第49話 俺は魔導士にクラスチェンジしてやることある!

「魔導士だ!」


了解。


属性は?


「水で」



魔導士は自分が強めにできる属性を決めることが出来る。

水を選んだから水属性の魔法を強めに出来る。


了解。


ミナミの声が脳内に響く。


「わぁ!カイトさんが光に包まれた」


ミナミ驚くな。


アーギュメント神のご加護を!


ミナミの声が脳内に響く。


ゲームと同じエフェクト。

光に包まれた俺はアーギュメント神の加護を受け、転職する。


カイトは魔導士にクラスチェンジした


ミナミの声が脳内に響く。


「見た目は変わらないけどな」


名前:カイト

年齢:16歳

レベル:1

体力:112

精神力:848

攻撃力:855

防御力:131

幸運:569

素早さ:375

職業:魔導士

装備:金の剣、鉄の鎧

スキル:十字切り、袈裟切り、百連刺突

次のレベルまでに必要な経験値:50


「カイトさん、大丈夫ですかぁ!?」


「カイト、何か雰囲気変わったような気がするわ」


「私と同じ波長を感じるな」


「俺、魔導士になったから」


俺は皆にクラスチェンジのことを話した。


「へぇ、出来るとは聞いていたけど……」


驚くアオイ。


「で、なんでカイトは魔導士に?」


不思議そうなエミリア。


「ま、いつまでも村人だとッて感じもしたし、あと、今からやりたいことがあるんだ」


「なんだ?」


気になるみたいだな、フィーナ。


それはこの後のお楽しみ。


ただ、その前にレベルアップしなきゃ。


「な、お前ら、俺レベル下がって今、弱いんだ。俺を援護してくれねーか」


「もちろん」


一番に応えるフィーナ。


イイ女だぜ。


「カイトさんのためなら!」


アオイお前も。


「私もよ。カイト。お姉さんに任せなさい」


豊満な胸を叩いて見せるエミリア。


頼りになる。


じゃ、今からボス戦だ!

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