第7話「力」
佳奈子は友達と遊ぶ帰りに公園の近くにある山へ行った。
「これは…」
なにか無いか探してみるとある物を見つけた。
「剣?」
彼女が見つけた剣は彼女の前世に使っていた剣だった。
「これは、私の剣かも、いや、絶対そうだ…」
そう言って剣を持ち振ってみた、すると、青い光を発し、勢いよく剣が振れた。
「…」
あまりの迫力に言葉を失った、それと同時にある事に気づいた。
「ペンダントが光った…?」
そう、剣を振るその瞬間にまるで前世のお母さんの形見のペンダントが、お母さんが、力を貸すかの様に青く眩く光っていたのだ。
「すごい…」
その日は剣を気をつけて持ち帰り自分の部屋の安全な物置で保管した。
そして気になることを思い出した。
「大樹くんの前世の記憶ってどうなるんだろう。」
そんな事を言いながらその日は眠りについた。
翌日、大樹からスマホのメッセージがきた。
「いきなりごめん、昨日なんか妙な夢見たんだよな、なんか変なこと言ってるかもしれないけどさ、前世の世界っていうか、急に変な事言ってごめん、なんか夢で前世のお前に会ったんだ、まあどうでもいい話か…」
と言われた、佳奈子は大樹とこの事について共有できるようになると思って少し嬉しかった。
「え、まじ!?私もちょっと前そんな事あったんだよね、突然頭痛くなって、多分大樹くんが見た夢って私と同じような前世の記憶かもしれない!」
「え、まじ!?なんか非現実的で信じられないけど…まあまた何かあったら言うね」
「分かった、またね」
前世の記憶を持つ隊員が増えた、ここからどんどん話が進んでいく!?
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