序章:浸透する支配-2

 


 ──数日前の事だ。


 私はティリーザラ王国の王城へと呼び出され、談話室へと招かれた。


 そこでは先日終戦したばかりのエルフ族の国アールヴとの戦争──第二次人森戦争で明確な功績を上げ、戦勝に貢献した者から要望を聞き取り報酬とする場が設けられ、それぞれに報酬を支払う形式を取っていた。


 だが終戦直後という事もあり、国には現在カネが無い。


 私が早期に決着させた事で限りなく削減は出来たものの、それでも多額の報酬金を功労者全員には配る余裕はなく、交渉次第ではあるがその大半が物的報酬で済ませる形になっている。


 そして肝心の私や部下達への報酬は──





『ほう。自宅として使う自分の屋敷が欲しい、と?』


『ええ。王都セルブの上街に、それなりの広さの物を』


『成る程。で? 部下達の連帯報酬にも屋敷を?』


『はい。そちらは仕事用──近い将来に興す〝中央政府総合請負ギルド〟「十万億土パライソシエロ」の本部として使用出来ればと思っております』


『成る程成る程……。理解したよクラウン』


 そう言って笑顔を私に向けた総合商業ギルドの女王たるコランダーム公は、二日後には要求した立地の屋敷を二邸、確保してくれた。


 どうやら私が国賊として追放した貴族と、戦時中に無能を晒して死んだ貴族の屋敷が空き家となっていたようで、そこをコランダーム公と国王陛下の連名で保証人として契約書を制作してくれた。


 あまりにも早い対応に訝しみはしたが、それを察したコランダーム公は悪戯を得意気にバラす子供のように笑って理由を説明したのだが……。


『前から確保を?』


『ああ。以前から君の計画は聞いていたからね。何人か国賊が出た際にあらかじめ空いた物件に幾つか目星を付けていたんだよ』


『そうなのですか』


『勿論、君が欲しがりそうなのをね。王城と中街へのアクセスが良く、個室が多めで庭の広い物──わば最優良物件というヤツをね。王都でも指折りだぞ?』


『そこは信用していますが……。交渉しようと身構えていたのが馬鹿らしくなりましたね』


『君は国一番の功労者だぞ? 最優良物件の二邸程度なんでもない。寧ろ私はもっとふっ掛けられる覚悟でいたんだがな?』


 ふっ掛けたいのは山々だったのだが、戦時前の下準備と戦時中に上げた私の功績、そして姉さんとの賭け事で勝ったご褒美の見上げんばかりの竜鏡銀りゅうきょうぎんの塊がある。


 およそ将来に向けて必要な物は、この時に要求した自宅用とギルド用の屋敷くらいのものだ。


 細々とした物は、竜鏡銀りゅうきょうぎんを切り売りしたカネでどうとでも用意出来る。運営資金も同様だ。


 人材も今抱えている部下達に、父上から受け継ぐ〝翡翠〟傘下の五家が居る。その他の雑務をこなすような従業員は後々で構わない。


 後々の出資者にもなる珠玉七貴族の面々とは今後の付き合い方次第だな。可能ならば全員に協力して貰いたいが、今すぐどうにかなる問題ではない。


 つまるところ、喫緊の要件は今のところ無いのだ。ある意味では事前準備を周到に終えていた賜物だろう。


 ……ただ、ここで素直に引き下がるのも気が引ける。コランダーム公や国王陛下に私が謙虚な所を見せるのも癪ではある。


 ワガママを期待されているなら、それに応える事が私の役目であろう。


 と、いう事で──


『で、あればコランダーム公』


『あ。マズイ』


『先程の屋敷二邸、リフォームして下さりますか?』


『……リフォーム?』


『ええ』





 ──というわけで、そんな会談から数日後の今日、私はコランダーム公を伴ってくだんの屋敷に来ている。


「珍しいな。てっきり彼女をはべて来るかと」


「ロリーナは学生ですから。学生は勉学を最優先です」


「君も学生じゃないか……」


「私は最早学院の学科で学ぶ事はありません。師匠──キャピタレウス様の師事と寝食以外で学院に用事が無いんですよ」


 蝶のエンブレム所持者である私は授業が免除されている。出席する義務が無い以上、他の優先事項を片付けるのが先だ。


「それが屋敷の検分か……。ジェイドを手伝ったりはせんのか?」


「手伝っていますよ。適度にですが」


 父上は今、コランダーム家から返還された冒険者ギルドと魔物討伐ギルドの引き継ぎ手続きと、国中で徐々に増えだした魔物の討伐案件に追われている。


 最近は露骨にやつれだして──


『クラウンよ……。私はお前を恨んでしまいそうだ……』


 ──などとボヤきだしてしまったので、時折私も手伝いに借り出ているのだ。


 まあ、魔物の発生は私の仕業だからな。父上の仕事が減り過ぎない程度に処理し、予定通り魔物の素材を自分用とキャッツ家へ卸す用にと分ける方法を今は取っている。


「ただ今日はそう忙しくはならない見込みです。心配は無用ですよ」


「ふむ。ならばいいのだが……」


「はい。それよりこれが……」


 目の前には二百平米へーべー──六十坪を優に超える広さに建てられた大きく豪奢な屋敷が雄々しくそびえ、私達を威圧さえしているようだ。


 様式は前世で見たカントリー・ハウスを想起させるようなティリーザラ王国の伝統様式。


 屋根の色は浅葱あさぎ色、壁面は乳白色。


 庭も中々広く、その隅には橋が掛かっている池すらある。


「どうだ? 良い屋敷だろう?」


 けだし、コランダーム公の言の通り良い屋敷だとは思う。


 ただ寝食を過ごすだけならば充分過ぎる程に充実した生活を送る事が可能だろう。実に素晴らしい屋敷だ。


 ……だが──


「確かに素敵ですが、理想的ではありませんね」


「……というと?」


「庭が広過ぎます。三分の一は増築する為に潰し、中枢生活圏以外の部屋は広さを統一して、数を増やすのが理想です」


 庭は基本、見栄えをある程度保てさえすれば後は好きに使い尽くしたい。薬草や希少な花々、後はロリーナや私の好みを中心とした物で一揃えしたい。


 生活圏外の部屋は基本的に私のコレクションルームだ。


 《蒐集家の万物博物館ワールドミュージアム》に展示出来ない生き物や、展示するにはまだまだ種類の少ない物、展示するには系統に偏りがある物等々……。そういったコレクションを集中させたい。


「成る程、な……」


「それと生活に役立つスキルアイテムも一揃えさせたいですね。私が買い集めるでも良いのですが、折角ならそういったワガママも聞いて頂きましょうか」


 中には前世での家電を思わせるスキルアイテムもあるからな。私のスキルや魔法で一々やるのも煩わしいし、可能な限りスキルアイテムで補いたい。


 当初はそういったものは私自身で揃えるつもりでいたが、ここに折角商業の女王が居るのだ。注文しておけるならば越したことは無い。


「う……。お、お手柔らかに……」


「最高水準で、お願いしますね」


「あ、ああ……」


「私にワガママを許したんです。覚悟して下さいね?」


 私が笑って見せると、コランダーム公は顔を引き攣らせながら笑い返す。


 要求はもう無いと思っていたが、いざとなると湧いてくるものだな。これぞ強欲たる人族の性質といえよう。


 この調子なら、十万億土パライソシエロ用の物件も、目の前でみれば色々と湧き出て──











「……これは、どういう事ですか? コランダーム公」


「いや……。私も何が何やら……」


 十万億土パライソシエロ用のギルド本部として用意して貰ったもう一邸の屋敷。


 コランダーム公から道中聞いていた事前情報によれば、自宅用とは違い庭が狭く、代わりに一部屋が広々と確保された屋敷が中央に建ち、ギルドとして利用するのに好都合な構造をしている。


 これならば自宅用とは違い最低限の改築だけでギルドとして機能させられるだろう。


 そう聞いていたのだが──


「私のスキルが不調で無いのなら、屋敷の中に複数人の気配を感知しているのですが?」


 私が所持するあらゆる感知系スキルが、屋敷内に複数の人間が存在している事を告げている。


 数にして二十三人……。さながら自宅でくつろぐ休みの父親が如く、室内のソファに寝転び、地下のワイナリーから漁ったであろうワインやら何やらを下品にあおっている。


 中には娼婦でも連れ込んだのか、昼間だというのに野良犬のように盛る輩まで居る始末だ。


「話が違いますね? ここは貴女方が確保し、管理もしっかりしていたと聞いていましたが?」


「わ、私にも分からんっ!! 管理はモンドベルク家傘下のキュラナンス家が警備にあたっていた筈なんだ……。自宅用の方にはちゃんと居ただろうっ!?」


「ええ。ですが私が見るに、自宅用の警備員の同僚は見当たりませんね」


 それにおかしい話だ。


 基本的に下街に住まうような黒寄りの灰色共は貴族が中心に居を構える上街には入れない。


 下街民も金品の為に危険を犯してまで好き好んで上街には寄らんし、何より上街に入るにはそれなりの身分証明と信用が必要だ。奴らが入り込むルートも無い。


 ならばこれは……。


「……この件を知る者は?」


「それなりに居るぞ。私や我が家傘下の不動産ギルドに建築ギルド。先程も言ったモンドベルク家傘下の警備ギルドや、お前の報酬を記録した文官やその部下達数名……。細かく挙げればキリが無い」


「成る程」


 この場での特定するのは無駄な手間が掛かるな。


 ならばもう、中の奴等に直接聞いた方が早い。


 まあ、もう尻尾が切り離されているかもしれんが、私も甘く見られたものだ。


 尻尾の先を残して、私から逃げられると思うなよ?


「ではコランダーム公」


「ああ」


「折角なので、私は内見がてら屋敷を綺麗にしてきます。五分程お待ち頂けますか?」


「いや。これも私の監督不行き届きが招いた結果だ。同行しよう」


「宜しいので?」


「戦争では暇をさせて貰ったからな。あの時に発散出来なかった忙殺の日々による鬱憤、奴等への八つ当たりで散らそう」


「ふふふ。血で汚さないで下さいね? 清掃もお願いするハメになりますから」


「それは困るな。善処しよう」


 そう言って、私達は門に掛けられていた鍵を外し、屋敷までの道を歩く。


 道中は特に何も無い。だが、道端にゴミが落ちているのが散見されるところを見るに、ここに賊が侵入してからそれなりに日が経っているようだ。


「見張は……いないな」


ろくな組織形態も無いのでしょう。無秩序なゴロツキの集まり……。実に不愉快です」


「……お前が血で汚してしまいそうだな」


「ふふふ。質の悪い画材で絵を描く趣味はありませんよ。ヴァンヤールじゃあるまいし」


 そんな冗談を交えつつ、屋敷の玄関扉を開け放つ。


 すると扉の音を聞き付けた屋敷内の何人かが私達の来訪に気が付いたのか、今までの惚けた気配から僅かに緊張に変わり、それぞれがコチラに向かって来ている。


 そして広間の大階段と客室にあたる部屋から五人、絵に描いたような不潔感を漂わす悪人面のゴロツキが顔を出す。


 そんな五人は私達を見るや否や、揃って面倒とマズイという感情が混じった表情を見せる。


「チッ。もう来ちまったか」


「もうちょいのんびり出来ると思ってたんだがなぁ……」


「こんな事ならもっと──」


 ふむ。羽音が煩わしいな。


「貴様等ァァッ!!」


 私の隣で、コランダーム公が《女王覇気》を放ちながら裂帛れっぱくの声を賊共に浴びせた。


 すると奴等はそれを浴びた途端、その表情を一気に硬直させる。


「穢らわしい賊風情が、誰の許しを得てこの屋敷に足を踏み入れているゥッ!! 分をわきまえろ害虫共がァァッ!!」


 ふむ。想像していたより、コランダーム公は怒りを覚えていたようだ。


 まだまだ短い付き合いだが、ここまで激怒した彼女を見るのは初めてだな。


 余程に自分の領分を荒らされたのが許せないのか、私に余計な煩わしさを覚えさせている事に憤っているのか、はたまたその両者か……。


 まあ、なんでも構わんか。


「ふ、ふざけんなっ!!」


「き、貴族がイキがりやがってっ!!」


「だ、黙らせてや──」


「誰 が 口 を 開 い て い い と 言 っ た」


 指を鳴らし、五人の賊を私達の前にテレポーテーションで呼び寄せ、整列させる。


「あ?」


「何が……」


「加工してやろう。一センチくらいに」


「は? ──ッ!?」


 賊五人を、まとめて《空間魔法》で作り出した隔離空間に閉じ込める。


 あらゆる外界の環境とを完全に遮断し、私並みの《空間魔法》の使い手でも無い限り内部からは逃げられん。


「──ッッ!! ──ッ!?」


「……何か喚いているな」


「全てを遮断しているので、声による空気の振動なんかも遮断しています」


「ほう。ならば空気そのものも?」


「ええ。五人で騒いでいる今なら、遅くとも数十分程で酸欠になるでしょうね」


「ふむ。ならこのままにして他を?」


「いえいえ。言ったでしょう? 一センチくらいに加工すると」


 私はそのまま魔力を操作し、賊を囲う隔離空間を徐々に狭めていく。


「──ッッ!? ──ッッッ!!!?」


「──ッッ!! ──ッッッ!?!?」


 少しずつ狭まる不可視の壁に押され、賊共が騒ぎ出す。声は聞こえんが、恐らく自分達の顛末を悟ったのだろう。


 怒り、恐怖、絶望、後悔、焦燥……。


 五者五様の形相で喚き散らす賊共は、しかし次第に密着度が増していく自分達の状況に、一つ一つ、統一されていく。


 大きい大きい、絶望に……。


「……中々に、見るに耐えんな」


「律儀に見ていなくて結構ですよ? これからもっと凄惨な事になるので、お先に残りを狩りに向かわれては?」


「そうだな。そうさせて貰おう」


「はい。私も済み次第、参加致します」


「ああ。ちょっと運動して来る」


 ______

 ____

 __


「……さて」


 私は、屋敷の中をおもむろに歩きながら考える。


 果たしてこんな馬鹿な真似をしたのは誰なのか? と……。


 今現在、ティリーザラ王国で身を粉にして働いている貴族達は皆が皆、国王陛下に忠義抱く忠臣達ばかりだ。


 私を含めた珠玉七貴族の面々は勿論、私や彼等の右腕左腕として働く上位貴族達も、全員が国王陛下を慕い、敬っている。


 以前には弱小ながらも国王派閥以外に派閥が存在したが、軒並みかつてのアールヴと密約を交わして裏切っていた国賊と成り果てた事で裁かれ、全滅。


 深い事情も知らずに別派閥に傾いていた下級貴族達はそんな状況で己を貫き通す事も無く、今では国王陛下派閥のみ。歴史上稀に見る完全一本化というのが、実情である。


 それ故に、国王陛下の意にそぐわぬ行為は誰からも歓迎も、援護もされない。即刻潰されてお終いの自滅行為だ。


 何よりその標的がクラウンともなれば尚更だろう。


 この国にクラウンを敵に回そうなどという愚行を考え、実行する自殺志願者などいない。寧ろ大半が恩義を感じるものばかりで、理由など皆無に等しい。


 つまり私達貴族に、この屋敷を賊で占拠させる理由が無いのだ。


 なら他に誰が──


「お? なんだテメェ……」


「穢らわしい……」


「あ──」


 髪を留めていたかんざしを抜き取り、異変に漸く反応して部屋から出て来た賊の首を、擦れ違いざまに掻き切る。


「がっ!? がぽぉっ……!」


 斬り付けた頸動脈から血が吹き出す。


 しかし血は床に落ち切る前にその様子を変化させ、風化し、廊下に吹く微風に晒されて消え征く。


 結果的に、床は血で汚れずに済んだ。


 血だけではない。


 斬り付けた首も、傷口から徐々に身体の生気を急速に失っていき、まるで枯れるように衰え、朽ち、老いていく。


 ついには全身が枯れ木のように乾涸びて、賊は力無く床に倒れた。朽ちたその身体を、砂糖菓子のように崩しながら。


「ふむ。掃除は必要になる、か……。まあ、仕方ないな」


 ──珠玉七貴族は、魔法先進国であるティリーザラ王国の主軸を担う貴族達の連盟だ。


 その全員が六百年前にティリーザラを建国した勇者の仲間達の子孫であり、そして七家全てが、そんな祖先から代々受け継いでいる魔法スキルを有している。


 我がコランダーム家に継承されてきた魔法は《衰朽すいきゅう魔法》。《炎魔法》と《空間魔法》の複合魔法であり、特性〝朽ちる〟を発揮する万物を劣化させる魔法だ。


 この魔法に侵されたら最後、あらゆる物はその構成を立ち所に衰退、劣化させ、崩壊させる。


 《炎魔法》の攻撃性を、《空間魔法》の空間制御による物質の構成把握に利用する形で成立させたこの魔法は、基本的に防御不可能。


 クラウン程の《空間魔法》の使い手であればその構成把握を邪魔されてしまって通じるか怪しいが、ただの薄汚い賊相手ならばまず防がれはしまい。


 私は基本的にこの《衰朽魔法》を暗器としても使えるかんざしに纏わせ、小さな隙を縫う様に差し込み、切り裂いて制圧する戦法を得意としている。


 まあもっとも、この歳になって振るう機会などそうそうなくなってしまったがな。


「んえ? な、なんだぁ?」


 間の抜けた賊が、全裸で私の前に現れる。


 本当、ふざけた話だ。


 どこの誰か知らんがクラウンにちょっかいを掛けてからに。


 今後彼はこの国にとって良くも悪くも生命線になる人間だ。小さな不満や反感の積み重ねで、いつ私達にその毒牙が向くか分からない。私だって例外ではないのだ。


 今回の件は、そんな私の評価に関わる。


 私達の未来に関わるのだ。


 商業の女王として、そしてクラウンの第一の協力者としても見過ごすわけにはいかん。


「おい、お前なん──」


「朽ち果てろ汚物が」


「がっ!?」


 また一人倒れる。血も、肉も、何もかも枯れ果てて……。


 そんな様子を、また別の部屋から出て来た賊が見遣り震える。


「……一切合切」


「ひぃっ!?」


「後悔していけ、虫ケラ」


 かんざしに魔力を込める。


 その切先は、変わらず賊の首筋へと……。

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