弱小マッチョの冒険譚
モコ
第1話 新たな人生!
僕の名前は山田 太郎
もう慣れた病院食、窓の隙間から
差し込む暖かい春の日差しが大好き💕!な訳がない!外には全然出れないし、トイレも一々ナースコールをしなければいけない
不自由としか言いようがない
もちろん産んでくれた母には感謝している、だけどたまに思ってしまうんだ、
もし来世があるのならば
もっと元気な体に生まれたいものだ、、、と
翌朝目が覚めると僕は思いの外病状が
悪化していた、たくさんの人の声が
かすかに聞こえる
『がん、、ば』 『大、、夫』そんなことを言われてももう体が思うように動かない
あ、、、これもうダメかも、、、
『ここは、、、』
僕は目が覚めると市役所の
ような場所にいたとても多くの人が
何やら話している。呆然としていた
するとスピーカーで名前が呼ばれた
『729番の山田 太郎さーん』
そして僕は茶髪の女の人の
カウンターの前の椅子に座った
『えーと山田さんの死亡は、、、』
ちょっとまて色々聞きたいことがある
僕は死んだのか?まだしたいことが
たくさんあったのに、、、そんな猫が
そこら辺歩いてる感じで言われても困る
『病死ですね』
『あっはい』僕はとりあえず返事をした
『あのこれから僕どうなるんですか?』
『山田さんには別の世界に転生してもらう
感じになりますね!』
転生?ということは記憶などはどうなるんだろうか、、、いやこういうのは記憶が
ついてくるのがテンプレなはず!そう思っていたらお姉さんから白い紙を手渡された
『ここに来世の希望などが記入できますよ!』
なるほど、そこには記憶を持つか持たないか
選べる記入欄もあった、他にも
性別や身長の高さなど細かい部分の記入欄も紙にあった。
そこに僕は元気な体にしてください!
と最後に書いた
『あのこれでお願いします』
そう言って
僕は来世の希望を載せた紙切れを渡した
『はい!分かりました』
そう言うとデスクの上にあった
ポストに紙を入れた。その瞬間地面のしたに
キラキラとした光が現れた。
『では、、、第二の人生楽しんでくださいね!』
ここから僕こと山田 太郎の
新しい人生が始まった?!
みなさんこんにちは!
山田太郎です。
ちなみに転生した体スゲェーマッチョで最初
中山きんにくんじゃん!てなりました、
あと
飛ばされてから、かれこれ数日がたちました
だけど今は借金ができ僕のふところは
北極並みに凄い寒いです。こんなことに
なったのもさかのぼること二日前、、、
異世界といえば冒険者だと思いギルドに行きました。そこでまずギルドに入るには
金がいるとしり悩んだ僕はお金を借りに行き
無事ギルドに入りました!
その翌日
『よっしゃークエスト♪クエスト♪』
このときは初めてのクエストで嬉しかった!
あと転生した体もスゲェーマッチョだから
強いと思っていた、
いやそうで合って欲しかった
けれど今思えば何も知らない凡人が
クエストにいくのが間違いだった。
相手はスライムだった
持ち金を溶かされ、剣を溶かされ
全て失い、今に至る。
そして今は異世界にいるのにも関わらず
アルバイトの毎日もう嫌だこんな毎日は
金だ、金がいる
そうだ仲間だパーティーを作ろう!
『えっ!パーティー作るのにも金がいる?』
『金無いんですけど、、、』
そういったとたん門限払いされた、
どうしようこのままじゃせっかく異世界に
来たのに、、、
最近は近所の子供と遊ぶお兄さんになって
いるそして
たまにお兄ちゃんはお仕事しないのー?とダイヤモンド並みのキラキラした目で聞かれると心が痛む。
とりあえず、今日は宿に泊まろう
ちなみに宿はつけである!
そんなことを考えて歩いていると
女の子の声が聞こえてきた
『ちょっと、やめてよ!』
どうやら絡まれているようだしかし
あー言うのはあまり首を突っ込まない方が
良い
『誰かー助けてー』
どことなく目が合った気がするが
きっと気のせいだそうに決まっているいや
そういことにしておこう
『うおっ、ぐへっ』
おいちょっと待てすごい骨が折れたみたいな音が聞こえたんですけど!?
『なんで助けないのよ』
そう言うと長髪ロングの金髪の女の子は
こちらを睨んで僕をみた。
弱小マッチョの冒険譚 モコ @moko20
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