第五十一話 無慈悲な子
守護像が最後の止めを刺すために合成効率化3で
それを巨大な宝石に撃ちその宝石が中で拡散させてビームがエルの全身を焼きつけた。
守護像がは勝利を確信した顔をした。
その時だった...エルの内側から得体のしれない黒い物が溢れた。
突如エルの身体は黒いオーロラに包まれて周囲の黒い少女達は吸い込まれていった。
守護像は動揺していた。そして焦った。
だってこんなにも黒々としたものは見たことも感じたこともない。
エル?の両肩から怪物のような機械の手が浮遊。左翼は堕天使、右翼は機械の翼が生える。手足には黒い紫の古代文字のようなものが刻まれた手袋とブーツを履いている。
スカートは紺色で白の模様が入り、後ろが伸びて竜の尻尾のようになった。服は法被と軍服を足して二で割ったような形をし、になってうち服は無くなり胸部にはボロボロの包帯が巻かれて心臓部分が八芒星型にくりぬかれている。
髪は暗い桃色で頭の上にはとげとげとした赤黒い天使の輪が浮いている。
右目は黒く瞳孔は黄色く、左目からは静かに涙を流していた。
手には変形して刃元が大きく長い薙刀のような形に変形した
『■■■■■には称号:時間軸の肉体 が与えられます。失っていた
『一部...か。』
エル?は守護像を見つめる。
守護像はひどく焦り同時に自信が恐怖に脅かされていることに怒りも感じた。
守護像は先ほどと同じ合成したビームを宝石に撃つ。
跳ね返り、エル?には当たらない。
『もう、見た。』
守護像は酷く怒りを覚え、エル?の周囲に地表障壁と骸の壁を二重にして囲んだ。内側にリヴァイアサンの波で溢れさせて壁の周囲を瞬走で動きながら蜘蛛糸で巻き付けて固めた。
空いている上からは雷雲と雷を入れた
エル?は動こうとしたが先ほど受けた麻痺は傷跡によって腕が麻痺していた。
『状態の回復と
全ての状態や傷が治った。
守護像は槍を落とす。槍はエル?に当たり水中全体に電気が広がる。
焦りながらも笑みを溢す。
『面白いね。』
エル?は片手で槍は壊され、薙刀で周りの壁を切断した。
『まあ、効かないんだけどね。』
守護像は後退する。もう手がない。
『じゃ、私のターン。』
守護像の周りに八本の大きな十字架が現れて鎖が伸び動きを止める。
必死に逃げようとするが鎖が壊れたりすることはない。
『
守護像の頭部に巨大な先が鋭い十字架が出現。
『罪。』
十字架は落下するが守護像の目の前で静止した。
十字架の上にエル?が居て薙刀を刺している。
『サヨナラ。次元斬。』
オーラが増幅した罪の十字架で守護像を真っ二つにした。
エル?から黒いオーラが薄れてエルに戻る。
「あれ?私いつの間に倒したんだ?まあいっか。」
70階層のフロアボスは討伐?された。
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