第19話

 最近では株式投資がだんだん浸透してきているように思える。ニーサの影響というニュースの特集などを見たような気がする。

しかし、社会情勢シャカイジョウセイは一進一退を繰り返しているのを感じる。世界的な疫病エキビョウであるコロナが収束して、やっと一安心と思ったら、戦争が頻発ヒンパツするようになった。だから、株価にも注視しているが、特に下がっている様子はない。


近年の有価証券ユウカショウケンの取引の利用方法は多様化している。特に、リスク分散をよく耳にする。誰も損はしたくないし、破産なんてまっぴらごめんだ。宣伝などを見ると、余った資金を利用して、ニーサで分散投資ブンサントウシをよく行っているのだろう。


ここで注意しないといけないことは、投機トウキと投資は違うということだ。短期的に利益を目的とした有価証券の売買を投機。長期的に優良企業の成長を助けるために資金を投入することが投資、だったと思う。あとはインサイダー取引などだ、こちらはよくニュースで目にしたりする。


今、証券会社の采配サイハイで、いろいろな投資物件をまとめて、その分野を総合的に投資するやり方が流行っているようだ。その分野に資金を投入すると、証券会社がその資金で投資をやりくりし、その配当金などを投資した人が得られる仕組みだ。これだと、資金を投入する側はリスクが減るかもしれない。


また、投資信託も手堅い戦略といえる。積立形式で資金を証券会社に預け、それで運営してもらうわけだ。まあ、いわゆる「お金持ちのお金をさらに増やす」ということなのでしょうか。


銀行の金利がゼロになり、だいぶたつが、そのために銀行の口座にお金を置いていてもあまり得なことがないという価値観が少しづつ増している気がする。(先日ニュースでまだまだこの国は預貯金の割合が多いことが分かった。認識やばい!)ユーチューブなどでは、しきりに有価証券取引のモウかり方などを流していたりする。


近年いろいろな研究?が進んでリスクが減ってきた気がするが、それでも損失の危険はつきものだ。自分が言うのもなんだが、もしやるなら十分に気を付けていただきたいものだ。


厚生年金コウセイネンキンに入っていない、個人の仕事をしている場合、年金では少し不安だと思ったら、イデコという手もある。


最後に、投資というのは国の優良企業を、みんなで資金を出し合って成長を促すのが目的のようだ。決して、金もうけのためのものではないのだ。人間も企業も成長はゆっくりだ。急いでイライラしたところで、結局損をする。そんな気がする。


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