このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(172文字)
急転直下ではじめる物語の世界観は独特でくせになります。個性豊かなキャラクターに軽快な会話と戦闘、展開も早く読者を飽きさせないですね。ひじょうにユニークな作品だと思いました。
冒頭から謎だらけで、けれどしっかりとした勢いがあって、読んでいくうちにどんどん引き込まれます。なぜオカルトが検索に引っかからないのか。機関とは一体。徐々に明かされる謎を主人公と一緒に体験するのが楽しい作品です。
文書は簡潔でわかりやすく、伝えたいことはちゃんと伝わってきてる。最近の流行りがちなテーマとは少しずれていて、刺さる人には刺さるだろう。これから先の展開をどう開いていくのか楽しみだ