172 おうちに帰るシンデレラ

真幸side


「みんな帰ってくるの遅いよ!待ってたんだからな!」


 現時刻 23:30 高天原から帰宅したら白石と清音さん以外お家にいなくて。留守番してくれていた累と件と、颯人……みんなで先にご飯をいただいてしまった。


 玄関前に気配を感じ、俺が扉を開いて帰ってきたみんなを招き入れる。


 わー、ボロボロだな。どこまで行って来たのかわからんけど、伏見さんは怪我までしてる。鬼一さんもいつの間にか居なくなってたし、帰ってきてくれてよかった。



 

「芦屋さん……」

「ただいま戻りました……」

 

「おかえり。伏見さんと星野さんはまだ怪我がちゃんと治ってないんだから、早く座って!」


「は、はい」

「わわ、押さないでください芦屋さん」

 

「ふふ、みんなも早くおいでよ。鬼一さん、どこ行ってたのさ。高天原で探したんだぞ」


「すまん……颯人様も戻ったし、安全が確保できたから、つい飛び出しちまった」

「そっか、だから残っててくれてたんだな。鬼一さんも座って。妃菜も飛鳥も、アリスもだよ。みんな白いご飯でいいだろ?お腹すいたか?お茶先に飲む?」


 俺があんまり色々喋るもんだから、みんなが顔を見合わせてびっくりしてる。

 自宅に帰ってから話を済ませた、白石と清音さんは頬杖をついて高みの見物だ。


 


「あの、ええと……」

「伏見さんはどこで怪我したんだ?まだ片目に慣れてないんだから無理しちゃダメ。はい、手ぇ出して」


「はい……。黄泉の国まで行って来ました」

「あーあー、獄卒さんと喧嘩したのか?鬼の気配があるよ」

「はい、すみません」



「伏見さんが獄卒とやり合ったんですか!?」

「珍しいな……お前、ちょっと落ち着けよ」

「うるさいですね、星野も鬼一も似たような顛末でしょう。おや、鬼一は泣いたんですか?目が赤いですよ」


「な、泣いてねぇ」

「イヤイヤ、つっこましてもらうわ。赤いよりパンッパンに腫れてるやんか」


「ホントですねー、3が二つ並んでますねー、あはは〜」

 

「3……確かにそうだな。魚彦、後任せていいか?」

「応。食事をさせてやれば皆落ち着くじゃろうて」

 

「うん、ありがとね」



 伏見さんの治癒を終え、魚彦を顕現して……みんなの様子を見てもらう。

その間に俺と颯人は、用意していたご飯達をキッチンから次々と運んで並べた。

 お腹が鳴る音が聞こえたぞ。飛鳥が頰を赤く染めて、妃菜が頰をツンツンして……うん、大丈夫だな。みんないつも通りだ。


 


「はーい、どんどん食べてね。颯人と俺で並べるからねー」

「腹減らしは並べ切らずとも食事を始めよ」

 

「……ど、どうしたんですか?こんなにたくさん作って。芦屋さんこそ、お腹空いてるんです?」

「俺は先に食べちゃったよ。これは、帰りが遅くなったみんなの分だ」

 

「えぇ?なんですかこの山盛りの唐揚げ」

「それは鬼一さんの好物だな」


「伏見さんが好きな野菜の焼き浸しもモリモリやで。あっ、私が好きなネギ詰め!!こっちも山盛りやん!」

 

「この油揚げの中にネギが入ってるんですカー?パンパンですけどー。私の好きなハンバーグもありますねー!」

 

「アリスさんのハンバーグは大きいですね。私の好きなかぼちゃの煮物……小豆がたっぷりです」

 

「ふふ、星野さんは小豆とかぼちゃが好きだろ?ひき肉も入ってるよ」


 みんなの好物を山盛りでドカドカ並べていると、白石が堪えきれずに大笑いし出した。清音さんもつられてる。


 


「マジウケる……当事者はストレス解消ちゃんとやってんじゃねーか……くくく」

「皆さんを想って作られたんですよね。芦屋さんはお母さんみたいな存在なんですよ」


「……母上は僕の母です」

「陽向も来たのか!おかえり!」



 呆然としてるみんなの背後から陽向がやってきて、眉を顰めながら抱きついてきた。

 両腕で抱きしめて頬をすり寄せる。陽向まで何かしてくれてたのか、嬉しいな。


「陽向、埃ついてるよ?どこ行ってたの?」

「はい……高天原の書庫をひっくり返してきました」

 

「えっ、あの山をか……無茶しないの。ほら、座って。ご飯食べるだろ?陽向の好きな茄子のとろとろ焼きだよ。来るような気がしてたから、作っておいたんだ。あっため直したから」

「……ありがとうございます」

 



 陽向を椅子に座らせて、隣にいる颯人の膝に自分から座る。颯人もちょっとびっくりしてるけど、ニコニコの笑顔を浮かべて腕にお腹に手を回してきた。


「陽向はこれ好きだけどさ、ただ焼いただけで生姜と醤油で食べる簡単な物だし……他のが良かったかな」

 

「母上、とろとろ焼きの名の通り時間をかけて焼いてくださっているのですから、簡単ではありません。

 僕は母上の焼いた茄子しか食べませんから」

 

「そっかぁ……いっぱいあるからな、たくさんおかわりしていいよ」


「は、はい。なんだかご機嫌ですが、どうされたのですか?」


 


 眉を顰めた陽向が首を傾げている。

 んふ。そう、俺は超絶ご機嫌なんだ。長年の謎が解けて、すんごいスッキリしたから。


「まだ内緒。後で星野さんに相談してから教える」

「……む、そうなのですか?父上、心当たりは?」


「あるわけなかろう。真幸のご機嫌はいつも突然なのだ。機嫌がいいに越したことはない、この料理で被害は済んだ」

 

「被害とか言うなし。きゅうりたくさん食べただろ?美味しかっただろ?」

「あぁ、漬物に炒め物に煮物に……ぴいたん豆腐とやらも美味だった」


「そうでしょ。俺が作ったご飯が好きだもんな?」

「……そ、そうだが。ううむ……」



 みんなが食事を進めていくと、だんだんこわばった顔が緩んでいく。清音さん以外はみんな人間じゃなくなったから、本当は食事をする必要はない。

 でも……愛情を込めてご飯を作って、それをお腹いっぱいに食べると幸せな気持ちになる。

後ろ向きだった気持ちを抱えたままでも、自然に前を向けるようになるんだ。俺がやりたいことが物理的にできる手段の一つがこれだから、料理も食事も無くさない。


 生きている限りは食べ物を食べたいし、食べさせたい。仲間のみんなには笑顔を浮かべていて欲しい。これは、俺にとっても幸せな事のひとつだ。




「芦屋さん、ごちそうさまでした。焦っていても仕方ありませんね、お腹が空いて精神的にもやられていたようです」

「んふ、そうだろ?こう言う時はご飯食べて、みんなで一緒にいような」

「はい」



 伏見さんも落ち着いてくれたみたいだ。ご飯の後のお茶を飲んで、まったりし始めた。


「私もごちそうさまです。芦屋さん、お話ししましょう。お待たせしました」

「うん。あの、颯人……待っててね」


「わかっている。風が強いのだから上着を忘れるな」

「うん、ありがとう」

 

 颯人が自分の羽織を肩にかけてくれて、そうっと袖を通す。体温と香りが残ったそれに包まれて……体も心もあったまる。

 

 星野さんが俺に手を差し伸べてくれる。颯人の膝を降りて俺はその手を握り、彼と二人でいつものお話場所に転移する事にした。


 ━━━━━━



「おや?満潮に行きあってしまいましたか、岩が沈んでます」

「あらー……時々あるよね、これ。そしたら沖の社にいこっか」

 

「そうしましょう」


 足元の海の下に沈んだ岩を眺め、もう一度転移し直して沖の島にある社へ移動する。

 海の上に浮かんだ離れ島は自宅からは遠い。この社は俺が毎朝やってきて、修練をする場所なんだ。伊勢に行った後作ったから、生木の社に生木の鳥居であったかホワホワな神社になった。


 小さな島だけど、浜があり、山のように盛りあがった丘がある。

浜に作った一乃鳥居を拝して、石段を登っていく。


 夕闇の中に灯りを灯した灯籠が階段の上までたくさん並ぶ、参道の石階段。柔らかい光りに導かれて、一歩一歩ゆっくり歩く。

 他の神社にも良くある石灯籠は、神継のみんなが寄贈してくれたもの。天辺にある神社は俺たちが祀られている。



  

「何度来ても不思議ですね、私たちを祀る神社があると言うのは」

 

「ふふ、そうだな。俺は知らないうちにたくさんや城を持つ事になったけど、みんなはここと、所縁の地にしか作らなかったな」

 

「祀られた神社の分だけ分霊しなければなりませんからね。私たちはまだそこまで魂を分けられません。

 それに、お守りしたい方がこうしていらっしゃるので、あまり力を分散したくないのです」

「うん……なんか、照れるな」

 


 石段を登り切ると、大海原に囲まれた景色が目に映る。太平洋側に向かっているから地平線が空と海野と境を丸く区切り、海の中に太陽が沈んでいく。

 赤からピンク、紫へと空の色が変わり、月が浮かんで星々が輝きだす。


 柔らかいほの灯の中で木肌のままの小さな社の前に腰を下ろし、満天の星空を見上げた。


 


「さて、今日はどんな恋バナですか!?」

「だいぶ食い気味だね、星野さん。そうだな……今日は正しく恋バナだろうな」

 

「……あ、芦屋さん!?もしや……」



 社の木の階段にお尻を乗せて、膝を抱える。俺の体はふっくらして、認識阻害を解けば女の子にしか見えない。


 最初から体はどちらでもなかったけど……そう……俺は、もう男じゃない。自分で望んで女の子になった。体の作りは、筋肉も、骨格も、体型も貧相だけど女神なんだ。




 腰まで伸びた髪を解いて、細く三つ編みに結んでいく。……手を動かしてないと恥ずかしくて言えないんだもん。

 もじもじしながら下を向き、小さく呟く。

 


「俺、颯人が好き。恋人になりたい。奥さんになりたい。颯人の子がもう一人欲しい。今度は、自分のお腹を痛めて産みたい」

 

「………………………………」

 

「星野さんは、一目惚れって……あると思う?」



 チラッと顔を覗くと、星野さんは真っ赤な顔になったまま固まってる。

あれ……こんな反応初めてだな。


「すみません、ものすごい攻撃力でした。少々お待ちください」

 

「う、うん」


  


 now loading……状態になった星野さんは呆然としたまま俺の顔を見てる。片方かけてしまった耳の傷痕が見えて、胸がちくりと痛んだ。

 

 暉人が耳をくれなければ、星野さんは全ての音を失うところだった。念通話はできても……自分の声が聞こえなければ祝詞は唱えられない。

 彼の色んなものを守ってくれたのは暉人だ。自分の耳を失って『カンがずれた』と言って、それを取り戻すために眷属同士で修練する計画を立てている。


 その中に、星野さんも含まれてる。妃菜も、伏見さんも……俺に内緒で話してるみたいだ。みんな失った物をカバーするために一生懸命で、前を向いて歩き続けようとしている。



 俺も、そうしなきゃいけないし、そうしたいと思う。みんなが頑張る姿を見て元気をもらったから。

 仲間がいるって、本当にいいよな。毎日が幸せなのもそのおかげだな。


 こうして恋の相談に乗ってくれる星野さんを残してくれたのは暉人だから、後できちんとお礼を言わなきゃ。





「お待たせしました、しっかりと把握しましたよ。芦屋さんは、颯人様に対して相棒から恋人にアップデートされたいと言うことで合ってますか?」

 

「うん、そう」


「ちなみに、どんなふうにしてその気持ちにお気づきになられましたか?」

 

「えと……高天原で、ニニギに常世の国の話を聞いただろ?それで、みんながいなくなった後に自分の中が空っぽなのに気づいた。

 ほいで、この感覚って身に覚えがあって……颯人が来る前、こうだったなって思い出したんだ」


「なるほど、裏公務員になる前の、颯人様がいらっしゃる前の状態ということですね?」

「うん、そう。それで、颯人が降りてきた時の話なんだけど。

 颯人は七色の光を落としながら空から降りてきた。その光が染み込んだ色んなものが色彩を取り戻して見えた。匂いもそうだけど……感覚が鋭くなって、全部が鮮やかになったんだ」

 

「ほぉ……その中で、颯人様に対してはどう思われたのですか?」


「いい匂いのイケメンだな、って思って。最初はそれが鼻についてムカついてたけど。

 それでも、ずっとカッコいいとは、思ってた。……ごめん、なんか自慢話になりそうな気がする」

 

「かまいません、続けてください。芦屋さんのお話ししたい、全てを聞かせて欲しいです」

「そ、そう?じゃあ……」



 

 俺は星野さんにそう言ってもらえて、今までの全部が口から勝手に出てくる。

 八幡の藪知らずから始まって、ずっと気遣って、大切にしてくれてた事。颯人が俺にくれた全部が紡ぎ出される。

 完全に自慢話になってるけどいいのかな。颯人は……優しくて、かっこいいから……止まらなくなってしまいそうだ。


 俺は颯人のやってきた事を改めて振り返り、神隠しの神に出会った時に〝惚れた〟と言われたのを納得する。颯人の態度が急に軟化したのもこれが理由だったんだ。

 いつも、俺を支えて、守って、甘やかしてくれて……目一杯愛してくれていた。


 


「颯人も俺が傍にいると『何もかもが美しく鮮やかに見える。音の全てが奥底まで届いて心のうちを満たす』って言ってくれてさ」

「芦屋さんと同じ状態になるのですね」

 

「そうだと思う。俺は常世の国の話を聞いて怖かった。永遠の命を持つ神になってから死に憧れていたけど、いざ同じようなものが突きつけられて怯えた。

 颯人が『何があっても離れない』って言ってくれたんだけど、それは……俺が欲しかった言葉だった」




 語り終えて星野さんの目を見ると、彼は目を輝かせて頬を紅潮させて鼻息が荒くなってる。ニコニコしてるから、嫌じゃなかったみたいだ。ちょっとホッとした。


「心の中にあったモノに気付けただけかもしれないけど、これって、恋……でしょ?愛っていうのは、颯人がしてくれたことだとは思うんだけど……俺はまだ、実態を目視したばっかりで手の内にあっても、触れてないような気がする」

 

「はい、恋だと思います。それで、いいんですよ芦屋さん」


 迷いのない視線を受けて、心臓がとくりと跳ねた。星野さんも、俺が欲しい答えをいつでもくれるんだ。

 今回も、きっとそうだろう。


 


「今の芦屋さんは……そうですね。例えば、空に浮かぶ月があるとしましょう。今まではそれを見ても『これは触れられないものだ、触れてはいけないものだ』と思っていたんです。実際、手は届きませんでした」

 

「空の月……そうだね、雲を掴むような話だ」


「えぇ、存在はわかっていたけれど自分の手では『触れられない』と思い込んでいたんです」

 

「……どう言うこと?」


 


「あなたは空に浮かぶ月ではなく、心の中の水盤に映る月に気付いた。

 しかし、またそれに手を伸ばせなかった。空に浮かぶ月は掴めないと経験で知っていたからです」


「……うん」

「それでも手を伸ばし、水を掬って……その手の中に何が見えましたか?」


  

「月が、見える」


「そうです。水盤の月は……必ず手に入ります。あなたは叶わないと思っていた願いを、思いを、手にすることができたんですよ」


 星野さんはニコニコ満面の笑みだが、俺は顔が熱い。……とんちの話も絡めてるけど、俺の過去を含めてまで話してくれてるんだぞ。顔が溶けちゃうよ。


 

  

「……うぅ……クサイよ、星野さん。俺は、その、あの……うん。そうしてはいけないと思ってたけど。手の中にあるものに気づいたんだと思う……」

 

「はい。芦屋さんの手の中に、月はすでに在ったんです。あなたが掬った手の中の水は、颯人様が支えているから溢れる事はありません。そこに見えるものは、芦屋さんと颯人様にとって、本物なのです」


「うん……うん」




 星野さんと二人、海の上に浮かぶ月を見つめる。ほうっと吐息を吐いた彼は俺の手を強く握る。


「おめでとうございます、芦屋さん。早く伝えましょう!!」

 

「うっ……その……なんて言っていいのかわからなくて。今更な気もしてるし」


「いやいやいや、すみませんがそこはキッパリ否定させていただきます。

 今更ではありません。貴方が始めた物語は、起承転結で言うところの『転』ですよ?もう、結は目の前です。なんなら秒でハッピーエンドです」

 

「秒……かぁ。ううん、どう言えばいいんだろう。突然好きって言うのも、なんか違う気がするし。チューするのも微妙だし。待たせた分、颯人が喜ぶ言葉をあげたい」


  

「はああぁ……あぁ……最高です。私は恋バナ仲間として、最大の幸せを感じています。暉人殿に耳をいただけて本当に良かったです」


「星野さん……」



 お互い肩をくっつけて、小さな笑いが起きる。なんだか、常世の国の話は正直もう……どうでも良くなってきたな。




「私たちが目指すのは、芦屋さんと颯人様が現世にいてくださるよう努力する事ですが……ご本人は気にしなくていいんですよ」

 

「え、そうなの?」

 

「えぇ、あなたが考えなくてはいけないことはたった一つ。颯人様にご自分の納得できる言葉でお答えする事ですから。

 芦屋さんが颯人様と別たれることはありません。私たちは寂しいですが、どこに行っても幸せでいられる……こんなに嬉しいことがあるでしょうか」


「そんなふうに言われると、何て言っていいかわかんないよ。胸がいっぱいで……どうしたらいいんだ……」

 

「あの、もう少しお話ししませんか?颯人様のヤキモキをお聞きしたいです。付き合いだしてからのイチャイチャがより味わい深くなりますので。私はスパイスを所望します」

 


「なぁんだよそれ……でも、うん。もう少しだけ聞いて欲しいな。好きな人の話って……尽きないんだね。正直自分でもびっくりしてる」

 

「わはぁ……たまりませんね。そうだ、ご存知ですか!?颯人様はお布団の中で……」




 星野さんと、俺と……二人の話はシンデレラタイムを過ぎても終わらず、痺れを切らした颯人が迎えにきて幸せな時間は幕を閉じた。

 

 有名な童話のシンデレラは、無くしたガラスの靴を取り戻し、両足に履いて王城に召される。


 俺は……頰を膨らませた颯人に追加のコートを巻きつけられて、抱きしめられて……お家に帰ることになった。

 

 

 

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