幕間:とある双子の日常と戦慄

 

 森精皇国アールヴ。


 一万年以上の歴史を持つ長寿の種族であり、知恵ある種族の中で一番最初に知性を得たと語られるエルフ族が暮らす国。


 大陸の最東端に位置する巨大な森林地帯に存在し、都市でありエルフ族の守り神でもある霊樹トールキンを中心とした幾つかの村によって形成されている。


 中でも唯一の都市である霊樹トールキンには全体の約六割のエルフが居住しており、樹中は他種族達の都市と比べて何ら遜色ない程に活気にあふれていた。


 そんなトールキン内に存在する商業区画にて、二人のエルフが買い物をしていた。


「オバチャンっ! この香草とそっちのニンジンちょうだいっ!」


「あらっ、ディーネルにダムスじゃないかっ! ちょっと待っとくれ、今新鮮なの奥から出してくるからっ!」


「ありがとうございます、おばさん」


 二人のエルフ──ディーネルとダムスは野菜市場の見知った店員にそう言われ暫しの間待つ事となった。


「もうっ! 私はおつかいなんかとっとと終わらせて早く稽古したいのにっ!」


「そんな言い方したら気を利かせてくれたおばさんに失礼だよ姉さん。僕達はこのお店の野菜で育ったと言っても過言じゃないんだからもっと敬わなくちゃ。そもそも──」


「は、始まった……。ダムスの長話が……」


 エルフ族の主食は基本的には野菜が中心であり、その他にキノコや穀物、時折昆虫も口にする。


 肉や魚も食べられはするが個人差によって消化不良を起こしたり栄養を上手く取り入れる事が出来なかったりと差が激しい為に普及はせず、余程の美食家や道楽者でも無い限りは口にしない。


 因みにハーフエルフの場合はどちらの血が濃いかによって変わってくる。人族に近ければ近いほど、肉や魚にも免疫が生まれる。


 が、この事が災いしてしまい、肉や魚を食すエルフを他エルフ達は嫌厭する傾向にある。その為滅多な事では街中で肉や魚を食すエルフを見る事は無い。


 ディーネルとダムスは森精の弓英雄の孫であり、古より続く純正のエルフの血統。


 勿論、肉や魚など食べた事は無いし恐らく食べても腹を下すだろう。


 故に二人の成長は本当の意味で野菜による恩恵である。


「おーいダムスっ!」


 野菜に対する敬いについて語ろうとしたダムスを背後から野太い男の声が呼び掛ける。


 呼ばれたダムスはそちらに振り返り、彼の長話を聞かずに済んだディーネルは「救われたっ!」と少し大袈裟に振り返る。


 すると背後では様々な木の実が瓶詰めされて並べられた店構えの木の実市場で一人の頑固そうな壮年が笑っていた。


「ダムスよぉダムスっ! オメェとオメェん所の爺様が好きなツボイの実が仕入はいったんだっ! 買ってってくれよっ!」


 ツボイの実はこの広大な森林地帯にですら極一部の場所にしか生えない樹木にしか成らない貴重な木の実であり、英雄エルダールが好むとされ広く知られていた。


「ほ、ホントぉっ!? やったっ! じゃあ取りあえず一び──」


「ちょ、ちょっとっ!! あんな高いの一瓶も買ったら野菜買えなくなるじゃないっ!!」


「えぇ、でもお爺ちゃんきっと喜ぶよ……?」


「そりゃ喜ぶだろうけどお母さんに怒られるじゃないっ! 嫌よ私っ!!」


「なぁに騒いでんだいっ」


 今度は注文した野菜を紙袋に詰めて持って来た先程の店員が二人の後ろから声を掛け、ディーネルは慌てて振り返る。


「あ、ありがとうオバチャンっ!」


 ディーネルは店員から紙袋を受け取るとお代を差し出し、店員はそれを受け取ると向かいの店の男をキッと睨み付ける。


「ちょっとシンの旦那っ! ウチのお客さん勝手に取るんじゃないよっ!」


「ウルセェなぁナン。こちとら息子にイイ防具買ってやりてぇんだよっ! そこらの一兵卒よりちょいとイイ防具をなっ!!」


「そんなんウチの息子だっておんなじさねっ! ウチはアンタん所より売値安いんだからがっつかれちゃ困るんだよっ!!」


「ケチクセェ事言うなってっ! 第一お前ん所は──」


「ふ、二人共……」

「ふ、二人共……」


 声を揃えて困惑するディーネルとダムスを他所に、徐々に店間でヒートアップしていくシンとナン。


 だがここで耳聡いダムスは二人のとある言葉にハッと気付き、言い争いを横切るように質問を投げる。


「えっ、二人の息子さんも戦争に参戦するの?」


「──んお? あ、ああそうだな……。つっても戦争そのものというよりは国境沿いにある監視砦の防衛の任だ。戦争が始まる前に先行して一週間後に向かう事になってる」


「監視砦の防衛?」

「監視砦の防衛?」


 エルフ族と人族との国境沿いにはエルフ達が人族からの侵攻を監視する為の砦が存在する。


 深い森の中にあり、人族の視力と環境適応力では監視砦として機能しないが、森と共に生きるエルフ族からすれば日常風景に等しく十分に監視砦としての役割を果たす。


 人族からしてみたら見つけ辛く攻略困難であり、奪ったとしても人族の能力では何の役にも立たないガラクタ。


 エルフ族にとってこれ以上に無い砦だろう。


「ウチの息子もシン所の息子とおんなじ砦さね。シン所の息子とウチの息子は仲良いんだがねぇ……。どうもアタシ達は──」


「馬が合わねえなぁ」


「そうなんですね……」


「おうよっ。まあ国境沿いつっても大分南の方だ。これまでの戦争の事考えると人族共があそこから攻めて来る事はまず無ぇ」


「そうねぇ。アタシの旦那も昔そこに居たらしいけど人族なんざ来なかったらしいし……。活躍自体は出来ないだろうねぇ」


「えっ。なら良い防具買う意味は?」


「うっ……」


「そ、それはねぇ……」


 ディーネルの無邪気な疑問に言葉を詰まらせた二人は視線を逸らす。


 そんな二人の様子に益々訳が分からなくなったディーネルが更に首を傾げると、ダムスが少し慌てた様に耳打ちをする。


「見栄の張り合いだよ……。「ウチの息子の方がアンタん所より凄い」って自慢したいんだ」


「えっ? 何それ」


「戦闘で武勲を立てられない状況な以上、味方が集まる砦内はちょっとした社交場に変わるんだ。そこで良い装備をした人には注目が自然と集まって噂が生まれる。そうしたら噂が偉い人に届く可能性があるでしょ?」


「つまり「あの砦に居たアイツは良い装備してるからきっとそれなりの実力者」って? いくらなんでも単純過ぎない?」


「そりゃあ可能性は低いけどゼロよりはマシでしょ? 僕達には「英雄の孫」って大きな看板があるし、お爺ちゃんからの口利きでそこら辺考えなくて済んでるけど、この人達からしたら自分の息子を昇進させる唯一の手段なんだ。藁にも縋る思いって事だよ」


「……アンタ、相変わらず性格の割に変な所で毒舌よね……。まあ、それなら仕方ないか」


 少しだけ大きなヒソヒソ話がしっかり聞こえていたシンとナンは素で失礼を働く双子に若干の苛立ちを覚えるが、この双子と仲良くしていたら息子が出世する可能性も無くは無いという打算と、赤ん坊の頃から見て来た二人をこの程度で邪険にする気は起きないという二つの感情の元、聞こえていないフリに努めた。


 そして話題を変える為、シンが一つ咳払いをした。


「なあナンちゃんよう。二人を奪ろうしたのは謝っからここは譲っちゃくれねぇか?」


「ほぉう。これはどういった風の吹き回しだい?」


「来月よう、息子結婚すんだよ……。そしたら何かと入用だろう? イイ防具買ってやって出世させてやりてぇのも本音だが、他にもアイツの為に色々世話してやりてぇんだ……」


 シンには現在妻が居ない。


 息子が幼少の頃、衛生兵として〝聖母〟として活躍していたシンの妻は、防衛線にある広域砦にて戦場に現れた「暴食の魔王」によって食い殺されている。


 離れた拠点で運良く生き残ったシンはそれ以来息子を一人で育て上げ、今自分の元から巣立とうとしている息子へのはなむけを贈ってやりたいと考えていたのだ。


「……はあ、仕方ないねぇ」


 ナンは頭を抱えた後、受け取っていたお代をディーネルの手に改めて握らせる。


「お、オバチャンっ!?」

「お、オバチャンっ!?」


「野菜は持っていきな、サービスだよ。その金で向かいの親バカの油っぽい木の実でも買ってやるんだね」


「い、いいの?」


「良いの良いのっ! ウチの売値そんな高く無いからね。アンタ等の分くらい後で直ぐ取り返せるさねっ!」


「う、うんっ!」


「ありがとうオバチャンっ!!」


 お礼を言って頭を下げたディーネルとダムスは意気揚々と向かいのシンの元へ駆け寄り、シンはしたり顔をするナンに対し感謝しつつ「オメェも親バカだろうが……」と小さく呟いた。






 ──数時間後。


 ディーネルとダムスは緊張した面持ちで聖樹トールキンの階段を登っていた。


 商業区画や居住区画の階段は登り慣れている為当然緊張などしないのだが、今彼等が登っているのはそういった一般的な階段ではない。


 他の場所より豪奢で荘厳。壁には値が付かない程の絵画がいくつも飾られ、踊り場には緻密な彫刻が鎮座している。


 更に聖樹トールキンから伝わって来る形容し難い重圧と、由来の分からない神聖な力に満ち溢れ、二人の緊張をより加速させていた。


 彼等が登る階段の先。


 その先には並のエルフでは滅多に訪れる事が無い場所──女皇帝ユーリ・トールキン・アールヴが座す謁見の間が存在していた。


「お、おおお姉ちゃん……」


「な、なな何よ……、急に小さい頃みたいな呼び方しちゃって……」


「よ、呼び出された理由……知らないよ、ね?」


「そ、その質問もう十回目よ……。何度も言ってるけど知らないわよ……。私達いつも通り稽古していただけだし……」


 二人は買い物を終えた後、いつも通り戦争に向けての稽古に励んでいた。


 すると稽古場に王城区画からの使者を名乗る者から一つの書状を渡された。


 最初こそ疑いはしたものの、使者の着ていた王城区画にて働く特権階級者にのみ許された制服と、書状にされていた王命を示す押印を見て本物と判断。


 急いで両親にこの事を話し、身支度を整えた後に使者に導かれ、今現在に至る。


「ううぅ……。書状にも「詳しい事は謁見の間にて……」しか書かれてなかったし……。ううぅ、お腹が……」


 余りの緊張に腹部を押さえるダムスを見たディーネルは、無理矢理笑って弟を煽る。


「そ、そんな調子で戦争で活躍出来るわけ? なんなら昔みたいに私の後ろに隠れてる?」


「ば、馬鹿にしないでよっ! 僕はもう……姉さんの後ろに隠れるだけの──ううん、隠れちゃいけない存在なんだから……」


「……そう、ね……」


 神妙な面持ちになるディーネル。するとずっと彼等を先導していた使者が一つ咳払いをし、二人の視線を自分に集めさせる。


「お二人共、もう謁見の間に到着致します。くれぐれも女皇帝陛下に失礼の無いようお願いします」


「は、ハイっ!!」

「は、ハイっ!!」


「……それと──」


 使者は到着した謁見の間の大扉の横に移動すると、扉の前にて背筋を伸ばした二人に最後の忠告をする。


「陛下の姿を見ても、決して狼狽うろたえないで下さい。玉座におわすお方は、間違いなく我等が女皇帝陛下その人です。愚かな判断は致しませぬよう、くれぐれもご注意下さい」


 その言葉の意味が上手く理解出来ない二人は、取り敢えず頷いて見せ使者を安心させる。


 すると使者は「では、開きます」とだけ呟いてから──


「扉を開けろっ! お客人のご到着だっ!」


 その声と共にゆっくり開けられた扉。


 今まで見た事の無い女皇帝との対面は大半が緊張に支配されているものの、一部ではどんな人なのか興味が湧いていた。


 故になのだろう。ディーネルとダムスの視線は当然女皇帝の姿に注視し、そして視線の先にて座す、彼女の姿を見た二人は思わず──


「な、なん……で……」


「なんで……ダークエルフがっ!? しかも、あんな子供……」


 そう、口を突いて出てしまったのだ。


 そんな二人に顔を青くした先程の使者は二人の元へ駆け寄り既に遅いと分かっていても二人の口を手で塞ぐ。


「も、申し訳ありません女皇帝陛下っ!! 先程言い聞かせはしたのですが足らなかったようで……。二人には後程キツく言ってきかせますのでどうかご容赦を……っ!!」


 必死な使者の説得に現実を漸くちゃんと理解した二人は彼と同じように顔を青褪めさせ、とんでもない事をしてしまったと二人顔を見合わせながら涙目になる。


 するとそんな慌ただしい様子を静観していたユーリが溜息を吐き、更に場を凍り付かせる。


「失礼千万即処罰……ってしたい所だけど。今は貴重な人材を不快だからと処罰するのは余りに惜しいし、何よりエルダールの顔もあるからねぇ。今回だけは不問にしてやるよ」


「あ、有り難きお言葉っ!! お前達もっ!!」


 使者が二人を解放し、ユーリの前に押し出すと、二人は凄まじい勢いで腰を折り、頭を全力で下げる。


「先程のご無礼大変失礼いたしましたっ!!」


「愚かな僕達を許して頂いた寛大な御心遣い、誠にありがとうございますっ!!」


「今後このような事が無いよう全力で努めますっ!!」

「今後このような事が無いよう全力で努めますっ!!」


 二人の全力の謝罪に「だから許すって」と小さく呟いた後、「面を上げろ」と命令して二人に頭を上げさせる。


「名乗りなさい」


「は、はいっ!! 私はディーネル・トゥイードルっ!! 森精の弓英雄エルダール・トゥイードルの孫娘ですっ!!」


「同じくエルダール・トゥイードルの孫息子、ダムス・トゥイードルですっ!! 本日はこの場にお招き頂き誠にありがとうございますっ!!」


「うん。私はユーリ・トールキン・アールヴ。この国、森精皇国アールヴの女皇帝だ。以後宜しく」


 重々しい二人とは真逆に軽いノリで挨拶を済ませたユーリは、改めて二人の顔をじっくりと観察し、数時間前に読んだ資料通りであると納得する。


 が、その一方で納得出来ない部分も浮かんでいた。


「瓜二つなのに男女の双子……なんでなんだ?」


「?」

「?」


 考えても埒が空かないと分かりつつ、喉に支える骨の様な異物感がどうしても拭えないユーリは更に二人をじっくり見ようと命令をする。


「二人共、もっと近くに寄りなさい」


「は、はいっ!!」

「は、はいっ!!」


 命令に従いユーリに近付くディーネルとダムス。


 すると──


「……えっ?」


「……なんだ、と?」


 ダムスとユーリの反応が、距離が近付くにつれ異様さを増す。


 何も感じないディーネルは不思議そうに横目でダムスを見るが、ダムスは尚も顔色が悪くなり続け、ユーリの顔は険しくなっていく。


 もしもこの場でなく、且つ二人の立場が今の様な物で無ければ直ぐにでも戦闘態勢に移行していてもおかしくない雰囲気に、ディーネルは更に困惑した。


 そして十分な距離にまで近付いた二人の内ディーネルがその場に跪くが、ダムスはユーリを睨む様に見詰めたままその場に固まっていた。


 流石にこれはマズい、二度も失礼を働くわけにはいかないと判断したディーネルはダムスの頭を無理矢理下げさせると謝罪を口にする。


「弟が失礼いたしましたっ!!」


「…………」


「ど、どうかご容赦を……」


「……いや、いい」


 ユーリは険しい顔のまま玉座に深く座り直すと、何かを思案し始めてしまいそのまま沈黙が流れる。


 暫く無音の時間が場を支配し、ディーネルとダムスが頭を下げ続けていると、ユーリは険しい顔を漸く解き、逆に怪しい笑みを浮かべると「寧ろ好都合か……」と呟く。


「いつまでも頭を下げさせて悪いな。今日はエルダールの孫である二人の顔を見ておきたかったんだ。もう十分に観察出来たし、もう下がってもらって結構だ」


「は、はいっ!!」


「失礼、します……」


 テンションの違う二人はそのまま立ち上がると振り返り元来た扉に向け歩き出す。


 ユーリはそんな二人の背中を見ながら聞こえるかどうかの小さな声で──


「私の為に心血注いで人族を殺してくれよ、二人共……」


 その言葉によって双子の女皇帝との謁見は終わりを迎えた。






「ちょっとっ!! さっきの何なのよっ!? 女皇帝陛下を急に睨み付けたりしてさっ!! 二回も無礼を働いて処罰されたらどうしてくれんのよっ!?」


「……ごめん」


「ごめんじゃないでしょっ!! 何なのか聞いてるのっ!!」


「……僕にも、よく分からない」


「はあ?」


「ただ……なんか……」


「……何よ」


「陛下に近付いた瞬間から、感じたんだ──」


 ダムスは閉まった扉に振り返り、神妙な面持ちで続きを口にする。


「あの人は、〝敵〟なんだっ、て……」






「……はは」


 自室に戻ったユーリは予想外の展開に口元を歪める。


「あははははははっ!! 運命っ!! そうかこれが運命かっ!!」


 高らかに笑い声を上げるユーリは部屋を踊る様に彷徨うと、資料の山の上に置かれたダムスのプロフィールを手に取り、キスをする。


「嗚呼……なんて愛しく憎いんだ……。不倶戴天の敵……まさにそれに相応しいっ……。だがっ!!」


 彷徨いながら窓辺に立つと、今までしまっていたカーテンを勢いよく開け放ち、外から差す夕焼けのあかと聖樹からの金光を仰ぎ、盛大に笑う。


「今やそれも我が手中っ!! さあ殺そうっ!! 人族を蹂躙しようっ!! 魔王である私の《嫉妬》と──」


 朱と金の混ざる景色にプロフィールを透かし、まるで語り掛けるように言葉を紡ぐ。愛を囁く様に……。


「勇者であるダムス、君の《忍耐》でっ!!」


 こうして魔王ユーリは、勇者ダムスを手に入れた。

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