第4話 「芸術は形象による思惟である。」

  「芸術は形象による思惟である。」


  ベリンスキー(Vissarion G. Belinskii)

  ロシアの文芸批評家。ドイツ観念論に学び、文学の持つ社会批判の役割を重視、後の急進的な文芸批評の先駆者となる。著「ゴーゴリへの手紙」「プーシキン論」など。(1811~1848)


こんな言葉は、アメリカ人や韓国人にとっては全く意味不明であり、無用の話です。

アメリカ人(インディアンは除く)というのは「モノ・カネ一点張りのプラグマティズム(実用主義・合理主義)」ですから、芸術とか思惟・哲学なんて不要。そういう価値観で、第2次世界大戦終了後から世界を引っかき回して来たのです。ですから、何でも「壊して再建する」というマッチポンプスタイル。アメリカでは「スクラップ&ビルド」と言うそうです。



レプリカント(アンドロイド)としてのアメリカ人


米映画「ブレードランナー」で、猶太人は「肉体的には頑健で、それを作った猶太人と同じくらい頭が良い、しかし、過去の記憶のないアンドロイド」としてのアメリカ人を描きました。

確かに、アメリカ人とは、建国以前の記憶がない。ナイフやフォークの扱い方から、家族や友人・恋人との付き合い方、ものの考え方、何から何まで猶太人が与えた知識や情報に基づいて「人間らしく振る舞っている」、まだ完全に人間になり切っていない生き物。


第二次世界大戦直後、そんなアメリカ人を見た欧州人(特にフランス人)は、「人間もどき」と言って彼らを笑いました。「巴里のアメリカ人」という映画はそれをアメリカのハリウッド(猶太人)がミュージカル仕立てに作ったものです。

(アルゼンチンと同じで)第2次世界大戦で国土が焼け野原になっていないから、カネがある。だが、無骨で横柄でマナーがなく品がない。「ヤンキー・ゴーホーム」という言葉は、そんな「田舎の土地成金」に対する侮蔑の言葉でした。

米映画「バス停留所」も、そんなアメリカ人の、やんちゃで世間知らずで強引で傲慢な男が、美女(マリリンモンロー)に恋をするドタバタ喜劇(ロマンス)映画でした。



レプリカント(アンドロイド)としての韓国人


韓国人(百済と新羅)も、そんなアメリカ人と全く同じです。

中国のおかげで日本よりも早く国家の体裁をなしていたにもかかわらず、2,000年のむかしから、1910年日本に併合されるまでの間、ずーっと「貴族と乞食」の二分社会で運営されてきた為、周囲の国々(中国・高句麗(北朝鮮)・日本)に大きく後れを取ってしまった。日清戦争(1894~95年)で朝鮮に行った私の祖父の祖父が「原始人のような社会」を見てびっくりしたという。


当時の朝鮮(今の韓国あたり)では、住民の1%の貴族だけが人間らしい生活をし、残りの農奴というか奴隷たちは、(夏は)おっぱいベローン、おちんちん丸出しで生活し、原始人のようだったと。

そんな朝鮮の貴族たち(両班りゃんぱん)は、毎年中国からもらえる莫大な量の貢ぎ物(中国という国は、手向かいせずに恭順の意を表する国に対しては、もの凄い援助をした。)はすべて貴族独占。99%の「国民」は、教育も受けさせてもらえず、ただただ働いて貴族に貢ぐだけの存在でしかなかったのだそうです。

物の本によると、殉教精神旺盛な、かの19世紀のキリスト教宣教師たちが「話にならん」といってさじを投げた(布教を諦めた)、とか。

私の父の朝鮮体験記


1923年(大正12年)、私の祖父一家が今のソウル(から二つ目の駅)近郊で、日本軍によって建てられた靴工場に工場長として赴任しました。住まいは、かつて貴族の住んでいた豪邸で、この村の500戸(約1,500人)で唯一オンドル(朝鮮の暖房装置。床下に煙道を設け、これに燃焼空気を通じて室内を暖める。)が完備されており、井戸があるのもここだけでした。


日清戦争時に比べれば、日本統治によってずっとマシになっていた(多くの貴族は追い出され、一部の貴族だけが日本の軍部や金持ちに貢いで貴族を続けていた。)とはいえ、この村には学校もないので、文字(朝鮮語)を読める人が7人しかいなかったそうです。


日本統治になって朝鮮全土に学校が建てられ、そこで日本語を「強制的に学ばされた」と、韓国人らしい被害者面(ひがいしゃづら)をする人がいますが、私の祖父たちの経験からすれば、99パ-セントの「韓国人」が文字を知らないのですから、はじめから日本語を教えた方が、彼らにとっても楽で幸せだったのです。日本語ができれば、勉強できる、ものが手に入る、憧れの日本へ行ける、等々、良いことずくめだったのですから。


それまでの2,000年間、一切何の教育もせず、韓国の貴族たちは99%の国民を放っぽってきたので、言葉は疎か、何の知識もない。平安時代に朝鮮使節団が日本へ来て水車を見、朝鮮に帰国後、それを作らせようとしたが作れない。結局、日清戦争で日本人が来るまで、水車や馬車の車輪は中国からもらっていたのだそうです。


私の祖母は、3ヶ月間かけて500戸の家を訪問し、彼らの生活を観察しました。

なにしろ、貴族(両班りゃんぱん)によって2,000年間、愚民政策(為政者が民衆を無知の状態におとしいれて、その批判力を奪おうとする政策)に曝されてきた人たちですから、人間としての知識というか知恵というものが一切ない。ある意味で、動物のように人なつっこいし、逆にもの凄く残虐でもある(犬や猫を平気で食べる)。

日本で、小学生5人を出刃包丁で刺し殺した男や、19人もの老人を介護施設で殺した男、埼玉県警の警察官で、女性関係のもつれで拳銃でめった打ちにして殺害した男とは、そういうマイナスの血を受け継いでいるのでしょう。(台湾の新聞では、3名とも韓国名の記載がありました。)


私の父は当時12歳、日本から送られてきた食料や衣料、薬等の荷物を持たされて、母(私の祖母)と毎日家々を回ったそうです。

父が言うには「朝鮮人の家は、とにかく臭い」ということでした。

彼らの家にはトイレ(便所)がない。冬はもの凄く寒いので、家の中でお椀やドンブリに大小便をして、それを翌日、窓から捨てる。すると、凍らないうちにそれを犬が食べる。そして、犬がうんちをすると、すかさず豚が来てそれを食べる。

2,000年間、なにも教わっていないので「衛生観念」なんていうものが全くない。


私自身も家のトイレが水洗になったのは中学生の頃で、それまでは家でも学校でも駅のトイレでも汲み取り式ですから、「臭い」のには慣れている。父の代は、日本の家の周りにあちこちに肥溜めがあり、野菜には人糞を使用していたのですから、なおさら臭いものには強いはずです。

ところが、そんな父でも「鼻が曲る」ほどの臭さで、気を失いそうだった、と。

なにしろ、家族全員が部屋でうんちやおしっこをして、それが一晩中臭気を放っている。そんな生活を何十年・何百年も続けていれば、家中に臭気が染みつくのです。

しかも、用便に使用した食器を、洗濯・行水などをする川から汲んできた汚い水で、チョコッと洗って、食事に使用する。だから、皮膚病の住民が多かったそうです。


祖母は武士の娘でしたから、嫌がる父を叩いて連れ回したそうですが、彼女自身は決して嫌な顔をしたり、臭いと言ったことはなかったそうです。


3ヶ月後、祖母が村民たちに指示というか提案したのは、

① 食器と便器を別にすること。

② 食事の水は井戸の水を使用すること。

でした。

その後、丘の上にある父の家は、井戸の水を汲む人で行列ができたそうです。


しかし、そんな祖母の行為と、工場長の祖父の、やはり朝鮮人労働者に対する日本人と同じ公平な扱いに対し、警察からけしからんと再三注意を受けたにもかかわらず、祖父母はそのやり方を変えなかったので、祖父は警察でリンチを受け、尚且つ職を解任され、それから数年後には、それがもとで下半身不随になりました。また、丘の上にある家も追い出され、朝鮮人たちと同じ、川沿いの家に(終戦まで)住むことになったのです。

失業した家を助ける為に、私の父は機関車の釜焚きとして14歳で働きに出、姉(私の伯母)は(現在の)ソウルにあった日本料理屋の下働きをすることになりました。

売春は幸せという娘たち


伯母が働いていた日本料理屋の隣は芸者置屋(芸娼妓を抱えておく家)で、しょっちゅう、朝鮮人の女衒(女を遊女に売ることを業とした人)に連れられて、地方から若い女の子が来ていたそうです。大体、女の子とその父親に女衒という3人で来るのですが、日本と違うのは、3人ともハッピーということでした。

日本では、父や母が泣いて娘に別れを告げるのですが(イタリア映画「道」でもそうでした。)、韓国の場合、置屋からカネをもらった女衒は喜び、同じくカネをもらった父親も喜び、売られた娘も、美味しいものを食べて綺麗なものを着れて大喜び。

これには、当時、少女であった伯母はビックリしたそうです。家族の愛というもが無い、というわけではないらしいのですが、韓国人というのは恐ろしく希薄なんだな、と。

芸妓になって何ヶ月かのち、店の前で会ったそんな娘の何人かと話をすると、「男と寝て良い生活ができるという夢(希望)」は、「両班りゃんぱん時代の朝鮮」でも同じ。両班の妾は優しくしてもらえないが、日本人の男は優しいからずっと良い、ということでした。


40年以上昔ですが、ニューヨークで仕事があった時に(希望するお客さんには)韓国人経営の売春宿へ行きましたが、そこの女の子も同じことを言ってました。

(私がアメリカへ赴任した1986年には、AIDS(エイズ)が、ちょうど昨今のコロナ騒ぎと同じく世界中で大騒ぎになっていたので、女の子と個室へ入ってもコーヒーを飲んで話をしていたのです。「エイズが恐くて女が抱けるか !」という名言を吐き、毎週ニューヨークへ通っていた、当時のボストンにあった、或る運送会社の現地支社長がいましたが。)


韓国人の女の子たちは、日本人のことをお兄さんと呼んでいました。韓国人というのは、その昔、日本列島から渡ってきた日本人のことであり、いわば弟だと。

「夢は何?」と聞いても、「ハッピーになること」としか答えがない。お互い英語が下手ということもあるでしょうが、彼女たちには具体的な夢というのがないようでした。

また、女性を選ぶために、入店すると初めに通される大きなフロアーには、韓国人の男性が何人もいましたが(いわゆるヒモ ?)、彼女たちは異口同音に「韓国の男は働かない」と言ってました。


沖縄(那覇)の安宿(一泊1500円)には、昼過ぎに起き出し、カップ麺を食べて3時頃から化粧をし始め、夕方クラブ(主に米国軍人が客)へ出勤、という(観光ビザの)韓国女性が何人もいました。

数年前に行ったイタリアのベニスでも、同じような風情の韓国人女性たちを見ました。

私は今までに韓国映画を何本か観たのですが、どの女優も悲しそうな目をしている。あれは、役柄や個人的なものと言うよりも、彼女たち民族の(歴史に由来する)のではないのだろうか。


「韓国の女」というのは、男以上にたくましいけど悲しい心を持っている。いまの日本の政治屋のような男たち(何ら建設的な仕事ができない。自分たちで問題を起こしては、それを解決するフリをして時間稼ぎをする)ばかりでは、確かに苦労する。その苦労が彼女たちを強欲ババアにし、或いは悲しい目の女性にするのでしょう。

マッチポンプ・スタイルの韓風日本


2024年1月現在の日本は、自分たち政治屋が問題を起こし、それを仲間の政治屋が会合を開いて議論をする、なんていう茶番劇を繰り返している。 「過払い金が返ってきます」なんて言うのも、いかにも韓風や政治家(官僚)の考え出しそうな「被害を作っておいて、後から救済」という、やはり「マッチポンプ式スタイル」。


韓国人(貴族)というのは、愚民政策(為政者が民衆を無知の状態におとしいれて、その批判力を奪おうとする政策)の元、2000年間「政治をするフリだけ」でしたから、水車ひとつ作れない国になってしまった。まこと、建設的なことができない人たちなんですね。

この彼らの習性(民衆を無知にしておくことで、マッチポンプというあからさまな不正を行なう)によって、日本の政治・経済・文化はずーっと足踏み状態というか、どんどん退化しているように、ジジイの私には見えて仕方がない。

**広辞苑でマッチ‐ポンプを調べると、


「和製語。マッチで火を付ける一方、ポンプで消火する意。意図的に自分で問題を起こしておいて自分でもみ消すこと。また、そうして不当な利益を得る人。1966年の政界の不正事件で広まる。」


とありますが、2024年の今でもこのスタイル、という事実に驚かされるというか笑えます。


2024年1月12日

V.2.1


簡潔な話は常に内容がより豊富で、強い感銘をよびおこすことができる。


ゴーリキー

 → 「日本昔話」



事実はまだ真実の全部ではない。それはよく精錬して、そこから芸術の本当の真実を引出すべき素材にすぎない。


ゴーリキー



  「人民はすべての物質的財貨を創り出す力であるだけではない。それは精神的財貨の、ただひとつの、汲めども尽きぬ源泉である。」


ゴーリキー


  上記の意味に於いて、韓風日本に芸術はない。

  政治・安全装置社会

  安物の三文芝居でしかない。

  社会装置の暴走

「安全」であるはずの、政治家・警察・マスコミが暴走始めた社会

アメリカでも英国でも同じだが、日本の場合、脚本家と監督、そして役者全員が韓風の人間もどき(韓風レプリカント)であるがゆえに、その脚本はお粗末・演出は陳腐、そして役者が下手くその極み。


安全なモーテルに殺人鬼が潜んでいる。

かわいい小鳥が人間を襲う。

安全な警察が、善良な市民にとってもっとも危険な存在となる、という恐怖

裁判官がセクハラする。

弁護士が人をだます。

  

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