マインドセット改革
-2- 褒め言葉の受け取り方
以前は自分自身の「自己肯定感」の無さがとっても嫌いでした。
以前というか、もう、ほんのつい最近まではそうでした。
自己肯定感が低いから、人からの褒め言葉なども素直に受け取れず、「私なんて○○だから」と、自分から自分を卑下して評価を受け取れない。そう思い込んでいました。
僕は基本的にいい人なので、褒められることもままあるのにも関わらず、自分で自分のいいところを受け取っていなかったのです。なんてこった。
確かに、自分は良い奴なのにも関わらず、そんなに長生きしようとも思っていなかったので、将来を悲観というか、そもそも考えていませんでしたし、なんなら死ぬことも考えてましたし、褒め言葉が素直に受け取れなかったところで自分の人生に、あまり関係ないと思っていた節もあります。
でも、本来褒められると気持ちがいいもんじゃないですか。えっへんと胸を張って、えへへと照れてもいいじゃないですか。
僕はそういう気持ちが恥ずかしく感じていたから、表面上は自分を卑下して、素直に受け取っていなかったのかもしれないと、今となっては思います。
今は良いけれど、いつかはそんな僕にがっかりしちゃうんだろうな、とネガティブに考えていたのかも?
ただし、つい最近、「褒め言葉」「素直に受け取れない」でネット検索してみたら、衝撃の新事実にぶち当たったのです。
(URL)
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/48475
『褒められても素直に受け取れないのは、その言葉を「期待」に変えてしまっているから!?』
なんと、世の中のほぼ全ての大人は、【褒め言葉を素直に受け取っていない】ようなのです。なんてこった。
そういう見解の一つではありますけどね。
表面上は「素直に受け取っておいて」いるだけで、内面は「そうは言っても……ねぇ?」と疑っていたり、「そういうこといろんな人に言っているんだろ!」とぷんすかしたり、まぁ様々のようで。
僕以外の大人も僕と同じように、【褒め言葉を素直に受け取っていない】のだと知ったとき、衝撃を受けました。
え? じゃあ『自己肯定感』ってなんだったんや……。
僕はとてもピュアピュアな人間で、子供がそのまま大人になったような感性を持っているので、「本音と建て前」のようなものとは無縁の性格でした。
でも、他のみなさんはそんなことはなく、当たり前のように「本音と建前」を駆使して、表面上と内面とを切り分けて人間生活をしているのだと。
僕が今までの創作活動に、ある種の人間味を書かなかったことが、こんな当たり前の事実に気付かなかったことと関係があるように思えてなりません。
トリック重視インパクト重視で、人間の感情の機微、衝動的な焦燥、怒り、悲しみ、疑いのあれこれを描かずにいた。
つまり、人間の感情の機微云々に全く興味をもっていなかったこと。それに尽きます。ええ。そう思います。
だからこそ、今僕は人間の人間たる感情に興味を持ち始めました。
トリックはおまけとして、人間が右往左往する感情の起伏を主題とした物語を書いてみたい。
そんな感じで僕は今年、創作と向き合っていきたいと思っています。創作を通して、僕自身の成長も促していきたいと。人間の感情を勉強していきますよー!
※
僕の作品への褒め言葉、随時募集しています。
ありがたく頂戴し、咀嚼し、吸収し、額に入れて飾ります。
また、読んでもらえるだけでもちろん嬉しいです。
読者のみなさん、いつもありがとうございます。
健康に気をつけてほどほどに、それぞれ皆さんの楽しいことを楽しみましょー。
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