第28話

 鳥はまず、声が耳に入ってくる。あっ鳥だな、と思ったら大体意識してその方を見る。そしたら白色の体が目に入って、意外に大きいなと思ったらじっくり全体像を見る。動かない。くちばしの長さを意識して、頭の形が意外に小さい。これはあまり意識しない。全体として、鳥の格好カッコウをしているとああ鳥だと安心する。


動物学生物学的に、鳥が飛ぶ理屈リクツが不思議に思ったら、何か理由を考える。確か、骨がスカスカだったと聞いている。また、羽毛ウモウも毛の一本一本が空洞クウドウ?になっていて、軽かったようだ。あと、胸筋キョウキンがすごくてはばたくのにテキした体の構造コウゾウをしているらしい。そう考えても飛べるのは不思議に思う。


フクロウの声は低く、森の中で遠くまで聞こえるらしい。例えば、ウミネコなどの声の高い鳥は、たくさんの群れの中でも声が大きく聞こえるらしい。だから、なんかうるさいのか。一度海の上空いっぱいにウミネコの群れを見たことがあるが、遠くから見るとすごいな程度に感じたのだが、近づくと怖いなと思った。とりってちょっと怖い。


みていると飽きない、飛び方など。羽をパタパタやるやつと、動かさずに固定して滑空カックウする感じ。かっこいい。タカワシがよくテレビなどで獲物エモノを狙うときに滑空しているが、また目がいい。


ハトなどは、なんというかあまり価値を見出せないというところが自然なのに自然じゃない。どうやったらあれだけ無害な感じが出せるのだろう。あと、頭の動きな。なんというか、こちらの琴線キンセンをくすぶる。絶妙ゼツミョウ微妙ビミョウに。


近所にもスズメがたくさんいたが、最近では見かけない。意外に環境の変化に弱いのか?たまに旅行先とかで見かけるとちょっとした感動を味わう。スズメは米を喰う。たくさんいる。そんなイメージ。


鳥のように飛べたらいいなと思う反面ハンメン、本当に飛べたらどうしようとかも思う。高いところは怖い。また、鳥には旅行者という印象が付いて回る。いろんなところを自由に行き来している印象だ。ただ、よく考えると、鳥にも都合があって、そう自由には移動できないかもしれない。一方で、ワタり鳥などはいろんなところを飛んで回る印象インショウがある。昔、「ニルスの不思議な旅」というアニメがあったが、確か小さなニルスが、渡り鳥に乗っていろんなところに旅をするというお話でしたっけ。書こうと思ったけどなんか思い出せなかった。すみません。


鳥を怖い存在だとみる見方もある。作物等を食い物にする鳥や、映画などの鳥など怖い存在だ。人間とチガって飛べるため、手が届かないのでコワいのかもしれない。

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