第2話 ついに告白!?2話なのに展開早すぎ、、
「俺、カイナのこと好きなんだ」
遂に告白してしまった、、!!俺としたことが、、カイナが可愛すぎて本音が、、
けど、告白したことに後悔はない!!いつ夢から覚めるなんて分からないからこれは正当防衛だ!
一色はカイナに告白したことを後悔しておらずむしろ「このような機会を与えてくれてありがとう神様!!」と思っていた。
「ムイ、、さん?あの、、どうしてそんな急に、、、、」
一方カイナはムイから告白されたことに困惑していた。初めて告白されたのか分からず、顔を真っ赤にしてムイの反応を待っていた。
「ごめんごめん。カイナが可愛すぎて」
一色はカイナの恥ずかしい顔を見て堪能していた。
カイナはムイの言ったことを聞いてそのまま黙ってしまった。
「ちょっとー、私抜きで何話してんのよー?」
この気まずい空気を断ち切ってくるかのようにアリナが話しかけてくれた。
「今、えーと、、、、」
「何ー?私に言えないことでも話してたの?私もムイとそういうことしたいのにーー!!カイナだけずるーい!!」
アリナは二人が自分に言えないような秘密を話してずるいと思っていた。
「ムイは放課後私のところに来るように。ムイに拒否権はありません。」
「は、はい、、、」
一色はアリナの圧にあっさり負けた。
そして、一色は、一日学園生活を楽しんだ。
「来たね、ムイ」
「はい、、俺に何かようですか、、?」
「もちろん、あるから呼んだのよ!」
アリナはそう言って、一色にだんだん近づいてきた。
「私のことそろそろ見てよ、、?」
ムイに近づいてきたアリナはそのまま自分の人差し指をムイの唇に触れた。
まさか、これって、、ゲームにあるアリナのイベント分岐点に突入しているってこと!?確かにこれはムイが、他の女子と楽しく話していたところを見てアリナが嫉妬して放課後呼んでくるってやつだよな、、?
ここで俺らプレイヤーには選択肢が三つあって、それが確か、、
「俺だって、アリナのこと女の子だと思ってるよ、、、」
「そんなこと言うなんてアリナは本当に可愛んだな」
「俺は、、、」
の三つだった気がする。これは、アリナ推しの人達だったら絶対に2番目の「そんなんこと言うなんてアリナは本当に可愛んだな」と選ぶとアリナと学校の放課後でヤることになる。
俺的にはここでヤるんじゃなくて好感度が上がって終わりでいいと思ってるけど、でもやっぱり、エロゲだからこういう展開はちょくちょく入れないとプレイヤーもヌく場面が少なくなるから、評価が低くなるよな。
エロゲつく側も大変だよなー、、、
一色は内心製作者たちの苦労を噛み締めていた。
そんなことは今どうでも良くはないけど、俺はアリナ推しではないからそんな選択肢したらこの先アリナルートに突入する。そしてもう一つ理由があるけど、、このまま黙っていたらアリナに何か勘違いされるから、俺が今すぐ選んで言うべき選択は、、、、
「俺は、、、」
「ムイ、言わなくていいよ。私わかってるよ」
このセリフを言った後、アリナの顔はどこか寂しそうであった。
「でも絶対に、私しか見れなくしてあげるから、覚悟してて!」
アリナは吹っ切れたようなにムイに言った。
良かった、、このままゲーム通りのセリフにして良かった、、、もし自分オリジナルの答えで言ってたらもしかしたら、、、、、
一色はどうしてここまで考えてアリナに言う言葉を選んでいたか、そしてどうして一色は、ここまでいい性格したアリナを好きにならないのか、
それには理由がある。
アリナは諦めず主人公であるムイにアタックしているけど、どうしてもゲームを進めてくた俺だからわかる。
絶対に俺はアリナルートには入らないと。
「今日はもう遅いし私、もう帰るね!」
「そうだな。バイバイ」
一色はそう言って、アリナに別れを告げて帰った。
一色は帰っている途中誰かに尾行されているような感じがした。
これってまさか、、、いやさっき俺は自分にとって正しい選択をしたはずなのに、、だからそんなわけない。よっし、ここは走って逃げよう。
一色はその場を走って逃げた、しかしそれを見た尾行をしている犯人は、、
「ムイはやっぱり足が速いね。本当に可愛い♡今日はここまでにしよ。写真もたくさん撮れたしね♡
待っててね私の王子様♡」
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