一章7 舞美の心にたいする気持ち
舞美はかなり取り乱して舞に言う。
舞美「お母さん!心クラクラするって!どうしよう!?」
舞が来て顔を触る。
舞「心ちゃん、チョットお外暑かったかな?麦茶飲んだらチョット寝なさい」
心「うん」
舞美「何!?大丈夫なの!?病院とか行かないの!?」
舞「大丈夫」
舞美「本当に!?絶対!?」
舞「うるさいねぇあんたは。大丈夫だって言ってるでしょ」
舞美「けど」
舞「そんなに心配ならあんたも一緒に寝てろ。うるさいなー」
その後しばらくして駿と春は帰り、えみは心の所に行き心をじっと見ていた。
えみ(心ちゃん本当に大丈夫かな?)
段々えみは眠くなり心の隣で寝てしまった。
しばらくして心は目を覚ました。
心(スッキリした)
両隣を見るとえみと舞美が寝ていた。
心(何で?)
舞美が起きた。
舞美「心起きたんだ。大丈夫?」
心「大丈夫」
すると舞美の声が段々大きくなっていく。
舞美「何で暑いなら暑いって言わないの!?バカじゃないの!?」
その言葉を聞き心は公園にいた時の駿の言葉を思い出した。
心「何で怒るの!?僕悪い事してない!舞美ちゃんは僕の事嫌いなの!?」
すると舞美が少し黙った。
舞美「心おいで」
心は舞美に近づく。
すると舞美は心を抱きしめた、もの凄く強く抱きしめた。
舞美「大好きだよ。本当に大好き。そうだね。心は悪い事してない。ごめんね。大きい声だして」
心「うん」
心は少し照れくさかった。
舞美が心の顔を見ると心は舞美の目を見ようとしなかった。
舞美「何?照れてんの?ねぇ。照れてんの?もっと照れ臭くさせてやろうか?」
すると舞美は心のおでこにキスをした。
心「やめてよ!汚い!」
舞美「は!?汚くないわ!ボケ!」
その声を聞きえみが起きた。
舞美「えみちゃん起きたのー?おいで」
えみは舞美の膝に乗り、抱きつき、また寝てしまった。
心「何で舞美ちゃん僕の隣で寝てたの?」
舞美「え?心とえみちゃんが一緒に寝てたから?」
心「どうゆう事?」
それから駿と春は毎日のようにえみの家に遊びに来た。
そして夏休みも終わり登校初日、駿は自信満々で心の所にやって来た。
駿「心お前宿題全部やってきたか?」
心「やってきたよ。駿君は?」
駿「あったりまえじゃん!」
駿は心の机の上に宿題を広げた。
駿「ほらね!」
心「駿君。絵日記は?」
駿「え?」
秋
駿「冬休みっていつ?」
心「冬じゃないかなぁ?」
駿「今っていつ?」
心「秋かなぁ?」
駿「冬って秋より遠いのかなぁ?」
心は黙った。
春「こないだ夏休み終わったばっかりじゃん!ねぇ?えみちゃん?」
えみが頷く。
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