第5話 私のスイーツ事情
脱砂糖を始めてから約三年。
砂糖を我慢するのはとても大変です。
料理で砂糖を使うのは仕方ないとしても、一通りのスイーツはNG。頑張った自分へのご褒美と思っていたものがことごとくNG!
美味しい紅茶と嗜むスイーツのコンボに至っては、カフェインも含まれているから最も禁忌です。
多くなくて良いの。小さなケーキで良い。なんなら、ドライフルーツでも良い!そう思っていました。
なお、ドライフルーツは、砂糖不使用のものは食べて良いと言われてます。
手軽に手に入るドライフルーツは、プルーン、マンゴー、アプリコット、無花果、レーズン、あたりでしょうか。ちなみに、レーズンは小粒なるので、贅沢に10粒くらいまとめて口に入れると、満足感が増します。
ちょっとお値段が高くなるけど、デーツ(棗椰子)はオススメですね。あんこのような味がします。あんこ好きは絶対好きになります!
無花果はあの粒々が苦手な方もいるでしょう。ソフトタイプの方が食べやすく、甘味もより感じると個人的には思います。
と、今では、だいぶ砂糖不使用のドライフルーツにも詳しくなりました。でも、脱砂糖を始めた頃は、好きなオレンジや生姜のドライフルーツを食べられなくなった!と絶望したものです。
最初の一ヶ月は、一週間に一度くらい……とか、甘えてスイーツも食べてました。家族も「いつも我慢してるんだから、たまにはね」と買ってきます。
我慢と思うと、なおさら食べたくなります。
不思議なことに、甘味を食べると、かかりつけ医にバレるんですよ。見事に、甘いもの食べたでしょって言われます。
例えそれが、豆大福一個だとしても。
食べてないときは、一言も聞かれないんです。脈の調子や肌の調子、お腹の調子……色々総合して、バレちゃうのでしょうかね。
◆
かかりつけ医に「お祝いの時や、友達とでかけた時、誰かと楽しむスイーツだけにする」と決めると、頑張れるよと言われ、まず一ヶ月、本気でスイーツを断ちました。
すると、不思議なことに以前食べたことのあるスイーツと同じものを食べたら「こんなに甘かった!?」と思えるくらい、強烈な甘味を感じました。
人の口は甘味にも慣れるんですね。
その慣れが、もっと甘いものを欲してしまうのかもしれません。
最近、また気持ちが緩んでスイーツの誘惑に負ける日もあるんですけどね。今日も頑張って、誘惑と戦っています。
完勝は難しいですが、健康のために一進一退の攻防戦といった感じです。
負けるのは、一ヶ月に一回を目指しています。
なお!
果物や焼き芋など、素材そのものを楽しむ甘味は問題ないです。ただし、熱帯地方の果物は身体を冷やしやすいから食べすぎに注意だと、かかりつけ医に言われました。果物は、やっぱり日本で採れる時期のものが身体に良いそうですよ。
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