第3話 モチベ? やる気?

「書けない!」とか「自作が面白くない。消そうか……」とか、なにか悩んだときの対処法。


 まず幽体離脱しましょう。

 己を俯瞰します。


 きっと、自分の作品を客観的に見ようとはしていると思います。読者様にどう見えるか考えるの大事。


 でも、自分自身を客観的に見ようとしているでしょうか?

 筆者はすぐに忘れてしまいます。


 悩んでいるときは、視野が狭くなっています。なにかに固執しています。

 だから状況を客観的に見れなくなっています。


 悩んでいるときは、できないことをやろうとしています。

 いきなり上手くはなりませんから、一旦目標を下げなければ進めません。

 でもそれを忘れてしまいます。


 自分との戦いみたいななにか。

 戦うなら、相手をまず見極めないと。

 だから俯瞰しないと。客観的に見ようと試みます。これだけで解決するときもあります。


 シナリオみたいな書き方します。


実体深瀧「進まない。思いつかない。なんで。明日の分が……どうしよう」


幽体深瀧「……コイツ動いていないな。身動きしていない。書けない、困った。とか思ってんだろうな」


 幽体深瀧は、自分なので、考えていることもなんとなくわかります。でも悩んではいないので、軽いです。超ひとごと。


 こうやって俯瞰するだけで少し楽になると思います。慣れれば、悩みがひとごとのように感じられるはずです。


 それから、悩んでいるとき、体は動いていないと思います。それに気付けます。

 ストレスホルモンってご存知ですか?

 出まくると、うつ病とかになるやつ。


 コイツ、運動すると減ります。動かないで悩み続けると出まくる。ストレス増し増し事件。たぶん。


 布団で仰向けになり、自転車をこぐ運動をしてみます。

 それを俯瞰します。


実体深瀧「動くとストレスホルモンが減るのか。やってみよう」


幽体深瀧「……えwwwww なんで急に足バタつかせてんのww アホみたいwwww」


 楽しくないですか?

 めっちゃ楽しいです。幽体離脱。

 本当に幽体離脱しちゃったらすみません。


 脱線しました。

 こうやって俯瞰すると悩みがちょっと晴れます。しかも想像力の訓練にもなりそう。

 すごくおすすめ。レッツトライ。


 次に、紙に書き出します。

 手書きです。深瀧の部屋には、らくがき帳とボールペンが転がっています。寝ても覚めても届く位置にあります。


 頭の中だけで悩んでいても解決しませんので、書き出します。

 これも楽しいです。


 書くのはなんでもいいです。

 まず「あーあー書けないー」とか書き出します。幽体離脱を試みた感想とかそのまま書きます。


 書きまくります。

 慣れると、一瞬ですが頭からっぽにできたりします。頭の中身を紙に吐き出しているんです。


 この空っぽがすごくいいです。

「頭からっぽの方が夢つめこめる」これドラゴボールZの主題歌の歌詞ですが、座右の銘です。


 からっぽにできると、そのうち連想ゲームが始まるかもしれません。新キャラできたりします。

 へんてこな絵ができてたりもしますが。


 えーと。

 巫山戯ていません。

 自分を俯瞰する訓練、紙に頭の中身を書き出す訓練。あと運動。とても大切です。しかも一石二鳥です。

 悩みが晴れて、頭が回って、書けたりします。


 最初は俯瞰です。幽体離脱です。悩んでいる自分から離れてみるのが大切です。次に書きまくる。


 それでもだめなら、魔女の宅急便を見て下さい。これは暴論?

 でも、いいと思います。状況にあった物語を見て、心動かされたくないですか?


 天使と悪魔を戦わせるのも楽しそうです。


悪魔「書けない? 別にやめたっていいんじゃないか? なんかデメリットあるか?」


天使「無理しなくてもいいんですよ? 逃げたっていいんです。もし気になるなら、あと1行だけ書いて休むのはどうですか?」


 これ、たぶん本気で小説を投稿している方なら天使が勝ちます。

 そして1行書けたら続きが書けたりするはず。

 うつ状態までいくと悪魔が勝つかも。だからその前にぜひ。


 エタる方って2種類いますよね。

 エタるのが想定内の方。

 エタるのは想定外の方。


 想定内の方は、それでいいと思います。人気がでない作品に見切りをつけているのでしょう。


 問題はエタるつもりがないのに、エタっちゃう現象ですよね。

 これはキツそうです。

 精神的に参ってしまうと思います。


 諦めて下さい。

 書くのをではなく、面白くするのを諦めて書いて下さい。つぎ、もっと面白くすればいい。


 いまは、とにかく自分の心を守るべき。

 エタることそのものが、ものすごいストレスのはずです。


 きっとどこかで壁は超えられます。

 でも、いま無理をしてしまうと、二度と立ち上がれないかもしれません。

 割り切るんです。


 そのために、自分を客観視してください。

 いまの技量で、その物語の先を、いまより面白くできるでしょうか?

 できませんでした。


 だから割り切りました。

 もし、もっとその物語を面白くしたいなら、腕が上がるまで寝かせればいい。


 将来、修正できるようになるかもしれません。

 いま折れると、そんな将来は来ません。

 どうか無理なく、諦めたり、逃げたりしながら、続けて下さい。


「ダイエットは明日から」的な意味ではないです。先延ばしグセはつけちゃダメと思う。

「戦い方を間違えんな」って感じです。


「面白くできないから書かない」方が楽なはずです。こっちが良くない逃避行動です。エタるのはこっち。しかもメンタル大ダメージ。


「面白くできなくて悔しいけど、酷評されるかもしれないけど、書いて投稿する」こっちの方が、前進です。


 どうか無理なく、諦めたり、逃げたりしながら、続けて下さい。


 精神状態は大切だと思いませんか?

 悩んでいると、忘れてしまいます。

 そんなときこそ幽体離脱!



 あと、なんでしょう?

 たぶん、それぞれ自分に合った方法があると思います。

 それも紙に書き出すといいかもしれません。


 紙に書き出すって、すんごいパワーあります。

 本を読んだり動画を見てインプットばかりしていると、知らないうちに頭の中がぐちゃぐちゃになります。


 書くと吐き出せます。まとまります。アウトプット最強説。

 そして手が止まったら、またインプット。交互最強説。


 そんな感じで、とにかく行動しないと進めません。頭の中だけでぐるぐるは危険。


 小説書くの楽しいですよね。

 難しいですけど。


 小説を書くうえで大切だと思うこと。

 読者様にもっと楽しんでもらおうと考え続けることかな。


 こんなこと最初は思っていませんでした。

「読むものない……自分で書くか」こんな感じで、微塵も熱意なく書き始めました。


 やる気とか、熱意とか、エネルギー、みたいなものは、書き始めてから出てきます。書く前は、本当になんにも理解していません。空回りしている感じ。


 だからワードかメモ帳か、なんでもいいので開いて書くことだと思います。「あいうえお、晩飯のニシンが不味かった」とか入力しているうちに書けます。


 もし書けなければ好きな作品を書き写して練習してからがいいかもです。これは間違っても投稿したらダメ。盗作ダメ絶対。


 自作が書けたら投稿します。

 投稿めっちゃ意味あります。「誰かの目に触れるかも」と意識することが大切。成長加速装置カクヨム。


 でも、感想を見るのは怖いです。

 思ったんですが、カクヨムの読者様、めちゃめちゃ優しくないですか?

 なんでこんなに優しいんでしょう。現代ファンタジーだからですか?

 ありがとうございます。


 ビビりながら感想を見ると、すごく励まされることの方が多いです。

 あと楽しい感想も。

 ありがとうございます。


 もし、万が一、とある感想を見たことで書けなくなった場合。

 その感想を消しましょう。消す機能があるはずです。たぶん。


 これは躊躇しないほうがいいと思います。

 感想欄は筆者の心を折るためにあるものではありません。

 楽しんてくださっている読者様のためにも、筆者の心を折りそうな感想は消しちゃお?


 まとめ。

 幽体離脱して、紙にいろいろ書くのおすすめ。ちょっと運動も。

 目標を下げて行動すれば、なんだってできる。


 読んでくださってありがとうございます。

 楽しんでいただければ嬉しいですが……。


 ぶっちゃけ、こんな初心者の書く暴論創作論もどきを読むのではなく、ググりまくった方がいいかもです。


 たぶん幽体離脱とか、ブッダの教えが元ネタだと思います。

「反応しない練習」というベストセラーの本の紹介動画で、そっくりなことを言っていました。

 読んだ記憶はないんですが。


 次はなにを書こう?

 キャラクターについて。

 わからないなりに書いてみます。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る