序章:浸透する支配-3

 


「……アレが《衰朽魔法》か」


 《万里眼》でコランダーム公が粛々と賊を《衰朽魔法》を纏わせたかんざしで灰にしていく様を見ながら、コンソメキューブ大にまで圧縮した五人分の賊の肉塊を手の中で転がす。


 そしてそれを《結晶習得》でスキルに変換。脳内に《天声の導き》のアナウンスが鳴り響く。


『確認しました。補助系スキル《筋力弱化》を獲得しました』


 ──《衰朽魔法》は、珠玉七貴族それぞれが先祖代々から受け継いでいる魔法系スキルの一つ。


 《炎魔法》と《空間魔法》の複合スキルであるこの魔法だが、二種の複合という単純な組み合わせにも関わらず、その研究は世間一般には広まっていない。


 何故ならば珠玉七貴族が継承している魔法は全て、各家が独自開発と研究を独占し、意図して他の存在がその魔法を探究する事を禁じているからだ。


 例え事情を知らずに手を付けてしまった場合でも罰金や罰則が生じ、故意の場合はそこに重い刑罰まで課される。


 許されているのはその家長と家長が許可を出した者のみ……。例え家族であろうと、家長が許さぬ限りは処罰の対象にすらなり得る。


 では一体どういう経緯でそうなったのか?


 理由は単純。七家に伝わる魔法は全て、一般公開するには余りに危険だからだ。


 《衰朽魔法》は分かり易い例だ。あんな掠っただけで他者を塵に変えてしまうような魔法、才能があるからと簡単に振るえて良いものではない。


 勿論、《衰朽魔法》を操る事は易くない。《空間魔法》の習得や知識は必須であるし、その制御や演算には並大抵の努力や勉学では足りないだろう。


 だが人間とは時に狂気じみた欲望により何処までも追求する生き物……。そしてそこに、人間性の善悪など無関係だ。


 仮に法などなく、才能も時間も情熱もある悪人がこの《衰朽魔法》を使って無差別に人を襲ったらばどうなるか……。想像に難くないだろう。


 それ故にこのティリーザラ王国を建国した当時の「救恤きゅうじゅつの勇者」とその七人の仲間は、自分達の危険な魔法を〝禁忌指定〟し、自分達の血筋のみに継承させる法律を制定したのだ。


 そして無論、この私も《衰朽魔法》を習得すれば処罰の対象となる。どれだけ今の私の立場が良かろうと、関係無い。


 まあ既に同じ禁忌指定の《精神魔法》を習得してしまっている身で今更な話だがな。当然、そんな禁忌指定など無視していずれは習得するつもりでいる。


 だが研究資料やそれに関連しそうなものを残すのは悪手。露骨な研究の証拠が万が一見つかった場合言い訳も出来んからな。


 だからこうして《万里眼》でこっそり覗き見して、見稽古ばりに見て学んでいる。今の私ならばこれだけでも充分な研究になるからな。


 他の七貴族の面々にもいずれ似たような状況で魔法を使ってもらい、見稽古ならぬ見研究でこっそり習得させてもらうとする。


「で、でめ゛ェェ……」


「おっと。そうだったそうだった」


 つい数分前。異変を聞き付けたのか、コランダーム公が向かった方とは反対側の通路や大階段からわらわらと賊共が湧いて来た。


 奴等が駆け付けて目撃したのは、《空間魔法》の隔離障壁により丁度一人分の棺桶大にまで縮まった仲間達の肉塊。


 それを見た奴等の反応は様々で、場が混沌と化した。……床が吐瀉物やら何やらで汚れてしまったのは不愉快だが、まあ、当然の反応だろうな。


 そこから奴等は当然私に襲い掛かって来たわけだが……。


「お前がコイツ等の頭目だな?」


「だから、なん──」


「これからお前の部下だか仲間だかを一人ずつ目の前で痛め付ける。なるべく凄惨に、な」


「なっ!?」


 取り敢えず一人一人の四肢を丁寧に動けなくして拘束し、同じく動きを封じた頭目と思われる奴の眼前に並べて、今に至る。


 そしてこれからコイツ等を、この頭目の口が滑らかになる為の潤滑油に加工していく段階だ。


「好きなタイミングで口を割ってくれて良いぞ? なァァに心配するな。仮に死んでも別の奴に代わるだけだからな。残機は沢山ある。お前が連れて来たおかげでな」


「な゛、に゛ぃ……?」


「最初は……そうだな」


 私は端の方に寝かせていたこの中では比較的若い男を引っ掴み、ポケットディメンションからナイフを取り出して刃を頬に当てがう。


「コイツの肉を少しずつ削いで、お前に食って貰おうか? お前の腹が破裂するのが先かコイツが死ぬのが先か……。して興味は無いが、検証してみようか」


「や゛、や゛め……」


「ほォォら、まず一枚……」


「や゛め゛でぐれ゛ェェェェッ!!」







 屋敷に蔓延っていた賊共の討伐と事情聴取は、程なくして完了した。


 結局は三人目を《溶岩魔法》の溶岩を少しずつ身体に垂らし悲鳴を上げさせ、それを眼前で見せて、聞かせてやって、そこで漸く口を割ると言い出した。


 許してくれ。


 仲間を誘ったのは自分だ。


 全部喋るから……。


 そう喉から血を吐きながら叫び散らした。


 ……他人を苦しめる手っ取り早い方法は幾つかあるが、一番手軽で、且つ効果的なのがある。


 それは自分がされて一番嫌な事を相手に強要する事だ。


 何を当たり前な事を、と思うかもしれないが、これが存外馬鹿に出来ない。


 相手が常識外の人間かサイコパス、違う価値観を持つ奴ならば話は変わるが、人間の精神構造なぞそうは変わらん。


 常識人だろうが罪人だろうが。


 善人だろうが悪人だろうが違いはない。


 自分の大切なものを踏み躙り、陵辱し、汚濁に塗り潰す……。それをやられて正常のままでいられる者などそれこそ人外だ。人間ではない。


 それを踏まえるとこの頭目も一応は人間らしい。ふふふふ。実にがやり易い。


「……随分と手慣れているな。それもどれも至極残忍だ」


 合流したコランダーム公が、私が繰り広げていた拷問を一通り静観した後、無表情のままでそう呟く。


「効果的ですよ。正気な人間が相手ならば」


「それに何処となく……愉し気だ」


「……私に、他人を痛め付ける趣味はありませんよ」


「本当か?」


 ……私にとってこの手の手段は、徹頭徹尾ただの手札の一枚に過ぎない。それ以上でも以下でもないと自認している。


 だが何故だろうか。


 前世の時分からよく勘違いされるんだよな……。私が拷問に快楽を覚えるサイコパスだと。


 故にここはきちんと誤解を解かねばならんな。コランダーム公とはこれから何年と付き合っていくのだ。小さな不穏の芽は、抜ける時に迅速に抜いておくに越した事はない。


「本当ですとも。こんな事、誰が好き好んでやります?」


「世の中には多種多様な趣味人が居るからな。私は別に否定せんぞ? 度が過ぎなければな」


「だから──はぁ。いくら言っても納得しません?」


「腑には落ちんな」


 まったく。私を見極めるつもりか? それとも人間的欠陥を見付けて少しでも弱味らしいものを握りたいのか……。


 ならいっそ、少しだけ素直に吐露して手応えを感じさせて満足して貰おうか。


「……趣味ではありませんが、必要ならどんな手段でも使いますよ、私は。非道だろうが、ね。愉し気にしていたのは、その方が相手が私に恐怖して口が軽くなる場合があるからです」


「意図がある、と? その齢で知見があり過ぎやしないか?」


「私はキャッツ家の裏の跡取りですよ? これくらい出来なくてどうします?」


「……ジェイドには同情するよ」


「ふふふ。今度二人で父上を労いますか」


 そう笑顔で返すと、コランダーム公は漸く無表情を崩して苦笑いを浮べ、その視線を頭目へと移す。


 頭目の目には既に生気は無く、口元は仲間の血で汚し、顔色など土気色だ。


 以前ユーリを痛め付けていた際、あまりに奴の精神が強靭であったから少し自分の腕が鈍ったかと心配していたが、どうやらそんな事はなかったようだな。


 では──


「おい」


「は、い……」


「お前等害虫がこの屋敷に居る理由、その差金が何処の誰なのか諸々……。全て洗いざらい吐き出して貰おうか」


「……」


「なんだ? 私達が談笑している間に元気になってしまったか?」


「それは……」


「別に私は構わんぞ? その場合は折角死なずに済んだ仲間が、追加で地獄に片道旅行に行くだけだ。なァに心配するな旅費ぐらいは払って──」


「わ、わかったッ!! わかったから……もう……」


「……まったく。お前等も運が悪い事だ」


 ──それから暫く、頭目は自分達の正体とその目的を吐き続けた。


 コイツ等の正体──それは下街に拠点を置く犯罪組織にあたる「恥知らずの目」という連中のようだ。


 この「恥知らずの目」は所謂いわゆる下品で節操も矜持もないなんでも屋のような集団で、依頼されたら金額次第で犯罪すら厭わない絵に描いたようなロクデナシ共。


 今回コイツ等はそんな依頼の一つとしていつものように雇われ、この屋敷で好き放題していたらしい。


「ここは上街だぞ? 貴様等ゴミ共がそう易々と侵入出来る場所ではない。誰かに手引きでもされたか?」


「あ、ああ……。俺達も、最初はそう言ったんだ。そしたら雇い主が「極秘のルートがある」って……」


「それで実際に利用してみれば上手くいったと? ……所要時間は?」


「は? ……いや、そう言われりゃそうだ。俺達は言われたように中街から上街に移動したんだが、それにしちゃ大して移動してねぇような気がする。五分くれぇだ」


「ほぉう。それはまた、おかしな話だな?」


 この国──いてはここ王都セルブは国防を担うモンドベルク家のお膝元だ。その権威が直々に示される上街なんぞ、国有数の警備が敷かれている。


 下街や中街からの厄介な侵入者になぞ特に警戒心が強く、非正規のルートなんて物はそのことごとくが徹底的に潰されている。


 かく言う私も何度か機会を見て何度か探ってみたが、私やグラッドなんかの隠密系スキルが卓越した者ならばどうにかなるかもしれない、というレベルの防衛機能を発揮していた。


 誰もが通れる──それこそこの賊共が通過出来るルートなど皆無と言っても過言ではない。


 更に移動時間が五分前後……。とても中街から上街に侵入出来る時間ではない。それこそ頭目が違和感を覚える程に異質な短さだ。


 この条件が両立する状況……。


「……成る程、面倒な事だ」


「クラウン?」


「まだ推測でしかありませんが、恐らくコイツの雇い主かその仲間に《空間魔法》の使い手が居ます」


「……本当に面倒だな、それは」


 《空間魔法》の使い手が向こうに居るなら色々と合点がいく。


 上街への侵入経路は勿論、《空間魔法》ならば国賊として逮捕され今は居ない悪徳貴族の手引きにより上街へ一度行き、そこの座標さえ記憶していれば、現在上街に協力者が居なくとも転移する事は可能だろう。


 一応上街の各所には《魔力妨害》のスキルアイテムが設置されてはいるが、その範囲には僅かな隙間は存在するし、スキルアイテムの点検や魔力の充填に一時的に機能を止める時もある。


 上街に住む貴族ならそれらの隙を調べる事も難しくないし、座標を記憶するだけなら術者にもよるが数分と掛からない筈だ。


 後は術者の腕次第で好きな時、タイミングで任意のものを転移させる……。そういう手口だろう。


「──それで? 肝心のその雇い主は? 何処の誰だ?」


 私がそう聞くと、頭目は一瞬だけ身体を跳ねさせ、伏せていた目を横に逸らす。


 当然ではあるが、ちゃんと口止めをされているのだろうな。散々仲間の拷問と死を目の当たりにしても尚、その約束を思い起こして震える程度の口止めか……。


 中々楽しそうじゃないか。下街を支配に置くのが今からでも愉しみだ。


 ただ──


「……え」


 ナイフを、頭目の目に突き立て、刺し込む。


 一瞬だけ理解が追い付かなかった頭目だが、直後に痛みと視界の片側が消失した事に脳が反応したのだろう。


 滝のような脂汗と共に、血塗れの口から絶叫が湧き上がる。


「があ゛あ゛ァァァァァッッッ!?」


「だァれが黙っても良いと言った? お前に許されているのは私達にお前が知っている洗いざらいを喋る事だ。律儀なプライドを守る事でも、汚い声を上げる事でもない」


「あ゛ぁ……あぁ……」


「お前がやって良いのは、仲間と自分の身を守る為にプライドを捨てる事と、私達の要求通りの情報を口にする事だけ……。分かったな?」


「わ゛、かっ、た……」


「宜しい。では続けなさい。ああそうそう。次に同じような事をしたらば、今度はお前の仲間達の目玉を入れ替えてやるから、努努ゆめゆめ理解しなさい」


「……俺達、の、雇い主は──」













 ──小一時間程して、モンドベルク家傘下の警察ギルド「ノスリの流し目」が駆け付け、賊共を連行。死体の幾つかは〝私が〟処理するからと言って、生きている者達だけを連れて行かせた。


 そして賊共の死体とコランダーム公が処理して塵と化した賊を一箇所に集め、再びの《結晶習得》。死体は一つのスキルとなり、私の中で結実する。


『確認しました。補助系スキル《精神力弱化》を獲得しました』


「……それは、私に見せても良いものなのかな?」


 背後にたたずむ、コランダーム公が複雑な表情で私のその所業を見遣り、訝しみを込めて聴いてくる。


 何か嫌な予感がしているのだろう。大当たりだ。


「コランダーム公」


「なんだ」


「私は信頼出来ると確信している人間には、ある程度の誠意を示すように心掛けているのですよ」


「良い、考えだな」


「そして私なりのその誠意とは、自らの秘密を一つ暴露し、それを共有する事だと考えています」


「成る程……」


「とはいえ流石に全ては明かせません。そうなれば余計な混乱を招きかねませんから。……特にまだ全てを掌握していない今なら、尚更です」


「全てを掌握ときたか。大きく出たな」


「ああ、別に王位を狙っているわけでも、ましてや貴女方珠玉七貴族を支配するというわけでもありませんよ? 私の予定は徹頭徹尾、貴女に既にお伝えしている立場の確保と維持に変わりはありません」


「……」


「……聡明な貴女の事です。私がやりたい事──やろうとしている事くらいもう察しが付いているのでしょう? そしてその上で私と親交を重ねている……。ならば応えなくてはっ! その意志と、覚悟にっ!!」


 《英雄覇気》《皇帝覇気》《仙人覇気》を解放。


 《重瞳》の権能により《仙人眼》《魔人眼》《亜人眼》を併発させ、私の瞳に三つの魔眼を宿す。


「──ッッ!? お前、それ、は……」


 コランダーム公の顔が歪む。


 畏怖を湛えた、威容を目の当たりにする顔に。


「これが今の私です。どうです?」


「……君は、最早ただの人間ではないのだな」


「詳しく知りたければある程度はお話ししますよ?」


「いや、構わない。ティリーザラ王国が暫くは安泰なのだと、そう思う事にするよ」


「そうですとも。国が私達を裏切らなければ。ね?」


「あ、ああ……」


「……さて」


 私は発動していたスキルを解除し、改めて屋敷の内観を見回す。


 ここはギルド用に扱うつもりだが、今の内装は基本的には居住向けだ。自宅用同様に、大幅な改装が必要になるだろう。


「コランダーム公」


「ああ」


「ギルドの内装はお任せしても? 是非あまねく商業ギルドを束ねる貴女の意見の元、理想の物に仕上げて頂きたいのです」


「承った」


「家具に関してはまた後日ご連絡致します。ロリーナや部下達と選別したく思うので、多少時間は掛かってしまうでしょうが……」


「うむ。構わないとも」


「ありがとうございます。では今日のところは解散致しましょうか。気が付けば夕刻に差し掛かる時間ですし」


「そうだな。では、後日に」


「ええ、後日に……」


 そう言い合って私が屋敷から出ようとする。


 すると──


「クラウン」


 呼び止められ、振り返る。


「なんでしょう?」


「……やるのだな。我が国の、汚点に刃を入れるのだな?」


「何を大袈裟な」


 私は笑って返す。


「所詮奴等など、吹き溜まりで威張る事に妥協した負け犬共の寄せ集めです。心が折れて立ち直れないから悪い事しても良い、なんて弱者根性でしか自分を確立出来ない、ただの痛々しい勘違い集団ですよ」


「な、中々言うじゃないか……。私がその立場であったら泣いていたかもしれん」


「ふふふ。ご冗談を。万が一にもありませんよ。そんな事」


「どうやら君は、私を過大評価しているようだな……」


「とんでもない。正当な評価ですよ」


「……忙しくなるぞ」


「ここ数年間に比べれば造作もありません」


 なに、いずれは奴等は私の手で管理されるんだ。その予定を少し早めるに過ぎない。ロリーナとの逢瀬の合間の暇潰しにでも片付けるさ。


「……くれぐれも、油断しない事だ」


「心配ご無用。私を誰だと思っています?」


「はははっ! そうだな。国を勝たせた英傑だ」


 そこで漸く、私達は屋敷を出る。外にはコランダーム公を迎えに来た馬車が一台停められていた。


 私が送っても良いんだがな。余り彼女の使用人達が良い顔をしないんだ。自分達の仕事を取るな、と。


「では、健闘を祈る」


「ええ。ありがとうございます」


 コランダーム公が馬車に乗り込み、走り去る。後に残ったのは私一人だ。


「……まったく」


 沸々と、小さな怒りが湧いてくる。


 確かに私から喧嘩を売った。報復が来る事も勿論、想定していたし返り討ちも容易だ。


 だがまさか、こんな低俗なやり口の嫌がらせを敢行してくるとは……。もっと矜持を持っている悪人の集まりだと思っていたんだが、どうやら期待外れらしい。


 それとも私が期待し過ぎたのか? 前世の裏社会はもっと混沌の中に魅力を感じるような妖しい輝きが──


 ……いや、よそう。期待した私が悪い。


 それより低俗なガキ大将共には相応しいお仕置きをしてやらねば。


 最初はそう……「不可視の金糸雀カナリア」あたりを虐めるとしようか。


「震えて待っていなさい」


 本物を味合わせてやろう。


 昏く輝かしい闇の光に、魅了させてやろう。

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