本で機嫌を取るのか、取られているのか

 1月#日

 なんとかやらなくてはいけないことを終わらせたので、残りの時間をゲームをして過ごした。なので、特別書くことはない


 1月“日

 この日は書くのをすっかり忘れていた。次に書く小説の打ち合わせを夜にしたので、そのまま寝てしまったのだ。時間が掛かってしまったがジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』を読み終えた。この一文を読むために、長い道があった。私は、中身がよく分からなくても、どこかに良い一文があれば好きになってしまう。専門用語が多くて理解が追い付かなかったので、勉強が足りないのだと思う。


 1月&日

 書く、髪を切る、書く。の一日。朝起きた時に室温が高いからと、腹にカイロを貼らずに外に出たら、雪が降っていた。自転車に乗ると普通に寒い。いつもは貼っているのに貼らない日に雪が降る。大体そんなもん。


1月?日

この日もまた忘れていた。中山七里『境界線』を読み終わって、次の積読に取り掛かろうと阿澄思惟『禁録:document』を寝る前に読み始めたのだが、怖くて断念。前書きにこれは、本当の証拠です。出来る限りそのまま載せました。と書かれていて、私はそういう系統のホラーがかなりダメなので、一話読んで決めようと一話を読んだ(これも、小説ではなく日記のような文章じゃない羅列が並んでいて、怖いのであまり思い出したくない)そして、一話目の最後に「探しています」と書かれた顔写真が載っていた。少し顔の辺りが湾曲していて、それと目が合ってしまい、もうそれ以上読むのを止めてしまった。その日、夜中にトイレに起きてしまったので、夜にホラーを読むのは止めようと思う。


1月/日

 あまり人に対して腹が立つ! ということがない。というか、人間との関わりを仕事以外で極力作らないようにしている。大体、一人で完結できる趣味ばかりなのでまあ困らない。そうした鎖国状態で腹が立つ事案が起こってしまった。私はそのことが起こった時、腹が立ってまあ普通に落ち込んだのだけど、滅多にこういう感情にならないので今日の日記にこの気持ちを書き記しておこうと思った。

思ったのだが、返却期限を過ぎた本を返しに行ったら、ずっと気になっていた本が置いてあるのを偶々見つけて、抱きしめて小躍りしていたら忘れてしまった。


中山市郎『なまなりさん』を読了。実話ベースのホラーならなんとかとおもって読み切った。これは、呪いの類だったのでなんとか……。


1月#日

 ハズビンホテルの最新話が更新されていたので鑑賞。パイロット版の推しはアラスターで、(なぜなら絶対的強者だから)一話目からかなりの供給があって飛んでいたのだけど、突然五話で主人公であるチャーリーとその父ルシファーの前で「パパと呼んでくれ」と言い出してきてかなり困惑した。あと、VOXが来ている。掛け合いでTVスターなのに七年も姿を現さなかった宿敵アラスターに対して突然語彙力がなくなるところが愛おしい。正直全員を愛しているので幸せになってほしい。特にエンジェル……。


1月%日

 S・A・コスビー『黒き荒野の果て』を読了。元、アウトローの黒人ボーレガードが生活困窮のためにその世界に舞い戻るが、仲間が皆どうしようもない人間ばかりで失敗。ギャングに追われることになる。設定はありきたりあのだが、力強い筆致で描かれるカーレースが特にいい。映画化が決定されているそうなので楽しみだ。

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