第二節
第6話
スマホ片手にメモ帳を立ち上げ、思いついた文を打ち込んでいく。パソコンを使ってのキーボードの作業感は半端ないが、スマホに文字を打ち込むのは何か文章を作成しているというより、パズルゲームでもしているという錯覚に陥る。また、スマホで小説を読んだりするのは、最近楽でいいなと思い始めた。最初は少し苦手だった。やはり紙媒体の文字の方がしっくりくると思う派だったが、慣れてくるとこちらの方が楽かなとも思えるから不思議だ。
実はまだスマホには慣れていない。ガラケーからスマホに変えてもう数年は立つのに画面の操作をするとき、またかと思ってしまう。身構えてしまうのだ。まず、画面がパソコンより小さいことが気になる。ボタンを指で直接触らないので、指の触覚を使ってない不安がある。四次元的に操作するというのにあまり慣れていないせいか?
未来的というか宇宙的というかそれはそれで魅力的なのだが。ちょうど頭の中で、操作が完成していると考えれば、自分的には好きな部類の事なのかもしれない。ただ、年には勝てぬ。
ガラケーで思い出すのはいろんなメーカーを機種変更したことだ。自分はとにかく周りに影響されやすい。入手した当初はこれをこれから一生使おうとそれなりに覚悟を決めるが、ふと気が変わり別のを入手したりする。同じただの携帯電話なのにメーカーの会社側が3回変わったこともある。かのメーカーでは、会社が、その会社の携帯に機種変更してから2回変わり、その後社名も変わったりした。当時は目まぐるしかった。
機種変更するときは、何か思い付きで機種変更したりする。目に入った店舗があったら何か頭のスイッチが入れ替わり、機種変更したくなったりする。大いに反省した。最近はdocomo一択だ。
今はアプリの全盛だ。アプリはとても便利だと思う。プログラムがデジタルなので、ソフト型となってすぐにダウンロードでき、スマホの手軽さにさらに拍車をかけている。(何か、用語の使い方間違えていたらごめんなさい。)使いようによっては、それ一つで仕事できる勢いだ。ただいろいろありすぎて何を使っていいかわからなくなる。何回も試行錯誤の結果、現在のアプリの使用で落ち着きつつある。もはや怖くてほかのアプリを見たくない状態である。
あと、カメラ機能がとても便利だ。いつも持ち歩くので、ここで撮りたいと思った写真を撮れるのは、すごいと思う。撮った画像をすぐにアップできたりして、重宝する。
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