トイレの花子さんラジオ(仮)

「ふぅ、無事に最初の話が終わったわね」


 ガタッガタッ 


 トンットンッ


「あーあー、もう聞こえてるかしら?よし!始めるわよ!トイレの花子さんラジオ(仮)スタート!」


 パーン


「はい!それでは始まる事になったわ。私のラジオ番組。今回が初回放送だから軽く概要を説明するわ」


 ペラペラ


「この番組は“ぼくと花子さん”で1つの話が終わる度に放送するわ。だからと言って本編に直接関わる事はないはずよ。そして、MCはこの私、レジェンドゴーストのトイレの花子さんが務めるわ」


「私もだよ~」


「……毎回、ゲストを呼ぶつもりだけど、これはラジオだから、[○○○が○○した。]みたいな表現はないから、誰が喋ってるか聞き手のあんた達が考えなさい。といっても今回は私1人だから大丈夫でしょうけど」


「花ちゃんは1人じゃないよ~、私も紹介してよ~」


「だああぁ、うっさい!あんたはまだ本編未登場なんだから入ってくんな!」


「は~い。でも、すぐ出番あるし今日はガマン!」


「なに言ってんの?次、あんたの出番ないわよ。その次も」


「そんな~」


「というわけで初回の放送はこれで終わりにするわ。じゃあね」


「バイバ~イ♪」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る