[第二十一話][人を殺す覚悟という弱い人間の考え]
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[第二十一話][人を殺す覚悟という弱い人間の考え]
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[ネゼ・ローズのとてつもない
本物語はベンベンという世界で起こる運命を変えようと足掻く物語
[あらすじ]
主人公である令嬢のネゼ・ローズは王子によって
やってもいないエマと言う少女に対しての虐めによって
婚約破棄され処刑されるが謎の場所で謎の人物に遭いその人物に
タイムリープの力を貰ってそしてその力を使い己が超運命を変えようとする
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<100年8月10日>→8時25分→/場所 呪螺二区画90番道路 ボウリング場/
「まず1段階目だ行くぞ」
「
」
*そう言って秀哉は口パクをした*
「これで終わりである、どうだろう非才の言っていることがわかったか?
わかったのなら言ってくれわからなければ制限時間内ならば何回でもやる」
「拙者はわからないが」
「わえもわからないな」
「………………………私は1段階目は既にわかった」
「ほうならば答えてもらおうか」
「………………………答えは」
「じゅげむじゅげむごこうのすりきれかいじゃりすいぎょの
すいぎょうまつうんらいまつふうらいまつくうねるところにすむところ
やぶらこうじにぶらこうじぱいぽぱいぽぱいぽのしゅーりんがん
しゅーりんがんのぐーりんだいぐーりんだいのぽんぽこなの
ぽんぽこぴーのちょうきゅうめいのちょうすけ」
「だ違うか?」
「……正解だこれは有名だし長かったからわかりやすかったかな?」
「いや全然だと思うが」
「まるでわからなかった」
「………………………まあこの程度ならね」
「そうかだが2段階目は難易度が違うぞ!行くぞ!!」
*そう言って秀哉は地面に横たわったと思うと無表情で何の力も
感じないだらけ多様な姿勢でしばらく横たわっていたと思うと
立ち上がりさっき自分が横たわっていた場所を超見下ろしていた*
「これで終わりだがどうだろうこの非才の言っていることがわかったか?
わかったのなら言ってくれわからなければ制限時間内ならば何回でもやる」
「さっきのがわからないのにわかるわけないだろ」
「同じくです」
「………………………私は2段階目も既にわかった」
「答えてもらおうか」
「………………………答えは」
「Floccinaucinihilipilification」
「だ違うか?」
「……正解だ!日本語での意味は無意味と軽蔑
これぐらいは答えてくらなきゃ張り合いが無い」
「張り合いがなくてすまなかった」
「わえはあんたのような人物には謝らないです」
「………………………私にとってこの程度は答えられるに決まっている」
「そうかだが3段階目は正直に言って手話の知識がない場合は
答えるのは無理だと思う難易度だぞ心してかかれ!行くぞ!!!」
*そう言って秀哉は手話をした*
「これで終わりだ!どうだろうこの非才の言っていることがわかったか!
わかったのなら言ってくれわからなければ制限時間内ならば何回でもやる」
「当然わからないです」
「わえもそう」
「………………………私は3段階目もやはり簡単にわかった」
「答えてもらおうか!」
「………………………答えは」
「鳥 神託 聖書 幽霊 水晶占い 影 大気の様子 誕生日の星座 流星 風 いけにえの様子 人間と魚の内臓 火 灼熱の鉄 祭壇の煙 ネズミ 雄鶏の穀物のついばみ方 ヘビ 薬草 泉 水 杖 生パン あらびき小麦 大麦 塩 鉛 さいころ 矢 手斧のバランス 篩(ふるい) 吊り輪 偶然にできた汚点 宝石 小石 石塚 鏡 灰文字 夢 手相占い 爪のつや 指輪 数字 本の一節 筆跡 笑い方 腹話術 円を描いて歩くこと ろう 井戸の発見法 ワイン 肩甲骨 以上の生物または無生物 あるいは現象に起こる変化 解釈 徴候により 予言や予知ができると称するいかさま師」
「だ違うか?」
「……正解だこれは中世にとある記者が使ったものだ
これで3段階目も成功で後一つの成功でそちらの勝ちか」
「ああまるで拙者は役に立っていないがまあこう言うのは
勘が働いている時でも無いと拙者は得意な方ではないからな
だから拙者は応援することくらいしかできないがんばれーー!」
「がんばれーーーーーーーーーー!!!!」
「………………………応援は受け取っておこう」
「ついに最後4段階目の試しだ!!これをもしも奇跡的に正解したら
そちらの勝ちでこの子供は解放するし子供につけている爆弾も外す!!
君たちが試しを外したら子供を殺すそんな試しの最後はこれだ!!!!!」
*そう言って秀哉は椅子に座って動かなくなったそして*
「これで終わりだ!どうだろう非才の言っていることがわかったか!!
わかったのなら言ってくれわからなければ制限時間内ならば何回でもやる」
「わからない」
「わかるわけない」
「………………………この私は4段階目は
流石に少しは難しかったが当然わかったよ」
「答えてもらおうかーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
「………………………答えは」
「我を過ぐれば憂ひの都あり我を過ぐれば永遠の苦患あり我を過ぐれば滅亡の民あり 義は尊きわが造り主を動かし 聖なる威力 比類なき智慧第一の愛 我を造れり 永遠の物のほか物として我よりさきに 造られしはなし しかしてわれ永遠に立つ汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ」
「だ違うか?」
「……正解だこれはダンテの神曲で出てくる地獄の門に出ててくるものだ
そして君達は4段階目に正解して何と何と二つの試しを見事正解してみせた
故に子供を解放しようそしてこの非才を好きにして見せろ……まあ結末はな」
*そう言って秀哉は子供に近づいて体内から
水爆を外したと思うと子供の拘束を外した*
「最後に聞きたいことが二つあるんだがいいか?」
「いいよ」
「右京ちゃん右京ちゃん大丈夫だった?怖くなかった
怖かったよね大丈夫だよママがいるからね〜〜〜〜〜」
「………………………いいよ」
「ありがとう一つ目に何故ボウリングで途中で
太公望の言う事を聞いて投げるのを変えたのだ?
そして何故あれが正解の投げ方だとわかったのだ?」
「それはわえ自身も昇天か奈落かとどちらかで超迷っていて
太公望 蓬さんは少なくともわえをここまで連れてきてくれた
人物で悪人だとは思わなかったですし真剣でしたから変えました」
「………………………私は未来を知っていたからそれだけだ」
「そうか…二つ目に何故二つ目の試しの最後の答えがわかったんだ
それ以外ならまあ鋭い人やらにはわかるとも思うが非才に対しては
読心などは一切超絶対に通じないのだがどうやってわかったのだ?」
「………………………それは私が相手の言おうとしている事がわかるからだ」
「それは読心ではないのか?」
「………………………読心ではないあくまでも相手の動きなどの
目で見える情報によるものから相手の言いたいことがわかるだけ
読心のような便利なものでは無い正直に言ってかなり不便なもの」
「何故そんな特殊な技術を?それって普通に口で話せばいいし
もし特別な状況でも読心の方が圧倒的に使いやすくないか??」
「………………………それは私が独学で耳が聞こえないから身につけた
特殊な技術だから普通の人からしたら要らないと思われる様な技術なんだ」
「耳が聞こえていない?そうか!君がこちらが喋ってからの返答が遅いのは
君が耳が聞こえないから考えてから喋っているラグによるものだっだのか?」
「………………………そうだ」
「それで質問は終わりか?」
「ああ全て終わりだ」
「そうかなら死ね」
*そう言って秀哉は風花によって首を刎ねられて四肢を刎ねられた*
「わえが右京を助けるのに協力してくださって
蓬さん玄紹さん本当にありがとうございました」
「………………………ああ本当別に構わない
よしそれじゃあ玄紹さん[帝釈天]に向かうぞ!」
「ああ!」
「あっあのちょっと待ってくださいお礼を差し上げたいので」
「お礼?」
「ええ今からわえの家に行ってお礼をと」
「………………………お礼ならいい私が勝手にやったことだからな」
「いえそうゆうわけには時間が惜しいならば
今持っているもので一番色んな本当凄い価値のある
この100年前から我が家に伝わる特別な玉を差し上げます」
「………………………確かに時間は超惜しいがそうゆうわけでは無い
この私はそういったものを超本当に一切求めない一切受け取らない
何故ならばそれを受け取った瞬間にその行動は清い行動ではなくなる」
「だから受け取らないと?」
「………………………そうだ」
「それは偽善になるからですか?」
「………………………そうだ私は善なる行いを為すと決めている」
「偽善も立派な善なる行いであると思いますが?」
「………………………私は偽善と善なる行いは違うと思うだけだ」
「ならば貴方は誰かに助けられたとしましょう
貴方はきっとその人物に感謝をすると思います」
「………………………まあそうだな」
「その人は下心を抱いて助けたとしましょうそれは善なる行いですか」
「………………………それは偽善だ善なる行いでない」
「その人は適当にやった結果たまたま助けたとしようそれは善ですか」
「………………………それは偶然だ善なる行いでない」
「そうかもしれませんそれは貴方には善ではないかも知れない
知れないだけれどもそれは善だと助けられたものは思います!」
「………………………それはそう思う奴もいるだろうな」
「偽善も善も助けられた者からすれば一切変わり無いのです
故にわえは貴方の行いを善だと思いますここに断言出来ます」
「………………………貴方がそう思おうと
この私自身が偽善と思うならば偽善なのです」
「そうなのかもしれないですがこのわえは絶対に
善だと思うから何が何でも受け取ってもらいます」
「………………………それはお礼ではなく自己満足だ」
「そうですよ自己満足ですよと言うか全ての行動は自己満足ですよ!
どんな尊いとされる行動も貴方の成した事も本当に全てが故にだから
これも自己満足ですが貰いっぱなしは嫌ですから絶対受け取って貰います
そして言わせてもらいます………………………ありがとうございました!」
*そう風花は言って無理矢理蓬に玉を渡して子供を連れて去っていった*
「追わないのか?」
「………………………これは多分何を言っても頑なに
渡してきそうだからこれは偽善になるが渋々受け取るよ」
「そうかならさっさと帝釈天に向かうか」
「………………………ああ」
「あとお前に言っておくことがある」
「………………………何だ?」
「拙者はお前のことを少し誤解していた
お前が何であれ拙者はお前の味方をする
これは勘ではない拙者自身の鋼の意思だ」
「………………………何だそれ?」
「何だろうね?」
*そうして二人は話しながら帝釈天に向かった*
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「………蓬さんは知っていますか
心と言うものは壊れてしまったら
二度と治ることは直る事はないと」
「………………………まあ例外を除いて基本的にはそうなんじゃ無いか?」
「そうなんですよ拙者は思ったわけなんですよね
心が壊れるなんて絶対に無いんじゃ無いかとね?」
「………………………それはどうしてだい?」
「拙者は超色んな経験をしてきました
多くの心が壊れたと言われる人を見たし
多くの廃人を見たし今も診療所に入っている知り合いも超沢山いる
それが真に壊れているとは直らないとは拙者は思わなかったでござる」
「………………………それは何故なんだい?」
「一つ目に拙者の勘・二つ目に心を垣間見た沢山の経験からだ」
「………………………一つ目の勘はまあ少しはわかるが
二つ目の心を垣間見た沢山の経験とは一体どうゆう事だ」
「それは拙者が生まれてから130年の中で拙者は沢山の経験をした
その中でも本当に凄い特別とも言える経験が心を垣間見た経験だ
その経験の多くは戦場でした何故心を垣間見れたのかは判らない
そして心を垣間見たそれ以上にそれ以下に表現する事はできない
だが確かに心はあった壊れている様に見えてもそこに確かにあり
戻ってくる可能性が絶対にあるのだ!そこには希望が眠っている!」
「………………………そうなのか」
「そうなのだ!そして全てに心がある事も心を垣間見て分かった!」
「………………………そう言った全てに心があると言う言葉で
本当によく思っているのですが全ててどのくらいなんですかで
本当にどう言う感じなんですか?例えば木にある心は一つなんですか?
葉っぱ一枚一枚なんですか?その木で作ったものは同じ心なんですか?」
「そうだねそれはまあ多分人間に例えると体の一部を
加工されて作られたものだから心は全く違うものだね」
「………………………ならば人は内部に
超色んなものがありますがそれらも一つ
一つ全く違う心を持っているのですか?」
「ああその通りだ人一人に本当に超沢山の存在の心があるし
木には沢山の心がある木に葉に更に葉一つにも超沢山の心が
空気中にも沢山の心がある心の無い場所などこの世には無い」
「………………………ならば心は存在によって変わらないのか人間や動物や
自然や空間などが全て同じような心とは思えないんだがそれはどうなんだ??」
「それは、おっとそんな話をしていたら辿り着いたみたいですね帝釈天に」
*そうして二人は話しながら超音速以上で帝釈天に向かって遂に着いた*
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