!
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
そして、こういう短編、私も好きです^^;
さて、秀忠が大御所の件、言われてみればそのとおりです。
これはまったく私のミスです。
修正いたしました。
短編賞創作フェスに参加するため、急いで書いたお話のため、推敲が足りませんでした^^;
次いで、服部半蔵の件は、お見込みのとおりで、隠密御庭番衆的(?)な立ち位置になっていた、という裏設定です。
そういう「半蔵」を出しても良かったんですけど、これ以上キャラを増やしても、ごちゃごちゃしちゃうかなと思ってやめました^^;
利休の方も読んでいただいて、ありがとうございます。
実は利休のあの話を書いて、本能寺の短編を書いて、それからストライクバックを書きました。
そういう意味では、あのあたりの私の執筆のキッカケになった作品で、思い入れが深いので、嬉しかったです!
ありがとうございました。
こんばんは、御作を読みました。
伊達のまーくんは、策略ではめる反面、案外策にもはまるので憎めないキャラクターだと思います。
……オバケのような天下取りに最後まで執着した戦国大名が、この後、家光に慕われまくって牙抜けるんだから歴史は愉快です。面白かったです。
作者からの返信
大河ドラマでは「この政宗一生の不覚!」をことあるごとに叫んでいたので、お前の一生は何回あるんだとツッコミを入れたくなりました(笑)
こんな愉快な政宗じいちゃんですが、おっしゃるとおり、家光の時代になると忠誠の塊になっちゃうから不思議です(笑)
やっぱり年齢が年齢で、天下取りは無理→藩を保つ方に必死、になったのでしょう^^;
ありがとうございました。
編集済
この話は初めて知りましたが、とても面白かったです。
政宗が氏郷を陥れようとした一件も存じませんでした。
冒頭で巨大な灯籠を登場させたこと、今回のお手柄かと。
物に象徴させる権力つながりで、甲斐で見た等身大の銅像を思い出しました。
葡萄郷を睥睨する偉人の像……これからも駅前に立ちつづけるのでしょうね。
作者からの返信
お化け灯籠の寄進自体は史実ですが、それが政宗へのプレッシャーに……というのは私の創作です。
ちなみに氏郷を陥れたのは史実なので、独眼竜って、相当あくどい奴だなと思いました^^;
お化け灯籠、初めて見た時に何だこれと仰天した記憶がありまして……その印象を少しでもと思って、いきなり出させてもらいました^^;
あとはそのインパクトが残っているうちに、ささっと本編を述べてしまいました。
甲斐……武田信玄の銅像があるのに、信虎の銅像も作るって、ある意味凄いなと思います^^;
ありがとうございました。
面白かったです^^
ラストも心地よい余韻のある終わり方で、好みでした。
お化け燈籠、さっそく画像を検索してしまいました^^;
良い物語をありがとうございます。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
本当に何でこんなお化け灯籠を設置したのか、よくわからないので、自分なりに考えてみたお話ですが、お楽しみいただけたようで、何よりです。
お化け灯籠、実物を見たことがありますが、本当に大きくて「えっ」と叫んでしまうくらいでした^^;
こちらこそ、ご覧いただき、ありがとうございます。