第2話
直ぐに転校とは行かない。
残念ながら、学校の先生が転校のことを教えてしまった。
「よみ!!アンタ転校するの??」
幼馴染に迫られる。
「そうだけど、」
「なんで、急に、あと何で今まで言わなかったの?」
「どうでもいいかなと思って」
「はぁぁ??」
「だって、俺のことはただ虐める対象で、引っ越してもどうでもいいでしょう」
「そんな訳ない!!」
一体どこまで俺を虐めたいんだ??
「わざわざ、アンタと同じ学校に行けるように勉強したのに、こんなの意味ないじゃん」
そこまで??俺を虐めるために??転校尚更したい。
「そうなんだ。」
としか言えない。
「そうなんだ、じゃないわよ!!転校先で誰かと、付き合ったりとかしたら許さないから」
あれ?普段なら、アンタモテる訳ないじゃん、って言うけど少し違う。
「私も転校してやる。それまで新しい人間関係を作らないでこっちみたいにボッチで居なさい」
とても不穏な言葉を聞いたが、そんな簡単にコロコロ転校出来る訳ないと信じるしかない。
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「お兄ちゃん、転校ってどう言うこと??」
今度は妹だ。
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