第19話 不安と恐怖

子猫は3時間おきにミルクをあげなければならない為

私はその晩、すぐ隣に子猫のダンボールを置き

座ったまま2時間おきの睡眠をとった


小さな命のためにほぼ徹夜をするのは

久しぶりで昔よりもかなり体に応えた


微々たる量ではあるが飲んでくれていた

しかしそれでも中々体重は増えない


次のミルクの時間に鳴かなかったらどうしよう

低体温症になってしまったら


私は朝を迎えるまで不安と恐怖に苛まれていた

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