義姉の双子に大切な形見を捨てられて俺は壊れた。

第2話

過去編

俺はどんなにクラスから嫌われても頑張れた。

辛かったし、辞めて欲しかったけど、あのストラップ、あの思い出が俺を支えてくれた。

家でもあの姉妹が俺を急に叩いたり、シャーペンで刺したりして来るけど、頑張れた。辛かったけど、

辛い時は何度も何度もトイレに行ってこのストラップを握り締めて、あの時のことを思い出す。

時間があったら図書館で漫画を書く練習もし続けた。

夢もある希望もある支えもある。

だから、俺は頑張れる。

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二人はもう3ヶ月近く寝ている優を見てただ目を覚ますことを祈っている。

そして今回のこと今までずっと虐めてしまったことを深く反省した。

二人は元は今もだが、本当は優のことが大好きで義姉弟であることを利用して結婚したいと思うほどだった。