第10話

 (3話に戻る。)



はぁー、思いっきり言ってしまった。


 けど、流石に限界だった。

 

 壊れたペンが視界に入る。


 

 

 楽しかった思い出が汚れていくような感覚がする。


 

 流石にこれは許せることじゃない。


ーーーーーーーー


 「ご主人様、なんでも出来るから私たち甘え過ぎたね」


「うん、流石にあれを見てわたしも反省した」


「・・・謝ろう」



3人は反省をしていた。


 「とりあえず、新しい住所にいきましょう」


「そうだね」


「・・・」


そして、3人は新しい住居に行った。


 3人は一人暮らしようとは思えない広さに驚いていた。


 「ねぇ、もしかしてここの部屋がご主人様の新しい部屋なんじゃない?」


「あ、そうかも!!」


「・・・」


3人の部屋に近い、もう一つの部屋を見つけた。そこは表札が無く、まだ誰も住んでいなさそうだ。


 



3人の予想は当たっていたが、

ーーーーーーーー


 もう、あの3人とは住める気はしない。勿体無いけど、あの部屋はそのまま売ろう、いや、そういえば


 うん、その子に渡せたら渡そう。


 とりあえず俺は別な所で暮らそう。


  今はない、実家に近いところで

ーーーー

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