第3話『その出会い』
「ったく、なーんか今日はついてねえな。」
心と別れた翔太は頭をかきながら、呟いた。
「ってか……さっきのあの声はなんだったんだろうな……」
少しオレンジがかった空を見ながら考えていると、今度は前から翔太を呼び変える声が聞こえた。
また、声のする方を見てみるとそこには……。
「ひ、人魂!?」
翔太は目を丸くして驚いたそれもそのはずそこには橙色の炎が浮かび上がり、話しかけてきたからである。
「宮田翔太、俺とともに世界を守る気はないか?」
は、はああああ!?
人魂の突然の申し出に、翔太は日が落ちていく街で思わず叫んでしまった。
「せ、世界を救うってどういうことだよ……。ってかなんでオレなんだよ!?」
「はあ、しょうがねえな最初の質問から答えて……いや、俺についてこいそうしたらわかる」
人魂は何かを思い出したかのように言葉を切り上げ、どこかに向かっていった。
おい待てよと言い、何かはわからないが何か、大変なことが起こっているそんな予感がした翔太は人魂を追うことにした。
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