91 内宮の天雫

「アレ……手を繋いでいますね……」

「相棒ってなんなんや?」

「芦屋さんが考える相棒像なのですから茶々を入れないでください。いつも通りがいいんです」

「星野の気持ちはわかりますが、若干つっこみたいですね」

 

「お前らウルセェ。頼むから俺が言った事をちゃんと考えてくれよな……颯人さんはもう、いい」

「白石さんのお気持ちはお察ししますよー。私も星野さんに賛成なので何にも言いませんけど、デバガメは仲間といえど刺します」

「アリス怖いやん……立派な過激派になってもうたな」


 

 

 現時刻04:00。もうすぐ朝焼けが始まる。彼は誰時の薄暗い雰囲気は、色々思い出す時間の色だ。


 そんで、朝からみんなして遠巻きにじっと見るのやめろ。何話してるか大体わかるぞ。

昨日の話がどこまでかはわからんけど、白石が囃し立てるなって言ってくれたんだろうとは思う。

 

 ……やっぱおかしいのかな、これ。まぁいいや、好きにやるって決めたしな。


  

 俺達は一般の参拝客が集まる前に参拝を、とのことで早朝に内宮へやって来た。

 伏見さんとアリスは昨日の晩、内宮ないくうに先んじてご挨拶に行ってくれて不在だったんだ。今晩はおわったら宴会かな?

 白石の歓迎会したいんだ。俺も伏見さんにしてもらって嬉しかったもん。

赤城山の帰りにみんなで呑んだのが、もう随分昔のことのように思える。

 

 


 

 

「今朝は気分が清々しい。良い天気になりそうだな」

「ん?そうだなぁ。調子いいのか?」

 

「其方が何も気にせず、腕の中で眠ってくれたのがとても良かった。いつも通りにな」

「……最初からそうだったからだけど。わざわざ口に出すなし」

 

 なんとなく恥ずかしくて颯人の脇に肘鉄を入れる。びくともしないんですけど。


 

「「「「「なるほど」」」」」

 

 みんながうなづき、生暖かい目になる。マジでやめろ。


「ほーん?なんかよくわからんが一皮剥けたな?颯人もか?そう言う匂いはしねぇけどな……迎えが来たぞ」

「ヒコは口閉じろ!颯人、戻って」

「応」

「こわっ」



  

 颯人の顕現を解き、背筋を伸ばして気合を入れる。今日は大切な参拝だからな、気を引き締めないと。

 

 鳥居前の大きな木の下でお迎えを待っていると、一人の巫女さんが中から歩いてやってくる。

鳥居の下に佇んでいる警備員さんがビシッと敬礼姿勢になった。

 

 渡会さんが言うように、ここは日本一の神宮だ。

 伊勢神宮、と呼ばれてはいるが正式名称は『皇大神宮こうたいじんぐう』。伊勢にあるから伊勢神宮が通称で、全国の神宮代表であるが故にただ『神宮』という名前だともされている。


 この国を昔から支えてくれた、天照の総本宮だ。


 


「おはようございます。真神陰陽寮の皆様。在清さん、お久しゅうございます」

「えっ?あ、お、おはようございます!お久しぶりです!!」


 一番最初に声をかけられ、アリスがびっくりしてるけど納得の所作だと思うよ。

 アリスはここで国護結界を繋いでるんだから、すでに認められた存在だ。


 


「真神陰陽寮の皆様は先に正宮しょうぐうにてお待ちください。神は顕現なさらぬように。

 白杜はくとがご案内つかまつります」


 巫女服姿の女性がパチン、と指を弾く。真っ白な鹿が現れて、ペコっと頭を下げた。

 きゃわいいし優美な姿だ。角が幾つもに別れた見事なシシだな。夏だからか、鹿子模様が浮かんでいる。



「……助手の白石を、芦屋さんのお供に残してもよろしいでしょうか」

「ええ、構いません。猿田彦殿もご一緒がよろしいでしょう。皆様はお先にどうぞ、中は右側通行です」


 ピリッとした空気の中で、みんなが眉を下げて中に入っていく。白杜と呼ばれた鹿は、式神じゃない。あれも神様だな。



 


「初めまして、私は神宮の巫女を務めております神々廻 早苗ししば さなえと申します」

 

「はじめまして、神々廻さん。俺は芦屋真幸、彼は助手の白石直人です。

 本日は不躾にも祭事までお願いしてしまいまして、申し訳ありません。あの……かっこいいお名前ですね……」


 思わず本音が出てきてしまう。

 頭を下げた白石に苦い顔で脇を突かれた。

だってさ!『神々廻ししば』さんだぞ!?なんてかっこいいんだ。すごい、神宮のお仕事されてるってだけで尊敬の対象なのに、気配だって真っ白だ。なんて清い人なんだろう。

 呆気に取られた神々廻さんがハッとして背筋を伸ばした。



「……あ、ありがとうございます。では、まず禊から致しましょう。内宮内の神々は正宮でお待ちしておりますので」

「はい!」

 


 

 大きな鳥居の前でしっかり腰を折って頭を下げた。大きな木で作られた鳥居には温もりを感じる。この鳥居は伊勢神宮で使われた後、下賜されて他の神社で使われるんだ。鳥居自体にも神力が移り、ほわほわと僅かに光を発している。


「芦屋、そのくらいにしとけ」

 

「あ、ごめん。あんまり綺麗な鳥居で見惚れてた」

「ははっ、真幸はいつもそれだな。高天原でもいちいち建物やら食べ物やら、何でもかんでもすごいすごい言ってたもんな?」

 

「ヒコは余計なこと言わないの。これは人の手が作ったんだぞ?すごいだろ。わあぁ、大きい橋だ!これが宇治橋か!」



 

 鳥居を潜ってすぐ、101.8メートルの宇治橋が現れる。大きなアーチ状で全て木で造られた橋が、外の鳥居と中の鳥居を繋いでいる。

 入り口の鳥居は現世の門、奥の鳥居が聖域の門とされていて、下に流れているのは五十鈴川いすずがわ。水が澄んでいて、底まで綺麗に見える。

 高天原にもこれは流れているんだぞ。


 そよそよ吹く風がまだ涼しい。今日は雲ひとつない快晴で暑くなりそうだな……日本の国旗が遠くにたなびいている。

 空が明るくなり始めて、東雲を刻む。すごく、綺麗な景色だ。



 

「これを二十年に一度掛け替えるなら、相当大変な工事になるだろうな。技術を後世に残していくためには必要なんだろうけど」

「まぁ、よくご存知ですね」


 

 ゆっくり歩きながら神々廻さんが振り向いて口に手を当てる。


「式年遷宮の四年前に立て替えるんですよね。次の建て替え、見に来てもいいですか?」

「構いませんが……あなたはそのあたりも学ばれているのですか?社を沢山建立されておいでですものね」

 

「はい、まだ素人知識ですがきちんと学ばないと長年保つ社を建てることができませんし。そこに住まう神様には居心地良くしてもらいたいですから」


「そうですか……」



 

「この橋は木曽の檜ですよね、三十坪の木造建築十六軒分の木材を使っているんだったかな。

 橋脚は欅ですし、強度の計算もされてるのがよくわかります」

「左様でございます。本当によくご存知で……」


「真幸に説明してもらいながら行こうや。神々廻、あんたの目的も果たせるだろー?」


 猿田彦が頭の上に手を組みながら、ニヤリと嗤う。

ヒコ……そういうのは口に出すなっての。

 俺だってわかってるから口数増やしてんのに。神々廻さんだって好きでやってるんじゃない。



 

「ヒコ、お口にチャック」 

「なんだよー、ダメなの?」

「ダメ。俺は挨拶もせずに仕事を押し付けた無礼者なんだ。どんな奴なのか確かめる必要があるのは当たり前」

「ふーん?ま、いいやさっさと行こー」


「……」


 

 無言になってしまった神々廻さん。

 彼女は飛鳥とはちょっと違う方法で俺を視てる。霊力が豊富だから彼女が案内役をしてくれてるんだな。

 

 仮にも天照大神を降ろした俺がどんな人か、観察する必要があるんだ。

俺が何とも思ってない、っていうのも何か違う気がするしその辺は黙っておこう。



 


「二つ目の鳥居、これは聖域との境だ。式年遷宮の時に正宮で使われていた棟持柱むねもちばしらの木で作られてて、ここで使われた後は関の追分へと移して六十年位使われる。一つ目の鳥居は桑名の七里の渡しに行くんだよ」

 

「ほー、そりゃ知らんかったなー」

「なんでそんな事知ってんだお前は」


「普通だろ?ネットで調べたり本で見れば書いてある。一つ目……現世との境である鳥居は旧外宮げくう正殿で使われていた木だ。あれも元は棟持柱だよ」

「そうなのか……」


 


 白石にまでびっくりされつつ、二つ目の鳥居に頭を下げる。


 神苑に入り、清浄な空気が肺に満ちてくる。なんて気持ちがいい場所なんだろう。

 伏見さんちとは違う、ほのかにあたたかい空気が満ちて気分がアゲアゲになって来た。

コレも初めての経験だな。なんだろうこのウキウキ感は。息がしやすくて、足が軽くなる。


 

「芦屋の神力に似てるな」

「そういやそうだ。お前さんの神名も長くなりそうだなー?」

「いらないよ、そんなの。新米の神が名前をもらうなんて畏れ多いだろ。俺はずっと現世で生きてやっていくんだから、必要ない」

 

「ほー、そういう考え方もあるのかー」

「そーだよ。階位も神名もいらんの」


 サクサクと玉砂利を踏みながら庭園を眺めて歩く。木々がきれいに剪定されて、落ち葉ひとつ落ちてない……砂利も綺麗にならされてるな。

 

 最低限に薄く敷いてあるのは砂利が外に持ち出されないためだ。ズボンの裾やスニーカーの裏に入ってここの砂利を持ち出してしまうから、足が沈み込まない様にしてる。

 気を抜いたところが一つもなくて、すごい場所だ。もっと早く来たかったな。



 

 

「そういやアマテラスオオカミは御神体あるんだよな?合体する前は武器で持ってたんだろ?」

「うん。御神体の八咫鏡やたのかがみ崇神天皇すじんてんのうの娘が伊勢を見つけて返還したんだ。そう考えると俺も天照が降りる時に返したのかもしれない」

 

「ほう……娘?」

 

倭姫やまとひめっていう女性だよ。天皇家が保持してた八咫鏡はニニギノミコトに渡されたものだろ?

 天皇家で持ってるのが恐れ多いって言って、新しく社を建てたのがここだよ。約二千年前の出来事だけど、場所探すのに苦労したみたいだなぁ」

「……智慧の神が止まんねーな」

 

「俺はオタクなの。日本も神様も好きなの。この国に生まれて幸せなんだ。

 日本の先祖代々の人たちが守って来たから、息づく歴史を今でも学べるんだ。死ぬまで勉強したい。凄い国なんだぞ?」

「へーへー、わかったよ。お?また橋があるな、小さいが」



 神苑を過ぎると小さな堀に渡された火除け橋がある。


「明治二十年まではここまで民家があったから火事の予防で作られたんだよ」

「あ、なるほど。おー、ようやく一の鳥居だな」

「木で作られてる鳥居って本当に綺麗だなぁ。朱塗りも素敵だけど、見ただけであったかい気がしてくる」



 

 神苑をぬけて、一の鳥居前に到着。ここには手水舎がある。神宮が右側通行なのは手水舎が右側にあるからだ。外宮が左が通行なのも同じ理由。


 今日はそこでは清めず、鳥居をくぐる。潜ってすぐに参道を逸れて、五十鈴川の河原へ下っていく。

 

 倭姫がここで裳裾を清めたから五十鈴川は御裳裾川みもすそがわとも呼ばれている。

 五十鈴川への石段は桂昌院けいしょういんによって作られたものだ。大奥とかにも出てくる有名な歴史上の人物だな。

 昔はみんなここでお清めしてたんだと思うと、感慨深いものがある。


 

 開けた石段を降りて、川岸にたどり着くと冷たい風が吹いてくる。川の向こう側には木々が立ち並び、澄んだ水がさらさらと静かに流れて……とっても綺麗だ。


「こちらでお清めをしていただきます。お着物はこちらへお願い致します」


 


 川の中に木と布で作られた衝立が建てられている。神々廻さんが足元に折りたたみ式のバスケットを置いてくれた。

 なるほど、全身か。はいはーい。


 普段着を着物に変えてから、靴は真っ黒なフラットシューズを履いてる。こんな風に歩くことが多いから。

 草履は履き慣れなくて足が痛くなりやすいから避けてるんだ。服装に違和感のないものを選んではいるけど、そのうち変えるべきかな。こう言う時にちょっと不便だし。

 

 靴を脱いで、靴下を丸めて中に入れる。羽織を脱ぐと、白石が受け取ってくれた。


 着物の帯を解きはじめたら、白石が俺の羽織で体を隠してくれる。飾り紐も解いて、髪の毛を解き放つ。

 抑制がなくなって体にキラキラの金色がポツポツと灯り始めた。

俺、ホタルみたいじゃない?



 

「全身清めなきゃならんのか?」

「そうなんだろな、わざわざ衝立立ててくれて親切にしてくれてるし、せっかくだからそうしよう。五十鈴川で禊できるなんてありがたやー」

 

「……そう、か。わかった」

 

 帯を解いてスッポンポンになり、川に足を入れる。おーちめたい。

 足元からふわふわ金色の光が川に流れていく。……大丈夫かこれ?俺の神力だよな。この色、害にならない?


 

「問題ないぞぉ。お前の神力は穢れを清めるだろ。本来必要ないけど儀式の決まりってやつだー。白石に依代の仮契約させるなら丁度いい」

「そっか、ヒコが言うなら大丈夫かな。んじゃ遠慮なく」


 川から水を掬って、体にかけようとしたら頭に水滴が落ちてきた。

あれ?今日は雨が降る天気じゃなかったのに。


 


あま御雫みしずくです……」


 神々廻さんが天を見上げてつぶやいた。空がどんどん明るくなってきて、お天気雨が降り出す。

 

 なんか素敵な言葉だな。ただのお天気雨なのに、そう言われるとすごくいいものに思える。神々廻さんに笑顔で応えて、手を広げて雫を浴びる。

禊を手伝ってくれるのか?んふふ。


 

 空から降る雨が髪を濡らして、肌を滑る。さーっと音を立てて細かい雨が体に染み込んでいく。


  

 一応五十鈴川で清めないとだし、川からも水を掬って体にかけた。

天然水浴びだなー。あー、気持ちいい。

 普通に参拝してたらこういう事はできないから、本当に貴重な体験だ。川で全身禊なんて普通は許されないからさ。


 空を仰いで目を瞑る。雨が川の表面をたたき、優しい音で耳を満たしてくる。

 天照がやってくれたのか?ありがとな。正宮で待つ、天照の顔が思い浮かぶ。



 

(真幸、肌をあまり晒すな。我が猿田彦の目を潰してしまうぞ)

(もおおお!妙なヤキモチ妬かないの!全く……)


 雨を楽しんでたのに颯人に邪魔された。あれこれうるさいんだからもう。


 

 髪からポタポタ垂れる雫を絞り、川から上がると雨も上がる。んふふ、おもしろ。

あったかい風がそよそよ吹いて、雫を飛ばしてくれた。


 あっという間に乾いたな。雫が風に乗ってコロコロ転がって行く。

 髪の毛がサラサラしてるからなんなく髪の毛縛りたくなくて、飾り紐を右手に縛り付けた。

親父も、ようやくここに来れたんだな。



 

「お着物を、ご支度させていただけませんか?」

「ほえ?あの……」


 神々廻さんが、着物を掴んだ俺の手を握ってじっと見てくる。

なんでうるうるしてんだ?何が起きた??


「申し訳ありません。お体の傷を拝見いたしました。申し訳……ありません」


「えっ!?どしたの神々廻さん。俺なんかしちゃったか?」


 


 石段にうずくまり、頭を下げる神々廻さんを慌てて起こして、指でそーっと涙を拭う。

何で泣いてるのー。目が真っ赤じゃん。


 

「私どもは、日の本一の神宮に仕えております。まさか、天照大神様がこの世に降りるなど夢にも思いませんでした。

 あの……ご存知だと思いますが、ポヤポヤされている方でしょう?」


「それは仰るとおりですねぇ」


  

 自分の涙を拭いながら、神々廻さんが着物を着せてくれる。

 天照はまごう事なきお坊ちゃんなんだ。月読と違っておおらかと言うかなんと言うか。

 尊厳持った方がいいと思うぞ?って何回か嗜めたことがある。気さくなのは良いんだけどね。人懐っこいし曲がったところがない素直な神様代表だ。


 


「あのお方は、民草を天から眺めるのがお好きなのです。時折、歴史に名高い人物がそのお力をお借りすることもありました。その結果……天照大神様ご自身が悲しむ事があったのです」

「あーそう言うことか。それで神々廻さんが俺を観察してたんですね」


「はい。時の権力者の甘言に騙されることがありました。その結果に涙をこぼすお姿を我々は見ておりましたから。

 依代であるあなたが神であったと聞き、我々の懸念は晴れましたがやはりこの目で見るまでは、と。

 ご無礼とは思いながらも私は……」

 

「ありがとね、神々廻さん」


 苦しそうに言う彼女に向かって、意図せず微笑んでしまう。

顔を上げた神々廻さんは呆然としてる。



 

「天照を思ってくれて、嬉しいんだ。俺も最初は利用してたよ。国護結界をなすために必要だったから。

 清い心持ちじゃなくて本当に申し訳ないけど、天照はもう俺の家族だからさ。なんとなく世間知らずのあいつは、いつの間にか俺の息子みたいな気持ちで見てる。

 高天原にいる時、それはそれは偉そうにしてたけど。いつもは子供みたいに可愛いんだ。素直で、優しくて、なんでも許しちゃう。心配になるのもわかるよ。だから、ありがとう」


 彼女の肩に触れて、雨の滴を乾かす。

 天照は神々廻さんも清めたな。

本当にもう、おせっかいで優しいやつだ。



「はい……。では、参りましょう」


 神々廻さんが頷くのを見て、面映い気持ちになる。

本当に綺麗な心の人だ。こんな人が巫女さんをしてくれているなら、天照も安心だな。 


 背筋の伸びた彼女の背中に向かってもう一度『守ってくれてありがとう』とつぶやいた。


 

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