第12話 部活見学

 最近の学園の放課後は部活の勧誘で賑わっている。戦闘希望者が多いこの学園でも部活というものは存在する。部活と言ってもほとんとがサークルみたいなものである。通常の部活みたいに全国を目指すとかガチガチにやっているわけではない。本業の合間の息抜きとして、友達が作りにくいこの学園で誰かと触れ合うコミュニティの場所として所属するのが主な目的だ。この学園で友達を作ろうとすれば部活に所属するのが手っ取り早い。


「今日も盛んに行われていますね。ま、部活動をする気はありませんが」

「わたくしもですわ。この学園には戦う力を鍛えに来たわけですもの。ただでさえ夜月様に負けているというのに他のことへ時間を割く余裕などありませんわ」

「そうは言ってもなあ、この閉じられた学園でずっと三年間一人で頑張っていくというのは辛いと思う人も大勢いるんだ。小波だって夜月との関わりがないまま三年間ひたすら頑張るのは厳しいだろ?」

「それもそうですわね。このように喋る機会がなければ、他人との喋り方や接し方を忘れてしまいますもの。そういう意味では重要な活動ということかしら」

「今日はトレーニングも軽い日だし、来週からは決闘が本格的に始まっちまう。その前にどんな部活があるかぐらいは把握しておいてもいいんじゃねぇか?」

「私は別に見学しなくてもいいです。基本的にトレーニングに時間を使いますし、人との関わりも八雲先輩や綾香先生がいれば満足です。先輩が卒業した後の一年間は紬が楽しませてくれることに期待しましょう」

「そ、そう言われると責任重大に聞こえてきますわね。まあ、わたくしも現状で満足していますので特に見学する必要はないかと思いますわ」

「そんなことはない。君たちに役立つ部活がどこかに存在するはずだ。一緒に見に行ってみよう」

「……いきなりなんだよ荒武」


 どこからともなく颯爽と現れたのは、俺の友人にして決闘研究会期待のエース、荒武颯であった。荒武も部活の勧誘をしているのか入部求むと書かれた看板を手にしていた。


「この学園の部活は大会こそ出場しないがレベルは高いものとなっているんだ。基礎的な体力や運動能力が決闘にも関わっているのは君たちも知っているだろう。見学して損はないはずだ。ちょうど僕は休憩に入るところだったんだ。僕が部活を案内しよう」

「残念だが、二人とも乗り気ではないんだとよ。二人の入部は諦めてくれ」

「荒武先輩がそこまで言うなら断れませんね。少しぐらいなら見学してみましょう」

「決闘研究会というものまであるんですの? それはちょっと気になりますわね。わたくし、小波紬と申しますわ。案内してくださります?」

「良し決まりだね。僕は荒武颯だ。よろしく頼むよ。それではついてきてくれ」

「何で俺じゃなくて荒武が言うとすんなり行こうとするんだよお前らは……」

「「なんとなくです(ですわ)」」

「よし、俺も案内してやろう。場所は決闘場だ。体調悪くしてくるから首を長くして待ってろよ」

「荒武先輩待ってくださーい」

「さ、先を急ぎましょうかしらー」

「……ぐぬ、ぐぬぬぬぬぬぬぬ……お前ら、覚えてろよ」


 後輩だというのに昨日まで怖がられていた小波にまでこの態度。荒武、俺も案内してくれ。先輩の威厳を取り戻せる部活に。


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「まずは文化部からだね。一応こっちも紹介しておくよ。気に入るものがあるかもしれないからね」

「こんな学園ですから、文化部はないと思っていましたよ。結構あるんですね」

「ずっと体を動かすだけじゃ気が滅入るって人もいるからな。こういう全く別のことをして息抜きをしたい人も大勢いるんだよ」

「美術部、演劇部、合唱部、写真部、映画部とバラエティ豊かですね。あ、軽音楽部もあるんですね」

「へぇー面白そうですわね。わたくし、こう見えてギターを弾けるんですのよ。バンドは少し興味を惹かれますわね」

「意外だな。小波はヴァイオリンとかピアノとかが得意だと思っていたよ。両親に習わされたりしなかったのか?」

「いえ、わたくしの好きなようにとのことでしたので、ギターにしましたわ。バンドを組んで演奏というのも一度は憧れるものですもの」

「私はピアノが得意ですね。家でやらされたのもありますが、私も好きでしたので長続きしていますよ。こっちに持ってこれなかったのは残念でしたが……先輩もピアノ得意でしたよねー?」

「得意じゃないわ! ギターもベースもピアノもドラムも全然得意じゃないわ! 俺もバンド活動とか憧れてたのに、どうしてこうも上手くいかないんだ……」


 ピアノとは俺の家で物置の番人をしているものの名前である。誰しもピアノやギター、ベースやドラムのかっこいい音楽を聴けば、俺もやってみたいと憧れたことがあるだろう。そして、中には実際に買ってみた人もいるのではなかろうか。

 ……で、その中のほとんどが全然上手くできなくて一か月もしないうちに諦めちゃうんだよな。そのほとんどの一人が俺でございます。音楽理論は分かりません。右手と左手が別々に動かせません。作曲のセンスもありません。コードってなんですか?

 その他の楽器も夜月家に借りて演奏したことがあるのだが、どれも上手くいかずにすぐに投げ出してしまった。音声合成ソフトも使ったが、完成した作品を見て嫌になり止めてしまった過去を持つ。

 俺は将来作曲してみんなに知られる音楽を作るんだと夜月に豪語していたことは秘密にしておいてほしいものである。


「あ、天文部もあるんですわね。わたくし、星見をするのも大好きなんですの! その点、ここは星が良く見えますので、いい場所ですわ」

「ここは近くに山もあって、星見をするのには最適だからな。高性能のカメラがあれば、幻想的な写真も撮れるぞ。やっぱり、小波も流星群とか見に行くのか?」

「……ご存じですか八雲様。流れ星が現れてから消える前に願い事を三回唱えると、成就すると言われているんですの」

「うん? あれ、デジャブかな? それで、小波はどうしたんだ?」

「流れ星がいつ現れてもいい様に、ずっと、力、力、力って呟き続けていましたの。これが一番効率がいいんですわよ!」

「……へ、へえーそうか。ソレハシラナカッタナ。イイジョウホウヲキケタヨ。アリガトウ」

「なんで片言ですの? わ、私だって変だとは思ってますわよ!」

「いや、いいんだ。小波は小波の道を進んでくれ。夜月、行こうか」

「……そうですね。行きましょう」

「うん、今度は運動部を案内するよ。それじゃあ……行こうか」

「なんでそんな憐れむような目で見るんですのー!! お待ちくださいませー!!」


 もし、小波と八重先生が一緒に流星群を見に行ったら、彼氏、力という言葉が永遠と聞こえてくるのだろうな。一体それのどこにロマンがあるのだろうか。小波の進む道は八重先生という道に続くのかもしれない。

 俺はただでさえ、夜月というボケまくりキャラを抱えているんだ。これ以上、ツッコミの負担が多くならないことを願うのであった。


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「いよいよ次は運動部だね。こちらの方が文化部よりも盛んだ。戦闘希望者のほとんどは体を動かすのが好きな人たちだからね。こっちの方が性に合うものも多いかもしれない。しっかりと見ておくことをお勧めするよ」

「私は中学生の時も部活には入っていませんでしたが、部活は先輩後輩関係が大変そうですよね。しかも、部活内では仲良くしていてもそれ以外だと一切関わりがない気がします」

「大学とかだとそんなことはないんだろうがな。一緒に遊びに行くってこともあると思うし。けど、ここの部活も大学みたいに先輩後輩仲良く遊びに行く感じだと思うぞ。何より、近い関係の存在が珍しいからな」

「それも悪くないとは思うんですけど、どうしても実用的なことを考えてしまう私に問題があるかもしれませんね。あ、気球部とかもあるんですね。私気球なんて目が悪い人しか見る機会がないと思いましたよ」

「そんなわけねぇだろ! お前が言ってんのは眼科に行ったら最初に見せられ奴だろう! 実物とは関係ねぇわ!」

「眼科と言えばこんな話がありますわね。ある人はとても目が悪かったんですが、ある時眼科の先生が嬉しそうに喜んで話しかけてきたそうですわ。話を聞くと、自分が使っているコンタクトレンズの度数が強い製品を新たに開発されたそうで、これ以上目が悪くなっても大丈夫ですよと言われたそうですの。それがわたくしの父ですわ」

「それは喜ばしいことなのだろうか? みんなはメガネもコンタクトも使用していないから分からないね。というよりここら辺の部活に興味があるのかい?」

「「いえ、まったくです(ですわ)」」

「そうか。それなら他のところを見に行こうか」

「……俺も荒武みたいなスルースキルが欲しいぜ」


 その他にもサッカー部や野球部、テニス部や陸上部といった運動部を見に行った。どれも面白そうではあるものの、入部をするまでには至らなかった。結局みんな基礎的なトレーニングをするのであれば、部活に入らずともいつも通りでいいということになり、俺たちは最後に荒武が所属している決闘研究会へ赴くことになった。


「ここが、決闘研究会だ。みんな戦いをするのが大好きな連中だからね。君たちとは気が合うと思うんだ。時間はたっぷりある。ゆっくりとくつろいでいってくれ!」


 そこは高校生の部室というにはあまりにも広く、まるでオフィスとトレーニングジムと決闘場を一つにまとめたようなものであった。部室内では戦闘の研究に勤しむもの。トレーニングジムで鍛えるもの。決闘場に入っていくものなど、様々な人が活動に取り組んでいた。


「最後に本命を持ってくるとは荒武も強かだよな。今までの部活と比べるとここだけレベルが違うっていうのがはっきり分かっちまうんだからよ」

「そうですね。施設の充実差がこれまでの比じゃありませんよ。よくぞ、まあこんな部室を作ってもらえたもんですね」

「そこはやっぱり他の部活と比べて、これはれっきとした戦闘授業の延長線上にあるものだからね。ちなみにこの部活に入れば戦闘ポイントも多少はもらえるようになるよ。戦闘の基礎を学んでいるということで許可が下りている。人数も前年度は総勢百人以上もいた、この学園の中で一番多い部活だ。結果を出している人も多いため、学園からの支援も手厚いんだ」

「これは嵌められましたわね。これを見せられてしまえば興味が湧いていしまうのは仕方のないことですわ。魅力的すぎて困りますもの」

「今日は獅子王ししおう先輩はいないのか? いるんなら挨拶だけしときたかったんだが」

「残念だけど、今日も柊一しゅういちさんは会長と戦っている。あの人のことだ。今は会長に執着しているが、時期に夜月くんも目を付けられると思うよ。あの人、クールな感じで戦闘には熱い人だから」


 決闘研究会の部長こと獅子王柊一ししおうしゅういちは言わずと知れた有名人だ。夜月が入学するまでは一年のころからずっと会長と張り合っている人であった。会長が一位で部長が二位、二人は暇さえあれば日常のように毎日戦っている。会長は自分と張り合う人が嬉しくて、部長はただ会長に勝つために毎日研究をして挑み続けている。

 そんな中に突如として現れた期待の新星。それも、いつも自分と戦っている会長が自分よりも強いと判断した人間。いずれ戦う時が来るだろうな。俺は荒武と友人のこともあってかよく気に掛けられていた。必要なら鍛えてやると会うたびに言われているが、俺のスキルのことは知ってるんだろうか。


「戦闘の研究って一体どういうことをしているんですの? 相手の戦術の研究といった感じかしら?」

「それに加えて、相手の得意な対面、不利な対面といったことを研究している。もちろんこの研究会同士のメンバーで決闘することもあるから、仲間であり敵でもある。ルールとして自分が研究して手にした相手の弱点といった情報は共有してはいけない。状況にもよるけど、破れば最悪退部だ。これはチーミングを防ぐためだね。いくら所属していればポイントがもらえると言っても、それは微々たるものであり、部活は個人の自由だ。だというのに、チーム一丸で相手を対策すれば、この部活に所属している人が有利になりすぎる。ただ、相手の情報は教えられないけど、上達したいことがあったら仲間がトレーニングに付き合ってくれることもある。あくまでよりよい環境を与え、競い合う仲間を手にすることがこの部活の目的なんだ」

「なるほど、私としてはここの部長さんが気になりますね。会長と張り合おうとするような人はそうはいませんから」

「会ってみたいかい? 会長が公表している予定通りなら柊一さんはもう三十分もしないうちに帰ってくると思うけど。それまでトレーニングルームでも決闘でも好きにしていても構わないよ。どうするかい?」

「ではお言葉に甘えて、部長さんが帰ってくるまで待っていようと思います。トレーニングルームを使わせていただきますね」

「私もそうさせていただきますわ。シングルの方には一度会っておきたいですもの。部長さんはどういった方なのかしら?」

「そうだね。簡単に説明するなら、見た目はクール、中身は熱血だね。あってみれば意味が分かると思うよ」


 俺たちは部長が帰ってくるまでトレーニングルームで待つこととなった。……うーん、めっちゃ見られてるな。他にも見学者はいるが、一年生で部長を超えた生徒と編入生に勝った最弱はとても注目を集めている。小波も一年生で学年八位を取るほどの実力。部員のみんなは話しかけたそうにしていたが、荒武の客ということで丁重に扱われているのか視線だけが集まっていた。小波は緊張しているのか動きがいつもより固くなっている。


「あなたたち、この状況でよく普通に過ごせますわね。わたくしはくすぐったくてたまりませんわ」

「私はこういうの慣れてますから、今に始まったことじゃありませんしね」

「俺もこの見た目で夜月の隣にいると自然と注目を集めるからな。慣れているとまではいかねぇが、気にはならんな」

「ただいま、今帰った。こっちの方は異常なかったか?」

「柊一さん、お疲れ様です。見学に来ている方が十数名ほどいるくらいですね。それと、柊一さんに会いたいという方が三人ほどいます」

「俺に会いたいやつ? ふむ? なるほど、そういうことか」


 シルバーの髪色をした、凛々しく大人っぽい顔立ちの男がこちらに近づいてくる。その目元にある泣きぼくろが妖艶な雰囲気を漂わせていた。


「俺の名前は獅子王柊一、この決闘研究会の部長をやっている。よろしく頼む」

「獅子王先輩。お疲れ様です」

「八雲、お前は俺から話があるから後だ」

「へっ?」

「私は夜月咲耶と申します。よろしくお願いします」

「わたくしは小波紬と申します。よろしくお願いしますわ」

「二人とも知っている。俺を超えた一年生に、学年で一桁台を取った一年生だな。今日は部活の見学か?」

「はい、会長と張り合っていると言われている獅子王さんに一度会ってみたかったものでして」

「ふっ、張り合っているといってもずっと負けっぱなしだ。今日もまた一敗してきたところだしな。俺に会いに来たということは早速決闘の申し込みか? 俺は今からでも構わない」

「いえ、止めておきます。今日はそのつもりで来たわけではないので」

「わたくしもですわ。シングルの方に情報なしで挑むつもりはありませんもの」

「そうか、それなら仕方がない。情報が欲しいというなら俺のスキルだけ教えておこう。俺のスキルは【夜明けを待つ人デイブレイクスモーカー】。火属性の使い手だ。興味があったら早めに言ってくれ。俺は基本帝人に挑み続けているからな」

「「っ!」」


 淡々とした口調で自分のスキルの詳細を教える獅子王先輩。二人とも呆気にとられた顔をしていた。気持ちは分かる。普通は自分のスキルの詳細なんて相手に有利を取られるだけで教える意味はないからな。

 だが、獅子王先輩は属性使いでシングルまで上がった猛者だ。その力に初見殺し性能はなく、単純な力と練度だけでこの位置にいる。ゆえに、戦う機会が設けれるなら、それでいいんだろうな。

 戦闘希望者はもれなく戦闘が得意で好きな人たちだ。戦闘狂しかいないのは自明の理ではある。見た目がクールで中身が熱いとはそういうことだ。


「それよりも八雲だ。お前、編入生に勝ったんだってな。おめでとう」

「いやー、ありがとうございます。なんとか勝ててよかったですよ」

「【不調で絶好調ダウナーズハイ】というシングル並みの魔力を出せるスキルを隠し持ってたそうじゃないか」

「はぁー、ばれてるんですね。耳が早いことで」

「八雲、俺は嬉しいんだよ。俺がお前に声をかけていたのは颯の友人だからじゃない。その体格と筋肉、魔力の練度。スキルさえまともであればシングルに、俺に並ぶ逸材だと思っていたからだ。そして、目をつけていたのは帝人も同じだった。そのことと、俺に並ぶ可能性が証明されたことが何よりも嬉しい。お前が今日ここへ来たのは入部するためじゃないのか?」

「いえ、俺は夜月の幼馴染なので」

「となると、お前を勧誘すれば、もれなくその二人もついてくるのか。一石三鳥とはこのことだな。八雲、この部活に入れ。そうすれば、俺に、帝人に勝てる男に仕上げてやる」


 ……獅子王先輩の戦いを見たことがあるが、体術は夜月をも凌ぐ。直接鍛えてもらえれば、強くなれるのは確実だろう。しかし、まだ自分にはやるべきことがある。


「申し訳ないですが、今はお断りします。まずは、自分のスキルと向き合わなければならないので。それが終わって手詰まりになったら、どうかよろしくお願いします」

「ふっ、そうか。面白いな、やはりマルチホルダーだったか。強くなるのに近道はない。地道に頑張ってみろ。必要となればいつでも手を貸してやる。俺もお前に期待をしているぞ」

「はい、ありがとうございます」

「期待しているのはお前たちもだ。この部室も必要ならば好きに使え。強い奴がこの部活に関わってくれるのはこちらとしてもありがたいからな。所属していなくてもある程度自由が利くように俺と荒武でなんとかしよう」

「ありがとうございます。ちょくちょく顔は出すように心掛けておきます」

「というよりも八雲様、マルチホルダーでしたの? あなたも意外と得体が知れませんわね」

「そうなんだよ。八雲くんは僕と同じでマルチホルダーなんだ。どんなスキルがあるのか気になるよね!」

「えっ? 荒武様もマルチホルダーですの?」

「……ふぅー、おい、颯。そんな話は一度も聞いてないぞ。お前、今から俺と決闘だ。もう一つのスキルを見せてみろ」

「おや? 自分のことになると、どうにも口が滑っちゃうな。分かりましたよ柊一さん、よろしくお願いします。みんな今日の案内はここまでだ、また明日」


 荒武は無理やり引きずられるように獅子王先輩に決闘場へ連れていかれた。越えなければいけない壁が多数あることを思い知らされると共に、厄介な人たちに期待されていることを嬉しく思うのであった。

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