第39話 ゴエもんSKY

2024年4月6日深夜。

ゴエもんSKYは我が家を旅立ち、

先代犬たちの元へ行きました。


私の人生において、彼は多くの経験をさせてくれました。

今まで「保健所から家族に迎える」ことがなかった我が家に

きっかけをくれた子であり、

生まれつきのハンディキャップへの向き合い方を教えてくれたのも彼でした。


彼が我が家に来てくれなかったら、

「めるも」「るーと」「ととお」

この子たちにも出会えませんでした。


彼が来たのは私がまだ10歳の頃でまだ子供でした。


それでも彼のおかげで「保護犬のことをもっと知りたい」と強く感じ、

自分なりに学校の図書館で保護犬についての本を読み漁ったのを覚えています。


道徳の授業で、彼の話をしたこともあります。

担任の先生に話をして「クラスの子にも知ってほしい」と説得し、

”私の宝物”の発表で緊張しながらも話したことが懐かしい思い出です。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る