あれ?決闘は?

 図書館を使うために『本喰いの魔女マーキュリーに決闘を申し込みに来た…までは良いのだが

(入った瞬間に即死級の魔術が飛んでくるらしいけど…)

 シトリンに言われたことを気をつけながら図書館の扉へ手をかける。

 ギィィィィと甲高い音を鳴らしながら扉が開いき、足を1歩前にだした瞬間…

 バチッ!

 と音がし、足を引っ込める。次の瞬間には足があった位置は黒く焦げ、雷が落ちたかのような痕になっていた。


「おいおいマジかよ…こりゃヤベェな。」


 そう言っていると、頭上からゴォォォォォ

 と音がする。そしてその音が鳴り止んだかと思うと…目の前で爆発が起き、そこには1人の少女が立っていた。


「誰?!」

「こっちのセリフです。あなたこそ誰ですか。ここにはシトリンとカレン以外住んでいないはずですが。」


 冷たい返信が返ってくる。

(もしかしてこの子が…)


「…マーキュリー?」

「おや?何故私の名前を?」

「僕は数百年前からお世話になっているフィルと言います。名前はシトリンから聞きました。」

「ふむ。それで、要件は?」

「勉強のために図書館を使わせて欲しいんです。」

「あぁ、いいですよ。」


 そっかぁ、やっぱりだめかぁ、なら決闘を申し込まないと…ん?今なんて?


「い、いいんですか?」

「そう言っていますよね?1回で分かってください。それでは、私は本を読んでる途中なので。」

「え、あ、ちょま!」


 それだけ言い残してマーキュリーは飛び去ってしまった。







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 えちょまです

 モチベなくて書けない

 次回から勉強回

あと新作書いた

https://kakuyomu.jp/works/16818023212158403730/episodes/16818023212190196159

それじゃ









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