第5話

 学校の義妹は超機嫌が良くなっている。


 「どうしたの?ゆず壊れたの??」

 花見さんが心配している。


 「実はね、夢でお兄ちゃんに会ったの」


「やっぱり壊れたのね」

それはそう思われるは


 

そして、義妹が夢で見たことを話す。


 「夢でね。ねぇその話が本当ならさ、今も私達を見ているってことだよね」


「そうだよ」


「ふーん、ねぇ私さアンタのお兄ちゃんの恥ずかしいことを知ってんだ。」


「えっ?何それ??」


「例えばね、たまたま、たまたま帰り道に猫を見つけてね」


 それは、まさか


 「その猫を追いかけようして」


「うんうん」


「おっと見守ってるなら、このあとは言えないな」


「えー!なにそれ」


「でもな、私達のことを本当に見てるなら言えないな、あっでもも、言っちゃおうかかな」


「えー、教えてよ」


「どうしようかな、明日気分次第で教えてあげる」


 「そんなぁ」


 あれは、言われたくなかったら、私に会いに来いと言うメッセージだ。


ーーーーーーーー

 花見さんの家


 花見さんを追いかけて来たけど、まさか花見さんの家に義妹以上に俺の写真が貼ってあるとは


 恐ろしい、だが夢の中に入らないと、バラされる。


 「もし、本当にいるなら、言わないと明日バラすからね」


脅された。


 入るしかなさそうだ。でも義妹以外に入れるのだろうか?やってみないと分からないか。



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