それは鮮烈で、痛快で、真に美しい

一般的に「美しい」とされる桜。この物語は、その桜が嫌いな主人公(分家の娘)と、主人公より幾分年上の女性との会話を通じて進行していきます。

会話の表面は桜の話ですが、そこに通底するのは上っ面だけでない本当の美しさ(生き様)に係る思考。

一人称による丁寧な描写で相手方の振る舞いが目に浮かび、主人公の心情に共感しやすく、その変化がストレートに感じられ、素敵な読後感を得られることでしょう。

ぜひご覧ください♪

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春誉れ、青と咲く