仮想現実の中からルシファーにダメージを与える
大天使ルシフェルは仮想現実を作る事を目標としていた
「さて。あまり時間食わない能力使いばかりならいいんだけど」
ミハエルがそう呟く。少し前にミハエルに追いついた水鏡冬華は
「そういうのってフラグじゃないんですか? やっかいな能力きそー」
のその時、ミハエルや水鏡冬華たちを光が包みこんだ。桜雪さゆが予定より早く終わったのか他の人に任せたのかさゆも光に巻き込まれた。
そしてミハエルにはパラレルワールドに足を踏み込んだ違和感がある。
(これは覚えがあるぞ――)
ミハエルはそう思い、光が収まるのを待った。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「……なるほどな。大天使ルシフェルは仮想現実を作る事を目標としていただから、こういうのがしまいに来るわけだ。
聖書読んでる人もこれは知らない人が多い。
『神が作った別の新しい世界を作りそこに人々を現実世界から招き入れる』
それは"神への反逆"である。
ルシフェルが神話の時代にやった事もムーンショットなんだ。そしてルシファーは堕天使となる。仮想現実いいじゃーんて同調したのが1/3いたんだよな。
ルシファーが現実を滅茶苦茶にする前は神と愛として調和がある世界だったのだが。
ルシファーの世界はすべての可能性がある危険な世界。
ルシファーの世界の特徴は惨劇の可能性がたかい。可能性がどんな方向にも伸びているから。
そしてフラワーオブライフ。ルシファーのフラワーオブライフは目が2つある。このせいで2元論がよく成り立ち手を取り合うことなく対立しやすい世界になってる」
そう呟いたミハエルの眼前には学校の風景が映っていた。
「これからゲームキャラみたいに女と恋愛しろと
これあれか。わたしもステータスとか言ったらステータス見られるのか
ハゲータス! わたしの残りの毛根をSTRの数値で示せ!」
出ない。
「ハゲータス! わたしの残りの毛根をSTRの数値で示せ!
普通のステータスなんていらん。そんなん自分の感覚で強さ分かる。
ハゲータス! わたしの残りの毛根をSTRの数値で示せ!
ハゲータス! わたしの残りの毛根をSTRの数値で示せ!」
STR【150,351】
やればできるではないか褒めてやろう。
次はどうしようかな。
なんだ、この手帳は。各女の子のマル秘手帳。と言う事はアレは載っているのだろうな。
「念じて! 念じて!
攻略対象の女がBLにハマりすぎていたら自分がエサに使われていそうで怖いのでヒロインのBL度を一覧に記せ!」
ピラッ!
何もない。
「ヒロインのBL度を一覧に記せ!」
ピラッ!
何もない
「ヒロインのBL度を一覧に記せ!」
ピラッ!
何もない
「他のにしないとだめか……。
ヒロインを爆殺できそうな時間帯を50音順に示せ!」
ピラッ!
ヒロインとその横に時間が載っている。
「よし!」
「いや、いーんだ息子さん?」
「む。さゆ。って気づいてたけどな。
気づいてなかったらフラワーオブライフの事まで言葉にはださん。間違いなかったよな、あそこら辺」
「うんうん合ってる」
「でもさゆ爆殺一覧に載ってなかったぞ。
冬華とサリサは載ってたけど爆弾の方が弱いから0距離でも無理って書いてある。
陽夏は爆殺時間普通に載ってる」
「ええ~? なかなかやるじゃないその手帳。
ちなみにわたし盾扱いらしい。だから装備欄の利き手逆手の逆手の方にわたし装備してね」
「んー。わかった。逆手って事は右手に装備だなわたしは」
「で。息子さんガッコーとか行かなくていいの」
「えー。学校フケるわめんどぃー」
「なんか学校フケてダンジョンに通い詰めるルートもあるんだって!」
トントン! と音がする。喋る前に足音で水鏡冬華と分かった。だがミニのセーラー服に着替えてパンストはいてる事はドアを開けないとわかんない
「ミハエルさん。わたしです水鏡です。
二人で早くここを脱出する相談しましょう。お互い
桜雪さゆに耳打ちされたミハエルはドアを開けたそして爆弾10個投げて桜雪さゆシールドでドアのあたりを防御した。
「ちょっ、なに!?
なになになになに!?
ちょっと待ってちょっと待ってちょっと待ってちょっと待って!
おいこれ爆弾! おい、わたしを暗殺て意味わからんぞ!?」
「アーーーーーイ!!」
「アーーーーーーーーーーーーーイ!!!」
ミハエルと桜雪さゆは無意味な言葉を口に出して水鏡冬華をあおる。
「いやアーイじゃねえわ! お前っ! アーーイじゃないっつーの! そうか春女アンタねぇっ!?
これ前の狩りゲーでフレンドリーファイアでわたしも他のメンバーも倒して自分もわざと死ぬ寸前までイッて、そこからノーミスでクリアしやがった春女、てめえのあのクソプレー思い出したわ。あの時のプレイヤーわたし以外あなたをブロックしてんのよ!
アンタさぁ今そーゆーあつっ! これ爆弾何個あんの!? あつい! このぉ!
ミハエルさん! アホ女! 覚えておきなさいよ! くうぅ~~~!」
。
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