第7話

起きて、部屋の料金を払いホテルを出ると、


「優、酷いじゃん」


そこには元カノが居た。


「どうしてここに居るんだ」


「言ったじゃん!!お金ないって!!」


「そんなの!!俺からしたら知らないよ!!」


「助けてよ!!彼氏にお金を使って今ないんだよ!!」


本音が出た。


「このままじゃ、家に帰れないよ」


「・・・彼氏に金を貰えよ。」


「もう、別れたよ。だから、助けてよ」


早過ぎろ。


「いや、俺だってもう元だろ。」


「元でも、このデートは彼氏じゃん。」


言ってる事が意味がわからない。


「とりあえず、友達呼んでなんとかして貰えよ」


「めんどくさいよ。」


「それくらいしろよ。」


「いいじゃん、これでも愛し合った仲なんだしぃ!!」


「知らないよ!!」


俺は元カノを振り切った。

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