43.空振りのプロ
私が軽く説教じみたことを言うと綾目はまた気合いを入れ直してゲージに入っていく。
……確かに気合を入れるのはいいことだけど、なんか空回りしそうで怖いな……。
そう思いながら私はバッティングケージに入っていく綾目を見ているのだった。
~四十分後~
「ずーん…………………………………………………………………」
綾目はさっきより落ち込んでいた。…の数が前より増えてるし。
あれから綾目は他のバッティングをやったけどどれも全然駄目で結局最後まで空振りをしていた。
いや、前の時は全部空振りだったし少しは成長してるのかな?
でも今回のバッティングの内容を思い出してほしい。
全部空振りなんだから成長も何もないよね。
はぁ……、これじゃあ本当にリベンジ失敗で今日が終わりそうなんだけど……。
私はそんなことを思いながら綾目に声を掛けようとしたが前のほうから人が近づいてくる。
見た目的にそこまで年齢は離れてないと思う。同級生か一つ上ぐらいだろう。
っていうかこの人どこかで見たことがあるような……?
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綾目の運動神経そこまで悪くないんだけどなぁ。
なんであそこまで空振ることが出来るんだろうか?
予約投稿忘れてましたーーーーー!!!
本当にすみません!!!!
次からは無いように気を付けます!
新作投稿しました!
『高嶺の花の華雅さん。クールそうに見えて実はただのコミュ障』
https://kakuyomu.jp/works/16818023212794002568
ぜひ読んで見てください!
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