ハゲデブニートにさよならを

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ハゲデブニートにさよならを

私には夢がない。

親に反対されてまで入学した大学を中退し、今は工事現場で日雇い労働をしている。

今年で23歳である。

住所は未だに実家になっているが、20歳で家を飛び出してから3年ほど実家には帰っていない。どうして家を飛び出したのかはよく覚えていない。

その時の所持金は数万円のみ。そこからは格安スマホを手に入れ、偶然見つけた工事の仕事を始めた。今日に至るまで工事現場とネカフェを行き来する生活をしている。

毎日ネカフェに泊まると金銭的に厳しいので、夜勤を入れ日中はどこかのショッピングモールや図書館で時間を潰すことも多い。

思えばずっと夢がない。

小学校に通う頃には夢などなかった。勉強も運動も苦手、人と話すのも苦手、何かを作るのも、何かに熱中するのも苦手だった。

中学生になると、自分は陰キャなのだと自覚した。部活に入らないのは良くないと両親に言われて、バトミントン部に入った。私の通った中学校のバトミントン部は陰キャの集まりで、運動神経の良くない人が多く、毎回大会も一回戦負けだった。今思えば結構部活は楽しかった。でも、それが良くなかった。

高校は部活動が盛んなところに進学した。理由は中学での部活が楽しかったからだ。私は迷わずバトミントン部に入部したが、1ヶ月もせずに退部した。高校のバトミントン部はガチだった。大会自体の成績は良い訳ではなかったが、厳しい練習と上下関係、陰キャは私しかいなかった。

そこからは友達もできず、勉強もせず、ダラダラと過ごしていた。受験勉強は周りが必死になりだしてから、やっとはじめ志望校は全滅。最後の滑り止めの名前も知らない大学だけが受かった。両親は浪人でも良いと言ってくれたのだが、いらないプライドが邪魔をして入学した。

大学には陰キャはいなかった。こんな奴らと同じ大学だと思われたくないような人しかいなかった。これなら大学にほとんど行かずにサボっても大丈夫だろうと徐々に大学をサボり出して結果留年した。私はそのまま中退した。

仲の良かった友達がいたこともあったが、今では全員と縁は切れているし、頼る先はない。もちろん恋人もいないし、現状作れるような心境ではない。と言うより今までの人生で恋人がいたことはない。

実家に帰ろうかと思ったこともあるが、両親に合わせる顔がないと感じ足が運ばなかった。そのままズルズルと時間だけが過ぎていった。


今日は夜勤明けで流石に疲れていたから近くのネカフェでシャワーを浴びて寝るつもりだ。私は今回の最寄り駅から汚れた作業着でネカフェを目指す。

ネカフェの隣に献血用のバスのような、人が乗り込める大型車が止まっていた。


「お、そこのお兄さんちょっと体験していきませんか?」


そう、呼び止められた。自分と同じくらいの年齢の男だった。

スタッフと書かれたウインドブレーカーを着ている。普段なら無視するのだが、その日は何故か反応してしまった。


「はぁ」

「これです」


男はチラシを渡してきた。安っぽいチラシだ。


『最新のAIでわかる!あなたの未来〜ミライノコトバ〜』


チラシにはそんなことが書かれている。

私の未来は真っ暗だ。そんなことは言われなくてもわかっている。


「今日初日でまだ空いているのでどうですか?やってきません。ヘッドギアつけて座るだけですので」

「あの、今お金ないんですが」

「無料ですよ、むしろ最後まで体験してもらえれば粗品渡してます」


男は嬉々とした表情で言ってきた。胡散臭いと思った。

ただ、立地も悪くない昼間に詐欺をするとも思えなかった。男は詳しい話もできますよ。と言ってきたが疲れている。話を聞くよりもさっさと体験して、粗品をもらって帰りたいと思った。


「じゃあ、やります」

「ありがとうございます!中にどうぞ。これ事前のアンケートです」


私は男に連れられてバスの中に乗り込む。車内は1人ずつカーテンで仕切られていて、数名分のスペースあるようだ。

私は空いてる座席に案内され男に言われた事前アンケートに記入をした。内容は氏名、年齢、職業、血液型くらいのもので、別段答えにく項目はなかった。


「書きました」

「ご協力ありがとうございます。少し確認しますね」


男は私の書いた項目を確認すると近くに置いてるパソコンに何やら入力している。

事前アンケートの内容に合わせて何か音声でも聞くのだろうか?


「お待たせしました。準備ができたので、今回の体験の説明をしますね」

「お願いします」

「今回はミライノコトバという最新のAI技術をこちらのヘッドギアを装着して体験してもらうイベントです。終了後に再度アンケートを取らせていただきますので、ミライノコトバについての説明は終了後にさせて頂きます」

「はい」

「もちろん、こちらの機器は身体に一切害を与えませんのでご安心ください」


そういうと男はヘッドギアを手渡してきた。ヘッドギアはフルフェイスのヘルメッドの頭頂部にケーブルが付いているような感じだ。


「ご準備宜しければヘッドギアを装着して頂けますか、この先はヘッドギアを付けながら説明できればと思います」

「わかりました」


別にこれが危険だろうとどうでも良かった。

私は言われるがままにヘッドギアを被る。


「こちらの声は聞こえますか?」


男が喋る。ヘッドギア内のスピーカーから男の声は聞こえた。視界は色付きガラスを通して見ているようだ。案外、しっかりとした作りのヘッドギアのようだ。


「聞こえます」

「ありがとうございます。ミライノコトバ起動中は声は外には漏れませんので、ご自由に声はお出しください」

「あ、はぁ」

「開始すると本システムの説明アナウンスが流れますので指示に従ってください」

「はい」

「それではミライノコトバ起動します」


男はそう言うと、キーボードに何かを入力した。

すると周りの音が徐々にしなくなる。そして視界が少しずつ白飛びしていくようだ。眩しくはない、徐々に色付きのガラスが白くなっていくようなそんな感じだ。


『システムはすべて正常です。ミライノコトバ起動します』


ミライノコトバ、適当に参加することになったが、一体何をするものなのだろう。

VRとかそういう技術の体験だろうか?席に案内される間に男が何か言っていた気もするが、聞いていなかった。とりあえず身体に危害を加えるようなものじゃないと言っていたし、さっさと終わらせて粗品を貰って寝よう。


「おい」


急に誰かに呼び止められた。それも先ほどの男のようにスピーカーから聞こえるような声ではない。本当に目の前で誰かが私に話しているような声だ。


「お前だよ、お前に話かけてるんだよ」

「え?」


声の主は少し怒った口調になり、私は思わず声を漏らす。

気づかなかったが、私は目を瞑っていたようだった。私はゆっくりと目を開く。

目の前にはヨレヨレのTシャツに短パン姿の太った中年男性が立っている。実年齢はわからないが少なくとも40代後半か私の見立てでは50代以上だと感じさせる。多少白髪まじりの頭髪は、頭頂部から抜け落ちたのか、すでに波平よりも頭皮をあらわにしている。顔の無精髭は数日間、いやそれ以上の期間伸ばしっぱなしのような感じだ。全身から清潔感の無さを感じる。男の着ているTシャツには見覚えがある。実家に置いてあるはずの、私の中学時代の部活で作った練習用のTシャツだ。


「え、あ、え?」

「あ?何を驚いてるんだよ」


私は驚きのあまり、うまく言葉が出なかった。この中年男性に見覚えはないはずなのに、何故だか知っている気がする。声もどこかで聞いたような声だった。


「誰、ですか?」

「お前だよ。俺は40年後のお前だ」


中年男性は当然のようにそう言った。確かにTシャツは見覚えはある。それに言われると、顔は自分に似ている気がしなくもない。けれど髪はほとんどなく、体つきから見て完全に肥満体型だ。自慢じゃないが、私は肉体労働をしているからか、比較的筋肉はあるし、暴飲暴食ができるような状態ではないからむしろ痩せている方だ。それに20年後、つまりは63歳。私の見立てよりは年上だ。不潔で、デブでハゲではあるが少し若めに見えるなぜだ。


「え、ミライノコトバっていうのは未来の自分と話すってことなのか」

「ミライノコトバか、確かに昔そんな体験したな、言っとくが俺はAIが作ったものじゃない。本当の40年後のお前だ」


未来の自分を名乗る男からはリアルな圧を感じる。とてもAIが生成した物には感じられない。


「中学の部活は何をやってました?」

「あ?バトミントンだよ」


当たっている。もちろんアンケートにはそんなこと一切答えていないし、私の今の持ち物にもバトミントンを連想させるようなものは全くない。


「疑ってるみたいだが、俺は未来のお前自身だ」

「あ、はぁ」


そりゃ疑いたくもなる。太ってデブなおっさんが急に未来の自分だと言われても信じたくはない。それに今はシステムを体験中のはずだ。やはりこれがミライノコトバの内容か?どういう仕組みだがさっぱりだが、今すぐにヘッドギアを外した方が良いのだろうか?


「疑っているところあんまり時間はないからさ、話を聞いてくれや」

「時間ないんですか?」

「あぁ、そこは未来の法律的なところだから詳しくは言えないけどな」


未来の法律?本格的に理解が追いつかない。

これはミライノコトバではないのか?


「今から俺はお前に俺について話をする。よく聞いてほしい。そのために俺はここにいる」


男はとても真剣だった。不思議と嘘は付いてないことはわかった。けれど話を聞きたくないと思った。目の前にいるのが、本当に未来の自分だとしたら碌でもない話だろう。けれど、興味がない訳ではない。


「わかりました」

「俺は今63歳で実家暮らしのニートだ」

「やっぱり」

「お前は半年後の工事中に体を痛めて、実家に帰ることになる」

「半年後ですか」


思ったよりもすぐだ。俺はもうすぐ体を痛めるのか。

それに工事現場で働いてる話からしても、この男は本当に俺なのか。


「あぁ、高速道路関連の工事中だ。それで怪我をしてすぐは貯金で凌いだが、すぐに底をついて、実家に帰った。そこからは親ともまともな会話はなく、子供部屋おじさんまっしぐらだ。そして怪我が良くなっても仕事にもつかず、家でネットサーフィンと動画を見ることしかしなくなる。もちろん金は両親の年金を食い潰した」

「40年間ずっとですか」

「あぁ、最初の数ヶ月はもう一度家を出ようとしたが、その時に親父が倒れてな、タイミングを逃した」

「え、親父倒れたの?」


俺は驚いた。親父は何だかんだ体の丈夫さだけが取り柄の男だと思っていたからだ。

そんな親父は今から一年くらいで倒れるのか。


「そうだよ。あの親父が、だ。幸い2週間ほどで退院したけどな」

「あぁ、良かった」

「それで最近、母さんが死んだよ。数年前から病気だった」

「え......」


不思議と悲しいとかはない。ただ、ショックだった。母さんが死んだ。40年後の未来の話ではあるが、ショックなことに変わりはない。


「親父も病院にはかかっているし、そう長くはない。それでさ俺はやっとさ、自分の人生ってものが空っぽだったと気付いたんだ。嘘だな。もっと早く、多分30歳くらいには薄々気付いていた。このままじゃマズイって、お前はどうだ?」

「え、俺はどうだろう、まだ考えてない。いや、考えたくないと思って思考を後回しにしてる」

「そうだった気がする。まだ仕事をしてた頃は、それ以上を目指すことはなかったけど、先に対する絶望はなかったな」


その通りだ。私には夢がないし、この先の人生に希望は全くない。けれど、まだ絶望するほどではない。だから先の人生を考えたことなどなかった。


「俺はな、親の年金食い潰して、毎日テレビ見てネットサーフィンして、食って寝るだけの人生だ。お前の人生にその日々が40年追加されただけだ。想像してみろ」

「想像も何も......」


想像も何もない。というか本当に俺の人生はそれだけだったのか?


「本当に毎日同じことを繰り返していた。何かを生み出すこともないし、新しい刺激もない。40歳過ぎた頃には新しいことを始めたいと思うことすら全くなかった。最近は親父が死んだら、俺も生きてる意味なんて全くないと思ってる。だから、生きるのを辞めようとも考えた。だけどさ、それをする勇気も覚悟もないんだよな。もうさ、何もない。引きこもってからの人生全てが受動的で、自分から動いたことなんてなかったからさ、もう何もできないのよ。笑えるだろ、こんなおっさん、いや爺さんが」


未来の私は引きつった顔で笑う。私は今、どんな表情をしているだろう。私のこの先の人生は、時間がたた無駄に消費されるだけのロスタイムみたいなものなのか?それを40年。新しい刺激もないし、この感じじゃ友達もいない。趣味もない、ただ惰性で生きる日々を40年、地獄以外の何者でもないじゃないか。


「そうだ、あんたはなんで俺に会いにきた?」


それが一番の疑問だ。ここまでの何もないこの男が、何を思って私に会いに来たのか?


「俺の人生をもし変えられるとしたら、お前だからだ。俺はさ、お前だからさ、夢もないし、今までの人生楽しかったのだって中学の部活だけだったのもわかってる。一度実家で引きこもったら、もう二度と部屋から出られないだろ、俺はさ。そういう人間だろ。面倒ごとが嫌いで、人付き合いが苦手で、好きなことも大してないし、夢も目標もない。それで工事現場とネカフェ移動するだけの日々だろ?でもさ、それでもさ、若いって人生変えるのに一番なんだよ。今のお前は輝いてみえる。過去の栄光なんてないけど、お前は頑張ってるし、輝いてるんだ。俺の人生振り返ると一番いろんなことできるのは今だ。俺はそれを伝えにきた。動くも動かないもお前次第だけどさ、結局動かず俺になるでも良いし、俺が間違った選択だと思うのなら何か変えようと動けよ」


ハゲで太った無職の男は真剣な眼差しで俺に語った。

その言葉に嘘偽りはないだろう。それは自分自身だからだろうか確信が持てた。そして、これから先の人生はある意味で想像するに容易かった。


「安易に俺は変わるよとは言えない。やっぱり俺は俺で、あんたになるのかもしれない。けどさ、俺はあなたの話を聞いて、やっぱり、あなたみたいにはなりたくないと思った」

「それでいいよ」

「だから、多少は足掻いてみることにするよ」

「頑張れ」


ハゲで太った無職の男は少しだけ笑った。


俺はヘッドギアを取った。そこからのことはあまり覚えていない。ミライノコトバのスタッフに何を言ったとか、何を粗品で貰ったかなどは些細な問題だった。

とにかく必死だった。俺は実家に一度帰ることにした。でも実家に戻るからではない。両親と一回ちゃんと話をするためだ。

両親は俺の話を真剣に聞いてくれた。そして両親の勧めもあり、俺はいくつか資格の勉強をしながら工事現場での仕事を続けた。現場が実家から近い日は、実家に帰ることにした。

そして俺は未来の自分の言っていた高速道路関連の工事に行った。最新の注意をした。が、結局怪我をした。それでも実家に戻り勉強を続け資格を取った。親父にもそれとなく、病院への検査を勧め、親父の方は倒れることはなかった。俺は資格を活かした仕事をするために就活をした。結構苦戦したが、最終的にある工事関係の中小企業に内定をもらい会社員になった。そこでやっと自分名義でアパートを借り、本格的に一人暮らしをスタートさせた。慣れない家事に苦戦しながらも、そこからは身体を壊さない程度に頑張って仕事をした。数年働き、真面目に働いたことが評価され、俺は少し上の役職になった。その頃、俺はマッチングアプリや街コンに通い恋活をしてみた。こちらは苦戦が続いた。恋愛経験がなく、異性とのコミュニケーションは想像以上に大変だった。半年ほど頑張ってはみたが、結果は全敗。俺は会社の同僚の勧めで結婚相談所に行き、半年ほど活動した結果、人生初の彼女ができた。人柄がよく、落ち着いている女性だ。俺は彼女と一年ほど交際し結婚した。その後も仕事を半張り順調に昇進した俺は3人の子宝にも恵まれた。俺は夢のマイホームを購入した頃、会社もどんどん成長し、子会社を作ることになった。俺はその子会社の社長に抜擢された。その後も仕事でのトラブルや家族との喧嘩や子供進学など色々なことがあった。けれど俺は全てに前向きに取り組んだ。その結果、不思議と良い方向に進むことが多く、俺の人生は振り返ると常に輝いている。

気づけばあれから40年が経った。俺はそろそろ社長を引退し、妻とゆっくり老後を過ごそうかと考え出した。子供達もそれぞれ自分の人生をしっかり歩んでいる。若い頃の俺のようなことにはならず、皆頑張っている。そういえば、昔であった俺と今の俺は似ているのだろうか?急に気になった俺は鏡を見てみる。そこには年相応に老けた初老の男性がいる。髪は白髪になってきたが、しっかりと生えているし、毎朝のランニングの成果か引き締まった肉体だ。あの時、未来から来たと言ったハゲて太ったニートの姿はない。俺は変われたんだ。


「はい、お疲れ様でした」


急に視界が真っ白に変わる。


「え?」

「ミライノコトバ終了です」


私はバスの座席に座っていた。


「え?妻は、あれ会社に行く時間だったはず、え?」

「大丈夫ですか?」


目の前には見覚えのある男性がいる。とても心配そうに私を見ている。


「あ、はい」


私は男性に連れられ、次のテーブルに進んだ。


「こちら終了後のアンケートです」


男は私に紙を渡してくる。そこには音量や映像の見え方、感想など書かれている。


「え、今までのは全部夢?」


私の頭はやっと現実を理解した。私が頑張って、順風満帆な人生を送っていたのは夢だったのだろうか。というか、アンケートの内容的にあのハゲて太った未来の自分と出会ったのも、全て夢.......?

全身から、力が抜ける。まるで人生を一度終わらせてきたような喪失感だ。私はアンケートを適当に書いてスタッフの男性に渡した。粗品はボックスティッシュだった。

私はその足で実家に戻ろうかとも思ったが、もう疲れていたしやめた。私はネカフェへ行き寝た。

それから、結局実家に帰っていない。もう一度頑張って夢の人生を歩みたいとは思うが実家に足を運ぶのが何か嫌だった。

そして私は高速道路関係の事故で怪我をした。私は実家に帰ってきた。

やはり、あれは夢ではなく、実際の私の未来なのだろうか。でもどこからが夢なのだろう。そんなことを毎日考えている。今日で実家に帰ってきてから10年が過ぎようとしている。親父は結局倒れたし、私の体重は日に日に増していくばかりである。

私は結局、ハゲで太った引きこもりになっていくのだろうか......。

あぁ、そんな自分にはさよならをしたいものだ。

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