　シルフィさんを襲う怪人のロープ攻撃。

「避けて、シルフィさん！」

　私の叫びもむなしく、転んでしまった彼女にロープが直撃してしまったのだ。

　刹那、シルフィさんの様子が急変する。

　ロープを手に取り、怪人から奪ってしまったのだ。

「むははははは、これが怪人の武器か。いいじゃないか、私も使いたくなったぞ」

　まるで悪魔に魂を売ってしまったような下品な声を発しながら。

　そして、ホワイトウォッチーズの残りのメンバーと怪人に対してロープで攻撃を開始する。

　まさか、シルフィさん、闇落ちしてしまったとか！？

　ブンブンとロープを振り回すシルフィさん。

　そして攻撃を繰り出した。

「危ない！」

　ぷらっちさんとキンカさん、そして怪人は危機に襲われたのだ。

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