天と地の差

それから2週間の間解体でお金を稼ぎながら能力の習得を続けた、当初から予定

していた『身体強化I』『夜目』『投擲』は習得することができた

身体強化に関しては夜目と同じようににして取得し


投擲は子供の遊びに混じって練習して取った、未だ心理学は取れていながこれの取得条件が戦闘で相手の攻撃を50回完璧に防ぐなので『オーバーウェルミング』を取得する為に戦闘をするわけにはいかない 


しかしこの三つを覚えるだけなら一週間とかからずに終わっていたどうして

二週間も続けたのかと言うとある能力を取得するのに時間が掛かったからだ

それがこれ


「解析っと」

 

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名前:トール・モーセル 種族:人間 年齢:18


職業:無し  レベル:3


MP:300   SP : 30


STR:25  DEF:20  INT:25 

AGI:20  DEX:20 CRI:6


装備:普通の服(上下)

   短剣

   袋(銀貨・銅貨)

スキル:解析

能力:『魔力視』『夜目』『身体強化』『投擲』『記録』『錬成術』

魔法:なし


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能力の『記録』と『錬成術』この二つに時間を食われた何せ記録は本を100冊読むことだからななるべく薄い本や簡単な本を中心に一日中図書館にこもって取得

した


『錬成術』は比較的簡単だった何せ取得条件が無機物に魔力を流して形を

変えると言うものだったまぁ身体強化と似たよなものだ

それよりも何でこの二つを習得しようと思ったのかまずはこれを見てほしい


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名前:ミスモ 種族:人間 年齢:16


職業:冒険者  レベル:12


MP:600   SP : 14


STR:400  DEF:431  INT:316

AGI:312  DEX:355 CRI:12


装備:革の防具(一式)

   長剣

   盾

   回復薬

   毒消し 

スキル:なし

能力:『剣術』(我流)『盾術』『身体強化1』『忍耐』

魔法:なし


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このステータスはここのギルドに来る冒険者の一人だ、ね? うん 強い

めっちゃ強いしかもこの人のランクが俺より一つ上のストーンなんだよ

俺のなんだ20倍近く強にのにそれでも一つしか違わない何てあんまりだよね


いや正直能力を解析して情報を集めていた時に気付いてはいたあれヤバくないってでも考えてもしかないから無視してたんだよでもレベルが3になた時ちょっと違和感がしたんだよだからステータスを計算してみたんだよ、まず


俺の初期が STR:10  DEF:5 INT:10 AGI:5  DEX:5 CRI:0これ

んでレベル12になると5×12で60? SPがステータスを上げる事ができたとしても

120しかもらえない?つまりどう計算してもレベル12程度でこんなステータスは

ありえないんだよね、まともなのはCRIだけだ。


一応確認の為に他の人にをやったが似たり寄ったりなステータスをしていたつまりだ何らかの方法でステータスを上げることが出来るわけだそれもかなり大幅に

これに気付いた時このままレベルや能力を取得しても誰にも勝てない可能性が出てきた何せ身体能力20倍の差だ多少能力が使える程度でどうにかなる様な

差じゃない


じゃどうする?.....考えた結果、現代兵器に頼ろうとなった


わかる、はぁ〜と思うだろう俺も最初はどうなんだって思ったけど20倍だよ

20倍さすがにどうにもならない戦闘をする訳にはいかないだったら現代兵器しかないだろ、おそらく異常なステータスの上昇にはモンスターが確実に絡んで

いるそこ以外にステータスが上がる要因がないからな


では?現代兵器を使うのはわかったではどうやって作る知識だってあやふや加工して作るにしても技術が無いそこで

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『記録』

一度見た物を瞬時覚える 過去の記憶を思い出すこともできる


取得条件:本を100冊以上読む。

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『錬成術』

無機物に魔力を流すことで形状を自由自在に変えられる


取得条件:無機物に魔力を流して形を変えること

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この二つだ『記録』で過去の記憶を思い出して『錬成術』でパーツを作る弾丸も

『錬成術』で作れるそれに記憶はある 昔興味本位で調べていた事があるそれを

思い出せばいいだけだ、そして今回作る予定の銃はスミス&ウェッソン社最強の

リボルバーM500を作る


そんなわけで今は鍛治のところからもらった鉄を加工してステンレス合金鋼を作ろうとしているわけだ ちなみにステンレスとは、鉄に一定量以上のクロムを含ませた腐食に対する耐性を持つ合金鋼の事だあとクロムってのは酸化クロム

のこでミネラルに分類される人間の健康に必須な栄養の一つだ


そして『錬成術』を使ってステンレスを作った能力とは本当に便利である、だが

ここからが本番だ...と言ってもリボルバーの仕組み自体は本当に簡単だ弾を

ハンマーで叩いて火薬を爆発させ発射する簡単に言うとそんだけ他と違うのは

Xフレームっていう滅茶苦茶デカイフレームが使われているだけ


他にはハンマーを後ろから叩いても弾が出ないようにする安全装置と引き金を

ロックして弾を打てないようにする鍵がある子供が使っていいようにな、他は

ある意味普通の現代的なリボルバーと同じただ違うのは3900ジュールの弾

500マグナムでこの弾以外は特に変わらない


そんでそこから更に1週間して本体が出来て500マグナムも作ることに成功した

ちなみに3900ジュールは スカー(SCAR-H)やM24スナイパーライフルの弾

3500ジュールの400ジュールも超える弾だ 弾が少し大きので鉄板を貫通は

しないが大きく凹むし、コンクリートなら完全に破壊できる 防弾チョッキも

種類によっては貫通できる


弾の数は5発人体に打てばまず間違いなくどこかしらの部位が吹っ飛ぶだろう何せ別名ハンドキャノンだなんてつくぐらいだからな、吹っ飛ぶのは自分の腕の可能性もあるが、だが完成したからといって街中で試す訳には行かない何せバカデカい騒音を放つからだイヤーマフ(耳栓)が無いと鼓膜を破る程の音だ気軽に試すはけにも行かない


てかそもそも対人用には威力が強すぎるぐらいだ「実用性」と言うならそこら辺の銃の方が上なぐらいだ、まぁモンスター相手にも多少は聞いてくれるだろうしかし問題ない問題はどこで使うかだ


そんな悩みを抱えながら街を歩いていたら妙に豪華な馬車が中央道りを走って

行った興味本位で解析を使ってみると馬車と出てきたどこかの有名な貴族なのかね、気にしても仕方がない今はどうやって盗賊を

見つけるかを考えないといけない




この時わかろうはずがなかった、いや気づくべきだった銃の開発に興奮してかつ疲れていたとは言え名前に何てつくんだ世の中の闇の連中が

こんなチャンスを見逃すはずがないその事に気づくべきだった。















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作者コメント

最強の銃はこれじゃないとかステンレスの作り方が違うなどの多少の矛盾は

お許し下さいこの世界ではこれで作れるのです( ◜ω◝ )









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