32.愚痴
課題をやり始めて数時間、綾目の課題も一区切りついたので休憩がてらに昼食を食べようという話になり二人で昼食を作った。
綾目も一人暮らしをしてるので料理とかの基本的な家事はできるらしい。
実際一緒にご飯作れたし。
でも綾目が包丁持ってると何か怖いんだよね……。
なんでだろうか?
そんなことを考えつつも二人で昼食を作り食べていると綾目がため息をつきながら愚痴をこぼす。
「はぁ〜、今日はなっちゃんと一緒にいろいろして遊びたかったのに〜」
「課題やってなかったんだから仕方ないでしょ、それに遊びたかったならなんで課題してなかったのよ?」
「それは、その〜……」
綾目が言葉に詰まる。
「なっちゃんと名取さんの関係についていろいろ考えてたら課題のこと忘れてたなんて言えない……(小声)」
「なんて?」
「う、ううん!別に何でもないよ!そ、それより昼食もう食べ終わった?」
「え?うん……」
「じゃあ洗い物は私がするよ!!!なっちゃんは休憩してていいから!」
そう言って慌てて食器を持っていく綾目。
何か話をはぐらかされた気がするけど……。
まぁ、そんなに大事なことでもないし気にしなくてもいいか。
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新しい知識
綾目が包丁を持つと何故か怖いらしい。
どこで使うんだろこの知識……。
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『高嶺の花の華雅さん。クールそうに見えて実はただのコミュ障』
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