第12話

 土曜日は、汗ばむ、むしむしする日だった。そんな日の昼下がり。鼻からぬぐっても、ぬぐっても汗が出る。

「今日は、友達と出かけてくる」と母に言ってきた。学校に歩いていくと、ゆるやかな風に揺れる木漏れ日の中で人が佇んでいた。光が花弁に変身して散りだしているような動きをしていた。そしてそこに佇む人は光の花弁を一片、ひとひら、丁寧に集めて、光を纏っている。美しい光景であった。

 美しい景色ごと、こちらに気づいて、木の枝が、人の手が左右に振れる。テンポの速い曲の演奏をするときのメトロノームみたいに。

「すいません、待たせましたね」

「ううん。ちょっと教室に用事があったから、はやめに来たんだ」と先輩は言って、筆箱を胸のあたりで小刻みに振った。

「そうだったんですか」

 わたしはそう言いながらも、気を遣ってそう言ったのかもしれないな、と思った。でも、その気遣いを受け取らないのは、悪い気がして、気づいていないふりをした。

「目的地まではちょっとかかるよ。こっち」

 先輩は迷いなく学校の側の細い道へと歩き出した。何年も、この町に住んでいたのに、この道は全く知らなかった。大通りの道路しか歩いてこなかった。知らないことばかりだ。いつの間にか、みちのことに対して、ずいぶんと臆病になってしまっていたらしい。道にも、未知にも。

 周りが知らないものだらけの景色になり始めると、おばあちゃんちの…、違う、お仏壇で線香をあげるにおいがどこかからした。しめった空気に満たされていた。

 バス停の前を通り過ぎる時、ピンクのつつじの花が咲いていた。

「つつじ」

わたしは、口からこぼれるように、思わずそう言った。中学校の周りに異常なほど植えられていたことを思い出す。それまで、嫌いじゃなかったのに、中学校の記憶を思い出したくなさすぎて、なんとなく目をそらすようになった。ああ、あのころからだ。つつじだけじゃなくて人と視線を合わせるのが怖くなったのは。

 周りにいる人がみんな敵に見えて、睨んでいるように見えて、目を合わせられなくなった。床ばかり見る姿勢になった。中学の先生に、姿勢が悪いね、と言われた。すいません、と小さな声で答えた。姿勢が悪いんじゃないんです。姿勢を悪くしないと生きられない感じがするんです。心の中で説明する。

「つつじって漢字で書くと、なんとなくどくろに似てない? 」

「ああ、分かります。でもどこが似てるか、とか、どんな字か、までは思い出せないんですよね」

 スマホのメモ機能で「つつじ」と「どくろ」の文字を打ってみる。変換されて出てきたのは、「躑躅」と「髑髏」だった。 

 似ている。たしかに。

 先輩の横を歩く中で、給食の献立が混ざり合ったみたいなにおいや、鼻の奥が風邪をひくような制汗剤のにおいや泡立った洗剤のにおいが通り過ぎていく。わたしは懐かしく感じた。

 しかし、懐かしさはわたしにとってほっこりするものじゃなく、舌の奥にずっと残る苦みのようなものだった。

 中学生のころから、知り合いに会うのが嫌で、近所をよっぽどの目的がないと歩けなかった。怖かった。後で何か言われるんじゃないかと不安で仕方なかった。

 わたしはこの症状を「隠れひきこもり症」と名付けた。この症状の特徴は、患者にとって、「大事だ」と思わせる特定の理由があれば、外出が可能である。という説明まで考えて、自分の精神科医になってみたこともあった。

 学校は意地で、高いプライドから通い続けた。だからわたしは「隠れひきこもり症」だ。ずっと、不良学生のばかりの中学校から早く巣立ちたかった。「ちゃんとした」高校に行き、レベルの高い勉強がしたいと思っていた。そのためには出席率や内申書の良さはそれなりに必要だった。

 こんな風に、いつも先回りして慎重な判断をしすぎているのだろう。自分をすり減らしてでも、先を明るくしようとする。攻撃されるかもしれない、と思って小さく嘘をつき続ける。

 十分ほど歩いただろうか。先輩はぴたりと足を止めた。

「ここだよ」

 わたしは先輩の目線の先を見る。

 さかなを見に行くと言って、先輩が連れて行ってくれたのは、水族館とかではなくて、熱帯魚などの水中にいる生き物専門のペットショップだった。

「さかなを見に行くって言ってましたから、勝手に水族館とか、そうじゃなくても海とかかと思ってました」

「うん。そういう反応すると思ったから、何も言わなかったんだよ。水族館は結構入場料とられちゃうけど、ここなら無料で見放題だしね」

 水族館。その場所をイメージすると、小さいわたしの姿が見えた気がした。

 ペンギン、アシカ、ゴマフアザラシ。イワシの大群。シロイルカのバブルリング。幼稚園の時に遠足で行ったのを思い出す。あの頃は、お母さんにべったりで、目に映るものがキラキラして見えていた。

 いつか、おさかなさんになれたらいいのに。あの群れの中で一緒に泳いだら、どんなにいいだろう。完成された動き。美しい行進。わたしの魚の群れへの関心、憧れはいつまでも続くと思っていた。いつの間に忘れてしまったんだろう。

「わぁ、きれぇいー。かわいい~」

 違う水槽を見るたびに後ろにいるお母さんを振り向いて小さい声でそう言ったっけ。

 うん、きれいだね。母は優しい顔でわたしを見ていた。とても、とても幸せそうな目をしていた。薄暗い館内とぼやぼや光る青くて巨大な水槽は横を向いても、上を向いてもどこまでも続いていて、夢を見ているような、現実から切り離された場所のようだった。

 その中でも、イルカはわたしの心をつかんだ。イルカは映画館のようになった場所にいた。首を色んな方向に振らないと全体が見えないほど大きかった。観覧席に座ると、スタッフの人がピンマイクをつけて話している。

「イルカは頭がいいので、コミュニケーションがとれるんですよ」

 ひょいと、ダイバーの人が合図をすると口から丸い形をしたバブルリングを作り出した。やわらかい白い頭。ぽにょぽにょと水流によって形を変えた。

 イルカは、魚じゃない。哺乳類だ。イルカは限りなく魚に近い、人間と同じ類。だけど人間と違って、やわらかい顔を、純粋な目をこちらに向けていた。ショーが終わると、名残惜しさを残したまま席を立った。

 その後見たのはヒトデ、チンアナゴ、カクレクマノミだった。けれど、わたしの頭はイルカに占領されて、記憶は水で薄まっている。

 すべての生き物を見終わるころには足が疲れていた。動きたくなくなるのに、必ず帰りの車の中では、次はいつ来られるかを考えていた。

 水族館から帰ると、大きな水槽で自由に暮らす生き物にもう一度会いたくて、水族館にもう一度行きたいと、何度もねだった。イルカの絵を画用紙いっぱいに描いた。

 けれど今は、水族館はしあわせな人しかいないから、わたしには行ってはいけない場所な気がする。幸せでない人にとって不釣り合いで、そこにいると浮いてしまう気がして、こわいのだ。

 ペンギンのショーも、アシカのショーも、シロイルカのバブルリングも、その技術は、自然界でそれぞれが生きていくためには不必要な技術だ。わたしたち観覧者が楽しむために身につけたものだ。その場所で生きていくための後天的特徴だった。

 イルカはどんな気持ちで、訓練しているのだろうか。おやつがもらえる、ほめてもらえる。そんな気持ちじゃなくて、仕方ない、おろかなにんげんのためにやってやるか、くらいにしか思っていなかったらどうしよう。イルカと人間は違う生き物だ、と考えているから、かわいいとか頭いいとか思えるけど、人間だったらと考えると、生々しい感じがする。

 水族館という場所では、本来大事なはずの狩りとか、食とか、自分の環境を守っていくこととか、そういうことよりも、人を楽しませることの方が大事みたいだった。

「こんにちは~」

 先輩の挨拶で店のほうを見ると、店内から小柄で華奢な男性が箒で掃除をしようと出てくるところだった。その人の手はほそい、白い指で、手の甲には青っぽい血管が薄く透けていた。ちょっとよそ見をしたら音もたてずにいなくなってしまいそうな、儚さと脆さを持っていた。

 その男性はこちらに気づき、顔を上げた。

「いらっしゃいませ。ああ、つばめくんじゃん。久しぶりだね」

「こんにちは。今日は部活の後輩も連れてきたんですよ」

「あっ、こんにちは。お邪魔します」

「どうぞどうぞ。ゆっくり見て行ってくださいねぇ。それにしても、つばめくんが人と歩いているなんて、珍しいこともあるもんだね」

 先輩は、人と歩かない、というのがなんとなく引っかかるが、深入りするのはよす。

「お邪魔します」

 からんころおん、とベルが鳴り、透明な玄関の扉がゆっくりと開いていった。青紫の空間。全然こわくない。静かで、誰も責めてこない空間。

 お店に入って、最初に視界に入ったのは、真正面の水槽にいたくらげだった。半透明なゲル状のからだをゆらり、ゆらりと浮上するように動く。触手が繊細なレースやフリルのようで美しい。できるならずっと掌にのせておきたいようなやわらかな生き物だ。どんなにぶつかっても、受け流されてしまうような、そんな存在。

 今度は何を見ようか。八畳ほどの広さの中に、どこまでも広がる海のように果てしない世界が広がっていた。店内をくまなく見渡してみる。薄暗い中に青い光がぽつんぽつんと灯っている。水槽についている装置がヴーンと鳴っている。雨降りの日に川沿いの道を歩いているにおいを嗅いだ。水槽にはなぜか、イルカのシルエットのかたちのシールが貼ってあった。

 一通り見渡した中でひときわ目を引いたのは、小柄なさかなであった。水槽に近づいてしゃがんで観察してみた。それは一匹のメダカだった。

「月虹めだかっていう名前なんですよ、その子ね」

 店主の人が教えてくれる。めだかが、銀色のうろこを音もなく虹色に反射させて泳いでいる。奇跡みたいな美しさをしていた。それはさながら、オパールに命を吹き込んだみたいだった。

「惚れちゃうくらい、美しいめだかだよね」

「かわいい、とか、きれい、じゃなくて美しい、なんですよね」というと、店主はそういえば、と思い出したように、「つばめくんがここに最初来た時も、このめだかに目を奪われていたよね。あの時のつばめくん、ひどい顔してたなあ」と懐かしそうに言った。

 わたしは水槽から少しだけ視線を外し、先輩の顔を視界の隅に入れた。ちょっと、と先輩は一瞬焦ったような顔をした。けれど次の瞬間にはその話はもういいじゃないですかぁ~と、のらりくらりとかわしている。

「あ、その子に言ってない感じだったか。ごめんごめん、今のは忘れて」

「? 余計気になるんですけど、それ」

 わたしの入れない会話をしているから、割り込まないようにしていたのに忘れてなんて言われると、とたんに気になってくる。

「まあ、いいじゃん。秘密の一個や二個ある方がうまくいくことだってあるでしょ、お嬢さん」

「お嬢さんって……。まあ、そうですね」

 ――確かにそうだ。わたしだって、先輩に言っていないことがたくさんある。言わなくてもいいようなことも、言うべきことも。

「そろそろ帰ろうか。それとも、もうちょっと見る? 」先輩はふいとドアのほうを見て、言った。なんだか淋しそうな横顔だ。

「いえ。そうしましょう」

 わたしたちは、レジ横に置いてある、月虹めだかのポストカードを一枚ずつ買った。それは、水彩絵の具で描かれていて、涙でにじんだみたいに、ぼんやりと色彩が広がっていた。

「お邪魔しました、また来させてください」

「うん。ほんとにまた来てね。つばめくんも、ね。待ってるから」

 小さな、しずかな、アクアリウムの旅が終わって、店の外に出るとアスファルトからくる暑さが、いやにまとわりつく。現実が一面に広がっている。熱による空気のゆがみが見える。そのゆがみは、飴玉が水の中でゆっくり溶けているのと似ていた。

「次はねぇ~、」

「え、まだ他にも行くんですか? 」

 帰るものだと思っていたわたしはびっくりしてしまう。

「せっかくここまで来たのにあれだけじゃ物足りなくない?もしかしたら、この辺とか、学校の裏とかに電話があるかもしれないし。調査を兼ねているんです、これは。わかりますか?羽崎君」と、まじめな顔をして言った。

「まあ、確かに」

「次はぁ~、甘味処ぉ~、甘味処ぉ~」と、バスや電車の案内みたいに先輩は言った。いつの間にか、先輩はいつもの笑顔に戻っていた。

 目の前が川の、路地の傍でとまる。ろうそくの炎のようにあたたかい橙色のひかりで、店内が照らされていた。

 おそるおそるドアを引いて、中に入ると、香ばしいお茶の香りに包まれた。この香りは、日本じゅう、世界中探してもここでしかかぐことのできないように思えた。この香りを持って帰って、いつでもかぐことができるようにしたいな、と思った。

木の椅子に座ると、グラスに入ったお茶とメニュー表を手渡される。そのメニュー表をふたりで眺めた。

「これ、おいしそう。でもこっちのほうじ茶味も絶対おいしいよねぇ」

「いやいや、それもおいしそうではありますけど、こっちのページにあるのもおいしそうですよ」

「うわっ、ほんとじゃん。しかも期間限定」

 メニュー表を指さし、何度もめくり、言い合いながら、なんとか注文をする。先輩は宇治抹茶のかき氷、わたしは、あんみつを結局頼んだ。頼み終わって、ふぅ、と息をつき運ばれてきたお冷や代わりのお茶をひとくち飲む。

「……! 」

 びっくりした。おいしすぎて、声にならなかった。なんだ、このお茶。麦茶? 番茶? ほうじ茶? 飲んだことないお茶の香りと甘さだ。なのに、さっぱりしている。

「このお茶、はやく飲んでみてくださいよ」

「そんなこと言われなくても、知ってるよ。あのさ、ここ、案内した人俺だってわかってる? でもおいしいよね、ここのお茶。こうか茶」

 コウカチャ? わたしは頭にいくつもの疑問符を浮かべる。

「うん、こうか茶。ええと、かわ……、なんだっけ。ああ、そうだ。カワラケツメイっていう植物から作るんだって」

 先輩の説明は分かるようで、分からない。もう一度こくりと口に含む。ふわりと香ばしくて甘い香りが鼻腔をくすぐる。こうやってこのお茶を味わっているほうが、何倍もよくわかる説明だ。

「こちら、宇治抹茶のかき氷と、あんみつです。かき氷のほうは、こちらの抹茶シロップをかけてお召し上がりください」

 運ばれてきたかき氷は午後二時の光をキラキラさせた。ふわふわな氷山。そこにシロップを天辺からかけると、春が来たみたいに緑色に染まっていく。氷の中に隠れていた練乳と、とろりと混ざり合った。

 わたしはあんみつをじっくり眺める。二つの白玉、透明な寒天、真っ赤なさくらんぼ。ピンクと薄緑の求肥。あまく煮てあるみかん、あんず。さくらの味のアイスクリーム。それらがあんこの周りに乗せられている。どれから食べよう? ときめきがとまらない。

「いやぁ、やっぱ夏はかき氷食べないと終われないよねぇ。ま、ザッキーはあんみつ食べてるけどさ」

「んふふ~、おいひい~。こんなん知っちゃったら、しょっちゅう来て、太っちゃうじゃないですか~」

「俺さ、一人で食べに来るの、なんか嫌だから、ザッキー、もし行くことあったら誘ってよ。って、頭いたくなってきた~」

 その言葉をきいて、社交辞令かもしれないけれど、わたしは嫌われてなかったんだ、とちょっとだけ思った。わたしを嫌わずにいてくれる人が、この世界に存在しているだけで少し強くなれた気がした。

 先輩は、本当は、わたしが隠していること――電話の手がかりを知っているということ、それをとっくに気づいていて、敢えて聞いていない気がした。そして今、電話のこと、言わなかったら、嫌われそうな気がした。せっかく、嫌われていない、と思えたのに、それが台無しになりそうだった。

先輩のこと知りたいなら、わたしも隠していることを言わなきゃ、対等じゃない。

 ――言わなきゃ、だめだ。電話の記憶を。今言わなかったら、ずっと言えない気がする。けれど、信じてくれなくて、呆れられたらどうしようか。怖い。心が冷蔵庫で冷やされているみたいだ。わたしは言うんだ。半ば投げやりに決心する。

 ちょっとずつ食べながら、言いだすタイミングを探る。ああ、おいしいはずの、あんみつの味が緊張で半減している。呼吸のリズムが狂い始めている。過呼吸になるんじゃないか、そう思った時、先輩がかき氷をじっと見始めた。

「あのっ、」

わたし、もしかしたら思い出したかもしれないんですけど。

口ごもり、ときどき早口になり、挙動不審な話し方になる。言いだしてみるとやっぱり怖くて、緊張して、背中からつうっと汗が流れていくのが分かった。その冷たさに小さく震える。先輩は眉毛を少し上げながらぱっと顔をこちらに向け、なにを? と訊いた。突然どうした? という顔をしている。

「でんわです。わたしたちが探している電話の手がかりです。多分、なんですけど」

 話しているとだんだん自信が無くなっていく。声がふるえている。あれ、わたしの記憶だよな? 本当に見たんだっけ? ただの夢じゃない? わたし、変なこと言ってない? また、人に嫌われるかもしれない。

「また、冗談を」

「冗談じゃないんですって。真面目に言ってるんです。小さい時、家族で遊んでいたとき、その電話を見たことがあるんです。その電話は普通の電話と違って、単純な白とか黒とか、ましてや公衆電話みたいに緑じゃなかったんです。まだ、よく思い出せてないんですけど」

「まってまって。見たことあったの、ザッキー? ……ということはこれまでに黄泉の国との電話を使ったことあるってこと? 」

「いや、そこまではしてないです。電話を近くで見たり、触ったりした記憶はないので。遠くからしか見てなくって」

「ほんとにあったんだ……」

 先輩は呆然としていた。そして、半ば現実に戻れない様子で会計を済ませ、お店を出る。たどってきた道を逆再生するみたいに、学校へと戻った。学校までの道で、先輩もわたしも一切話さなかった。


 教室の中ではちょっとしたことをネタにして、悪口大会が繰り広げられている。壁に耳あり障子に目あり、という感じで。

悪口を大きな声で言っているものは権力を持ち、悪口を言わないものは排除される。広くて、どこまでも続きそうな学校の社会、人間関係。それは社会に出ても同じこと。どこへ行っても、あるものだと思っている。

 それが、今日行った場所には、どこにもなかった。

 だから、今日の電話探しは、少しの間の逃避行であったのかもしれない。

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