第2話

過去編

小学生頃、春はとても怒られた。

理由は間違えてゲーム機を持って来たことだった。


春「なんで、みんなして、みんなして」


優「あ、こんな所に居たんだ」


春「何!!アンタ!!私を馬鹿にしに来たの?」


優「違う、違う!先生も含めて酷いなって思って」


春「・・・味方してくれるの?」


優「うん、俺も先生嫌いだし、それに仕方ないじゃん間違えたんだから」


春「そうよ!!わざとじゃないもん!!」


優「そうだ!!そうだ!!つかそもそもさ」


春「何?」


優「先生がゲームの楽しさを分からない方が悪い」


春「いえてる!!」


優「それに、学校でゲームダメなのも分からない」


春「それは、ゲームしかしなくなるから」


優「それが何が悪い!!」


春「でも勉強もあるし」


優「なら、おかしいよね」


春「なんで?」


優「なんでって、春が頭がいいからだよ。」


春「・・・っ」


優「やっぱり、先生は嫌いだからゲームをやらせたくないだけなんだよ。」


春「でも、友達と遊ぶとかも」


優「別にゲームも遊びじゃん」


春「確かに」


そして、俺たちはむしろゲームを隠れて持ってくるようになった。


_________


学校 2話の続き


春「ねぇ、優。許してよ」

許さない。


優「・・・」


夏「いいじゃん、ゲームなんだし」

俺たちはゲームで出来た関係だろう。


優「・・・」


春「もう、私たちが怒っちゃうよ」

怒りたいのはこっちだよ。


夏「そうだよ、あーもう、私達は新しい人の一緒に楽しんじゃうもんね」


元からその気だろう。


そして、二人は不機嫌そうにさった。


ーーーーーー


春「ねぇー、優。機嫌戻してたさぁ」


優「・・・」


夏「そうだよ、戻しなよ」


優「直しても俺はチームには戻れない。」


春「そ、それは・・・そうだけど、」


夏「ほらでもリアルは関係は続くじゃん」


優「リアルでゲームをするんだ。前にそう言ったろ。夏」


夏「そんなこと言ったけど、今はもう高校生だしさ、リアルとゲームの判別を付けようよ」


春「うんうん」


尚更孤独に感じて来た。


もう考え方も変わってしまったのか、


俺もゲームが全てとかそう言うこと言いたいんじゃない。


「優!!」「また行っちゃった。」

俺はまた二人を置いて走った。

ーーーーーー


ーーー

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