二つの尻
お尻フリフリ〜♪
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今日も私は至福の時を楽しんでいる。
「マジに真顔だね」
美青年が何か言っている。
「真顔なんですよねぇ」
いつもよりよそゆきの口調だがいつもの声音。落ち着く。
だが、心を躍らさせてくれ。
「前を向いてくれないか?」
尻が隠れる。
股間を見る趣味はないッ。
「ハイハイ。分かりましたぁ」
「
二人、仲が良くなってる。
私の少し前を並んで歩いてくれている。
心の友よ、グッジョブっ。
並ぶお尻。オケツが二つ。揺れる尻!
ぷりぷり、フリフリ……
嗚呼、鷲掴んで、頬ずりしたいッ。
その尻肉に挟まれたいッ。
やはり美尻だ。
パンと張りがあって、きゅっと引き上がって、いい尻だ。
ーーーーー気づかなかった。
何故だ。
今まで、なぜ気づかなかったんだ?!
ここに美尻が二つッ。
二つもあるではないかぁぁぁぁああ!
ぷにっと柔らかそうに形のいい丸いお尻。
心臓がやばい。痛い。早鐘。
隣りのお尻とは違う趣き。
コレは乗り換えるかという程のお尻だ。
嗚呼、いつも横を歩いていて、気づかなかったのか。
み…なんと言ったか。兎に角、『美尻1号』ありがとう。君のお陰で気づく事が出来た。。。
揺れる尻をガン見してたら、講義室に着いてしまった。
心臓は幾分落ち着いた。
いい眺めであった。。。
その二つの尻に挟まれたい。
尻相撲の間に入りたいッ。
わちゃわちゃなりたい。
間近で尻を愛でたい。
ケツ圧を感じたいッ。
「オイ。真顔具合が、なんか凄みが増してるが、何を考えてる?」
美尻が去っていく。中に友人を見つけた様だ。
「またねぇ〜」
軽やかに手をる振りつつ去って行く。
「おぅ」
友人が対応していた。
「嬉しくてな。発見だ」
「それは良かったな。なんか背中がゾクゾクするな。風邪かな…」
「それは良くないなぁ」
「今日はバイトなんよなぁ」
「…頑張れ」
「おぅ」
友人が寒そうに自分の腕を摩ってる。
尻を摩ってるやろうか?
手がワキワキしてしまう。
んー、どう伝えるべきか。
『お前の尻に突っ込ませろ!』
ん?
何を????
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