もう一つの眼鏡

もう一つはエロ眼鏡よ

「え、エロ眼鏡?」

俺は戸惑った。


普通、それはエロいこと考えている眼鏡かけたやつに言う悪口なのだが……。


箱を開けてみるとエロ眼鏡という商品名の眼鏡が入っていた。

いや、ネーミングよ。

もっといいのあるだろ。


そして、手紙の続きを読む


その眼鏡はね、なんかVRだっけ?ARだっけ?

何か模様を読み込むとそこに架空の女の子が出てくるらしいのよ。


たぶん、ARのことだな。


あんたの好きな女の子が出てくるといいね


母より


ここで手紙が終わる。

俺はエロ眼鏡をかけて付属の読み取る模様が書かれた紙を見る。

付属の模様は何ページかあった。おそらく1種類だけではないと思われる。


そして、目の前に

黒髪ロングのブレザーを着た美少女JKが現れた。

「おおー。」


そして、違う模様が書かれた紙を見る。

今度はオフホワイトのワンピースを着たショートボブの少女が横に座っていた。

「めっちゃいいやつじゃん! これ。」


母さん、ありがとう

俺は今までで一番母さんに感謝した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

色眼鏡 @mochizukireirei

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ