第3話 ぼくと花子さん総集編

 この物語の主人公のぼくは5年3組の目立たない地味な生徒。目立たないことが仇となってクラスのガキ大将に絡まれるようになった。


 ガキ大将と取り巻きに旧校舎に強制的に追いやられトイレの花子さんがいるという3階の女子トイレに行くことに


 3階への道のりは気になるものはあったものの不思議なものはなかった。


 3階の女子トイレには近代的な設備に揃ってて驚かされる。


 そして、なぜかここにはトイレとは無関係な物が置かれてある事に気づく。それはテレビ、DVDプレーヤー、冷蔵庫、振り子時計である。しかも置かれてあるだけではない。そのどれもが今も使えるのだ。そうこうしてると歌声に誘われて一番奥の…手前から3つ目の個室トイレで花子さんと出会った。


 花子さんは説教したり、からかってきたり、いじめっこを撃退したりと噂に聞く恐ろしいイメージは皆無だった。


 ぼくの地味さはこの先に出会う人達に吸収されたのではないかと思うほど個性豊かな人達との日々が待っている。


 ≪次回予告≫


 彼には首がない なぜ? 事故? 事件? もしかしたら元々かもしれない だが問題はそこじゃない 彼は首がなくても動き回るからだ 目的? 自分の首を探してるのかもね……クスクス いやいやただ趣味を楽しんでるだけかも バイクに跨がり夜道を疾走する もし彼の頭を見つけたら渡してみたら? バイクの後ろに乗せてくれるかも どこに連れていかれるかわかったもんじゃないけど

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