一歩、踏みだす

古 散太

一歩、踏みだす

目に見える何かが変わるわけじゃない

身のまわりが変わるわけじゃない

誰かが変わるわけじゃない

どれだけ待っても何も変わらない

ぼくが一歩踏みだすとき

具体的に何もできなくても

想像だけでも一歩踏みだす

疑う気持ちを手放して

自分を信じる

その瞬間から変わりはじめる

それは波紋のように広がり

誰かを 身のまわりを

目に見えるものを変えていく

ぼくの一歩は

これからの人生への宣戦布告

ぼくは歩きはじめる

希望と信念を友として

ぼくは一歩踏みだす

望んだ人生を味わうために

ぼくは歩きつづける

期待は何も招かないから

ぼくはまた一歩

力いっぱいに踏みだす

近くの人たちが変わっていく

身のまわりの様子が変わっていく

目に見えるものすべてが変わっていく

信じているのはどんなときも自分

ありとあらゆるものに感謝しながら

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