第116話 最強少年は悪しき神を滅ぼす。 5 閑話 冒険者ユウキ
この規模の結界を張るのは誰にとっても初めての経験だ。普段は自信満々な先生もどこか不安げに見える。
「これで間違いなく起動するはずじゃ。ここは異世界じゃから儂の常識は通用せんと言われればそれまでじゃがの」
「なんとかなるでしょ、私もフォローするし、ユウキも居るしさ」
不安を口にする先生に俺の肩の上の相棒が気楽に告げ、俺も同調した。
「結界に必要な基点は確保されてるんですし、どうとでもなりますよ。そもそも先生が居なければこいつを発動させることも難しかったんで、あまり気にしないでください」
敵を封じていた4箇所を起点として結界を張ることを提案してくれたのはセラ先生だった。敵を逃がさないようにするにはどうしたもんかと雁首並べて話し合う俺達に彼女が煎餅をばりりと齧りながら”逃げ道を封じるには結界しかあるまい”と啓示をくださったわけだ。
そこからとんとん拍子に都合よく術式に親和性の高い特別な場所があるじゃねえか、と封印を逆利用する案を思いついたわけだが、話が進むにつれて提案者の先生が弱気になりだしたのだ。
「しかし歴史を紐解いてもこの馬鹿馬鹿しい超範囲で結界を構築するなど狂気の所業じゃぞ。お主でなければ実行さえ思いつかんわ。記録を残そうものなら後世からは与太話と笑われるのかオチじゃ」
「ははは、そこはユウキですからね。でも普通は日本の半分近くを覆う結界なんて考えもしないでしょう」
キタカントーから転移環でこちらに移動してきた如月がセラ先生の意見に同意するが……俺だって先生のお墨付きがなければ実行しようとは思わなかったがな。
セラ先生は俺の魔法の師であると同時に世界最高の頭脳の一角だ。彼女が骨子は問題ないと太鼓判を押せば後は魔力でゴリ押しで何とかするのが俺の流儀だ。
「まあ、先生がいてくれれば大丈夫でしょう」
「はたしてこの魔力の薄い異世界で確実に効果を発揮するかどうか。どこかで破綻する恐れが拭えん……予行もなしにいきなり本番というのは」
「そりゃ無理ですよ。一度でも起動すれば警戒されます。そうなっては何の意味もない」
「準備だけで済めばよいのじゃが……」
確かにこの結界を用いないで済めば一番なのだが、玲二のこれまでの”活躍”から考えるに望み薄だろう。
「それも無理です。だってあの玲二ですよ? 最初は追われてた葵を助けたという話からここまでになってるんです。まず最悪の展開に転がるでしょう」
あいつ自身も痛感しているようだが、流石は異世界から召還されることはある。巻き込まれ方が半端じゃない。俺も玲二から最初に話を聞いたときは女絡みの厄介事はもう嫌だとか言っていたのに、今では御覧の有様だ。
もはや因果律とかそっちの領域で普通の人間とは異なっているに違いない。
「全てを巻き込み世界を揺るがす、か。まさに稀人の面目躍如といったところかの。儂にはお主との相乗効果で更に悪化している気がするが?」
気のせいだと言いたかったが、確かに玲二たち日本人と出会ってから俺の人生は色々変わってきたのは大いに認める所だ。もちろんすべてが良い面に転がっている。
「玲二が戦い始めたようだね。彼の魔力ともう一つ大きな力が衝突している」
如月の言葉に俺も頷いた。
「そうだな。状況を確認してみる」
そうして玲二から頼まれた俺は結界を起動し、敵をこの檻の中に閉じ込めることに成功したのだ。
「さて、決戦の場に向かうとするか。ユウキ、お主は何を?」
先生の声を背に受けた俺は転移環を設置し直している所だった。
「少し小細工を。これが不要であることに越したことはないんですが、まあ一応」
この場で感じた違和感を放置したくなかったので仕掛けたが、あくまで保険だ。
「じゃあホテルに戻ろうか。僕は眠り続ける巫女3人の対応をするからユウキと先生は玲二を頼みます」
「うん、葵も気になるし現場に急行しないとね」
昨日救出した3人は敵を復活させてから所属する各家に返還する手はずだったので彼はそちらを担当してくれることになっている。面倒なことを率先して動いてくれる如月には本当に頭が下がる思いだ。それなのに自分が役に立ってないと常々口にするんだから彼にも困ったもんだな、と俺は相棒と共に目で会話した。
そうしてこの場所以外の転移環の回収をロキに命じてトウキョウのホテルに戻った俺達だが、その玄関で見知った顔が言い争う光景を目にすることになる。
「何故お前がここにいるのです!? 事件が片付くまで大人しくしているように命じた筈でしょう」
「だって、私も当事者です。汚名は挽回しないと……」
「……このお馬鹿。汚名を挽回してどうするのですか」
「ユウ! すごいよあの子。テンプレ通りの超逸材だ!」
「なにがだよ……」
何故か俺の肩の上で興奮しているリリィを適当に相手してやりつつ、本来静かなはずの玄関口で目立ちまくっている二人、年配の女性と少女に声をかけた。
「面倒事のようだが、場所を変えた方がいいな」
「なによあんた? 部外者が口を挟まないであいたぁ!」
声をかけた俺を見た黒髪の気の強そうな少女がこちらに噛みつくが、藤乃がその頭を容赦なく叩いた。
「し、師範、何を……」
叩かれた頭を抑える少女は涙目で藤乃を見上げるが、彼女はそちらを一顧だにせずむしろその頭を無理矢理下げさせてきた。
「とんだ無作法をお見せしてごめんなさいね。既に玲二さんから一報があったかと思いますがこれが不肖の弟子である静夏です」
「し、師範。私は最も優秀な弟子だっていつも言ってくれてるあいたっ」
「口を閉じなさい、このお馬鹿」
「今日だって油断してなければあんな簡単にむぐぅ」
師である藤乃に強制的に口を塞がれた少女の事は朝のうちに玲二から話があってそのことは聞いている。藤乃の弟子が敵の最高幹部に収まっていて、操られているのでそれを解放したって話だが……
再度頭をはたかれて涙目で黙り込むその少女を見て何故か俺の脳裏に
才能の塊で自信過剰でよく騙されてへこたれない。そして何処か放っておけない空気を出す感じ、俺の馬鹿弟子とそっくりだな。
そっちも弟子の扱いに苦労してるんだな、と同情の視線を送ると彼女からは疲れた微笑みが返ってきた。さっきも何故ここに居ると問い質していたし、勝手についてきたんだろう。
困った弟子を抱えた師匠同士で親近感を覚えた瞬間だった。
「え? この3人って他の陰陽宗家の護り巫女じゃ? なんで寝てるんですか?」
顔に疑問符を張り付けた静夏が藤乃に問いかけているが、彼女はこのホテルに残っていた侍従たちに指示出しをしている最中だった。
既に刺さっていたクロノブレイドは引き抜いており、擬死状態になっているがすべて心得ているという彼女たちに任せておけば問題ないそうだ。
「では、俺達は玲二の元へ向かうから後はよろしく」
「決戦の場はご存じなの?」
この場を如月に任せて立ち去ろうとする俺達に藤乃は声をかけてきた。
「ええ、チチブという地方だと聞いています」
「秩父ね。よぉし、今ならまだ戦いに間に合う」
俺の言葉を聞くや否や即座に駆け出そうとした静夏はその体勢のまま固まった。どうやら藤乃に何らかの魔法をかけられたようだ。
「静夏、何処へ行こうというのです?」
「し、師範。なんか体が動かないんですけど」
「再度問います。何処へ行こうというのです? 一度操られたお前が再度敵の前に姿を現す危険は話したはずですが?」
「何も起きない可能性だってあるじゃないですか。このままだと私の活躍の場もなくこの騒動が終わっちゃいます!」
弟子の言い分を聞いた藤乃の額にくっきりと青筋が浮かんだ。
「大活躍ではないですか。玲二殿にあれだけ圧倒的に敗北を喫したのです。満足なさい」
それは嫌ぁ、と悲鳴を上げる漫才を繰り広げる二人を時間が許すなら見ていたい気もするが、話を先に進めることにした。
「なら同道するか? 二人程度なら大した苦労じゃないはずだし」
先生に水を向けると好きにしろと視線が返ってきた。
その後も師弟の間で揉めていたが、俺が再度操られる恐れがあるのか確認したいと助け舟を出したら藤乃もしぶしぶ納得した。とは言え彼女も同行を申し出たのでこの戦いの趨勢に興味はあるらしい。
「おお、派手にやってんな」
既に玲二は敵と激戦の真っ最中だ。数多くの巨大な魔法が発動する振動がこちらにまで伝わってくる。それに敵が呼んだ魔物の集団があいつのすぐ後ろで観戦している葵たちを攻め立てているようだ。
武器は持たせたと聞いているが、早期に合流した方がいいだろう。
「え? ええ? 一体なにがどうなって? さっきまでホテルに居た筈じゃ……」
「これはまさか、
「ふむ、まさかこの地でも大勢の魔物に襲われるとはな。葵たちが居るあの結界はさしずめキルディス城塞というべきか? 符号としては面白い」
セラ先生が今俺が直面している依頼と現状の共通点を比較してみせた。俺の方は現在、数十万の魔物に囲まれているわけだが、規模はともかく状況は同じか。
「ぬ? なんだこれは? 大地が揺れておらんか?」
「……ですね。こちらじゃ地震というらしいですよ」
こちらじゃ地揺れなんて滅多にないが、日本じゃ当たり前の出来事らしい。藤乃も静夏も特に気にしていない、むしろ周囲に湧く敵にばかり注意を払っている。
差し当たっては多勢に無勢のあそこからいくか。
「皆、葵たちが前方で戦っているが、その前に向こうを助けに行く。どうやら囲まれつつあるらしい」
「え、うん。なんだかよくわからないけど、解った」
しきりに周囲を見回していた静夏だが、今自分が何をすべきなのかを即座に認識して意識を切り替えるあたり、普通に優秀なのは間違いなさそうだ。
それを理解しているのか、微妙そうな顔の藤乃を見て可笑しさを誘った。
「あいつは……たしか陽介といったか?」
「ええ、伽耶もいるようですが、多勢に無勢でしょう。加勢しなくては」
敵が呼び出したらしい大量の魔物に苦戦している3人の男女を見て藤乃が警戒の声をあげた。すぐさま助けに行こうとしたが、数はたかだか200にも満たない少数だ。
彼女たちが駆け出そうとする瞬間には俺の周囲から発射された光の矢の嵐が敵の頭部を残らず打ち抜いていた。
「相変わらず有り得ん速さと手数じゃの。真似したくともとてもできる気がせんわ」
「慣れですよ、慣れ」
先生が諦めたように言うが、毎日ダンジョンで無数のモンスターと戯れていれば嫌でも腕は上がる。決して俺が異常というわけではないはずだ。
「な、なにあれ……」
驚きに固まっている藤乃師弟を尻目に俺は敵が打ち倒されてあちらも固まっている陽介たち3人に声をかけた。
「よう、あんたらも来たのか」
「お、お前は!」
俺の顔を見て驚きというより屈辱を覚えたような顔をしている青年だが、その隣に居た女が声を上げた。
「静夏!? 正気に戻ったと聞いたけど、本当だったのね!」
「雫! 貴方こそ無事だったのね! 姿を消していたから心配していたのよ」
俺の後ろに居た静夏が雫という女に駆け寄っている。何でも今回の件で重要な位置にいる女らしい。部外者の俺にはよく解らん話である。
とにかく俺は都合7人にまで増えた同行者を連れて玲二の元へ向かった。葵たちが居る場所に向かおうとしたのだが、彼女たちはあまりにもうじゃうじゃ湧いている魔物に完全に囲まれてしまっている。あの程度の奴等に<結界>が抜かれるとは思わないが、どう近づいたもんかと考えかけた俺に先生が横合いから大魔法をぶっ放して一掃してしまった。
でもいくら<結界>があるからって中の人間まで巻き込むのはやめてほしいもんだが、そこらへんあんまり気にする
「それはそうと、地震強くなってないか?」
「地震だと!? 言われてみれば確かに揺れているが……強くなっていると言ったな? つまりこの揺れはずっと続いているということか?」
俺の言葉を聞き咎めた陽介は即座に各所に連絡を取り始めた。現地の人間が動いてくれるなら俺の出番はもうないだろう。
「あ、ユウキ来たんだね? まさかさっきの巨大な結界は君が?」
「ああ、これで奴の逃げ場を塞いだ。それより葵、特に体に不調はないか?」
俺は封印を破壊する担当だったから敵が復活する瞬間は見ていないが、彼女たちの一族が長年にわたって封じ続けた存在が解き放たれたのだ。本人の気付かない所で何かあっても不思議はない。事実、彼女の返事を待たずに既に先生が葵を呼び寄せて診察している。
「セラちゃん、大丈夫だって。特に変な感じもないから」
「素人判断が一番危険なんじゃ。体内から抜けた分、少なくとも魔力の性質が変わっていることは間違いない。今は良くとも将来に影響が出る。処方しておかんと困るのはお主じゃぞ」
ぺたぺたと葵の体に触れながら手にした紙片に何やら書き込んでいる先生は放っておくのが一番だ。それに俺は相手をしてやらねばならない女がいる。
「ユウキ様、お言い付け通り御堂家の皆様をお守りいたしました。次のご命令を」
「待機だ。お前もここで見物してろ。玲二のデカい喧嘩の邪魔をするんじゃねぇよ」
黙っていたら跪いて畏まりかねない北里を適当に黙らせると俺を見て大口を開けて固まっている社長と目が合った。
言葉を交わすと長くなりそうなので後でな、と視線で答えて俺は玲二を見ると、何故か和服を着た子供と対峙している所だった。
「なんだあいつは? 気配からして人間じゃなさそうだが」
「あれが第2席である式神の雲雀です。話が漏れ聞こえてきたところから察すると主人である道満を護るためあの妖魔に従っていたようで」
「なるほど。で、あそこで転がってるのが芦屋とかいう一族の首領か?」
「ご明察です」
子供の式神が背後に庇うようにして一人の男が倒れていた。
こっからどうするのかね、と観戦者の心境で玲二の行動を見守ろうとすると突然式神が主人を抱えてこちらの<結界>内に飛び込んできた。おいおい、俺が咄嗟にその行動に気付いて<結界>に穴を開けなかったら激突してたぞ。
「あ、兄上!」
後方で静夏と共にいた雫とかいう女は式神が運んで来た男を見て悲鳴を上げた。なるほど、この場に連れてくる価値のある女なのかと思ったら当主の妹か。
「お嬢様。ご無事をお喜び申し上げます、しかし道満さまが……」
<ユウキ、悪いがそいつ治療しといてくんない? ポーションの実演販売にうってつけだから魔法は使わずに頼むわ>
<あいよ>
見ただけで解るほど重傷で口から吐血してる怪我人だが……それ以前にこいつなんか取り憑かれてね? <鑑定>で憑依とか出るんだが。
とりあえず適当に回復薬をぶっかけながらこの男の症状を考える。
こいつを解除するには<解呪>や<浄化>じゃ意味ないことも多い。効くときもあるが、術者の魔力の多寡に左右されるので大抵は無効化される。人間やエルフ相手じゃ実体のない精神体の相手は分が悪いなんてもんじゃない。
魚類に人間が泳ぎで勝負するようなもんだ、土台からして違う。
少なくとも俺が知る対処法は魔力を当人の内部に思い切り叩きつけて異物を吐き出させてやることくらいか。
まあ、俺の魔力なら普通に<浄化>で何とかなる気もする。今治ったとはいえ重傷だった相手にかなりの衝撃を伴う一撃を食らわせるほど俺も鬼じゃない。
そうして<浄化>をかけるとあっけなく憑依は解かれ、横たわる青年の口や鼻からいかにも怪しげな黒い霧が吐き出された。
こいつが元凶のようなので、消し飛ばす前に<鑑定>をしてみたんだが……
俺の脳味噌はその<鑑定>結果に一瞬理解することを放棄した。
だが、鑑定は嘘をつかない。理解できないことは今回みたいに多々あるが、少なくとも虚偽を記載することはない。
つまり、これは真実だ。
<鑑定>から読み取れる情報はこのように羅列してあった。
ラインスター・ギズモ・ヘレティック ギズモ種
北大陸の奥地に生息するガス生命体の変異種。永い時を経て存在自体がガス状生命体から変質し、己が分体を無尽蔵に生み出し、分体は他者に憑依可能。
また本体と分体の区別はない。本体が消滅しても分体がその機能を継承し、永劫に活動を続けることが可能。遥か彼方より飛来せし存在の末裔である。
HP 2566/2566 MP 17544/27856 経験値 65535
待て。待て待て待て。
なんだこれは?
どういうことなんだ?
「なあ、リリィ。これって……」
「うそぉ。どんな偶然なのこれ。面白過ぎる」
俺は助けを求めるように相棒に声をかけたが、返ってきたのは笑い声だった。俺が求めた反応じゃないが、気持ちはわかる。
なんで今、日本で猛威を振るってる魔物が異世界のモンスターなんだよ!
おかしいだろ、と口に出しかけて不意に脳裏にアセリアに送り込まれる召還者たちは常に日本人だったな、と何の関係もないことを思ったりした。
それに如月が設定もしていないのに始めから<ワームホール>の出口が日本だったことといい、最初から無関係ではなく、何かの繋がりがあるのか?
ああ、考えが上手く纏まらん。俺は頭脳労働担当じゃないんだ。こういうのは考察大好きな先生に投げよう。
<玲二。<鑑定>結果が出たんだが、その前に敵さんの準備が終わりそうだな。地震が大きくなってきてる>
混乱する俺はいったん全ての思考を切り上げて先に玲二に伝えるべき情報を口にする。地震の果てに敵の本体らしき存在が浮かび上がっていた。
「この身を得た我をかつての神々はコウリュウと呼ぶ」
周囲の皆が宙に浮く存在に恐れ戦いているな。平然としているのは俺と先生くらいだ。
だが随分と偉そうなことを抜かしているが、鑑定結果を見た俺には失笑しか浮かばない。
「竜だぁ? ただ馬鹿デカい蛇の間違いだろ」
この程度のショボさで神を名乗る半端野郎に既に興味は消え去った。後でこの情報を玲二に伝えればただの作業に過ぎないな。
いくらでも分体を生み出せる点は脅威かもしれないが、玲二があれに気付けば戦いは今この瞬間にも終了する。
後はいかに玲二がこの阿保を始末するのかを楽しみに観戦するとしようか。
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